2026/10/09

カザフ/キルギス/タジキの3スタン旅(その8 アルマトイの近郊リゾート、そして帰国)

10日目、アスタナから寝台列車でアルマトイに入りました。
15時すぎの到着でしたので、まずは宿にチェックイン。1泊して11日目深夜(12日目早朝)の便で帰国します。
この間、前回行けなかった市内の一部と近郊のコクトベの丘やシンブラクリゾートを訪問します。



宿へ、その前に交通カードで悩んだ話

アルマトイ2駅で列車から降りて、メトロのRaiymbek Batyr駅に向かいます。メトロはあとから出来たので普通なら鉄道駅に接続していそうなものですが、なぜか1キロも離れています。駅前からバスも沢山でているのですが、一度メトロに乗ってみたかったのと、旅の初めに買った交通カードONAYカードにチャージしたかったからです。

この国、アスタナでも大いに困ったんですが、バス路線が発達しているのに支払いはアプリのQR決済かプリペイドカードのみ、現金もクレジットカードも受け付けてくれません。そのプリペイドカードですが、売り場が見つからない。アスタナではLRTとバスの共通券はなく、LRT(電車)のカードは駅で買えたものの、バスのカードはついに買えず仕舞い。アルマトイの場合、ONAYカードという共通のカードがあり、旅のはじめにホテルで教わってわざわざバス停前の売店まで行き買えていたのですが、1回分の料金しかはいっておらず、チャージしないと使えません。ネット情報によると空港、メトロの駅、バス停、商業施設などに置かれた専用端末でチャージできる、というのですが、それなのにチャージできる機械がどこにも見あたらない。

そういうわけで、地下鉄の乗り場ならチャージする端末がおかれていると思って来たのですが、見当たらず。聞いてもないという。メトロは券売機で都度支払えばのれるけれど、これではバスを使えない、困り果てました。

ところが、そばに並んでいる売店にないかと、覗きながら歩いていくと、誰かが追いかけてきて、May I help you.

困っているらしいのを見かねででしょう、青年がわざわざ追いかけてきて、聞いてくれる。ONAYカードにチャージする場所を探していると伝えたら、スマホを取り出して、なにやら操作、さあチャージできましたよ、お金はいらない、プレゼントだとのこと。流石に受け取ってもらいました。すごくすごく助かりました。ここでも、アスタナでも、随所で親切を受けました。この国、絶対発展する。

そういえば、キルギスやタジキスタンでも、言葉は通じにくいですが、親切な人が多い印象です、ヨボヨボのジイさんだから憐れまれたのかもしれませんが。








さて、まずは宿にチェックイン

旅のはじめでホテル2泊していますが、今回は趣向をかえて、ゲストハウスに泊まります。ネットの口コミも良いし有人なので安心、出発時間まで荷物をあずかってくれることも確認済みです。

宿最寄りのAbay駅で下車します。ここは、チャリン渓谷ツアーが発着した場所のそばです。ここから宿まで1.7キロとのことなので、街の様子をみながら宿まで歩いていったんですが、馬鹿な選択でした。途中小さな公園があったり、住宅が並んでいたりして、それなりに楽しめたのですが、結構な上り坂が続いていたんです、これには参りました。

道路のどん詰まりにある独立家屋で、何組か泊まれる部屋と共有スペースがある、シンプルながら居心地良い宿でした。



コクトベの丘で夕陽を鑑賞

荷物をおいて、コクトベの丘に行きます。「青い丘」という意味で、この街のランドマークのひとつ、遊園地、テレビ塔や展望台が設けられ、市民が大勢訪れる名所です。ロープウェーがでていて乗り場は徒歩圏内です。

料金は往復で1万テンゲ(3500円)片道6000テンゲ、ちょうど夕暮れ時で夕陽の下に町並みが広がっていました。さほど高い丘ではないので、時間があればぶらぶら歩いて下ることも可能、また、乗合バスも往復3000テンゲ、片道2000テンゲで運行されているようです。

名所なので子供連れの地元民?国内の観光客?外国からの観光客など大勢おとずれていました。でも、朝日、夕陽の時間帯にいくのはそれだけの価値がありますが、正直なところ、3500円の値打ちはない、昼間ならバスで上って徒歩下山というのがおすすめと思いました。















標高3200メートル、シンブラクリゾートはお勧め

午前中ゆっくりして、昼前にシンブラクリゾートに行きました。中央アジア有数のスキーリゾートだそうで、メトロAbay駅附近から12番のバス一本でいくことが出来ました。

30分ちょっとで終点Medewに到着。ロープウェーの乗り場は100メートルほど離れた一つ手前のバス停にあり、殆どの人がここで降りていきました。

Medewにはスケートリンクがあるので、行ってみたのですが(左の写真)、夏季休業中でした。そのためか、ここからでているというシンブラクリゾート行のエコバスやタクシーも姿形なく、あきらめて少し下ってロープウェー乗り場に行き、そこからゴンドラに乗りました。

ここの料金は3基のりついで往復12000テンゲ、(片道7000テンゲ)、これで標高3200メートルの地点まで行けるのですからコクトベのロープウェーと比べると、格安です。







1基目の終点、お店がたくさんあり賑わっていますが、ここから更に上に行きます。




その上、もう一つ乗り継ぐと、標高3200メートル。雪をいただいた山が直ぐ側に見える絶景の地です。







頂上で小一時間ほと休憩、フィリピンから来た若いカップルと写真とりっこしたりして、楽しく過ごすことが出来ました。

市街地散策

再び、バスにのって市街地に戻りました。バスは往復とも満員、人気のほどがわかります。終点まで行って、そのあたりから徒歩で南下していきました。

まず行ったのが、アルマトイセントラルモスク、そのあと、そばにあるゼリョンヌィ・バザール(Green Bazaar)を訪れました。

さい




ジャランジャランジャパンという名の店に入ったら、日本の古着が沢山ならべてありました。状態がよく人気のようで、店内には何人かの客が品定めしていました。












更に南下、「28人のパンフィロフ戦士公園」を訪れました。旅のはじめに泊まったホテルのちかくで、その時もちょっとだけ寄っただけでよく見ていなかったの、再訪というより初めての訪問に近い。この公園は1941年11月、モスクワ近郊でドイツ軍の戦車部隊と戦い、犠牲を出しながらも食い止めた第316師団(パンフィロフ少将率いる)の28名の兵士にちなんで作られたもので多数のモニュメントが並べられてあります。右の写真は、そのそばにある、民族楽器博物館。




左は軍事歴史博物館





長い壁には、戦士たちへの感謝の言葉と永遠の命を願う言葉がかかれているようです。





左側は 旅のはじめにも訪れたゼンコフ教会、そのそばにあるロシア料理レストランでウォッカとボルシチを食べました。







宿への帰りがけに共和国広場を通りました。

左は市庁舎、右はIndependence Monument (Golden Warrior Monument)独立記念碑です。この種のものいたるところにありますね。市庁舎(Almat House)や中央博物館がライトアップされていました。





国立中央博物館、右の像にはヌルギサ・ディレンディエフと書かれていました、この国の代表的な音楽家のようです。軍事関係の銅像ばかりじゃないんですね。




宿までの途中にあったショッピングモールです。




宿であずけてあったバッグ回収、YandexGoで空港へ。空港で残金を米ドルに両替、全て順調、出国手続きはややスローでしたが無事帰国便に乗り込めました。

ということで、列車や飛行機に乗り遅れそうになるなどヒヤリハット多々ありましたが、無事3カ国の旅行を終えました。

訪れた国それぞれ、経済規模も産業も異なるのですが、同じ中央アジアにありキリル文字を使う国々ということで、印象が入り混じっています。共通して言えることは、 

・自然豊か、水も豊富ながら禿山が多く、草原、沙漠の国、緑豊かとは言い難い。
・街では道が広くて街全体が整備されている。ゴミもおちておらず、車が歩道で停まる、特にカザフスタンでは自主的に停まるなど、マナーが良い。よくマネージされている。
・世界を席巻している英語圏ではなく、どこも英語単語さえ通じない人が多い。
・人々は愛想良くないが親切。治安もよく危険を感じることはなかった。 
国境付近では色々あるようですが、このところ政治が安定して平和が続いているから? 

そうそう、帰国してから、成田空港ーアルマトイ間のエア・アスタナ直行便が就航することになったとのニュースがありました。週2便ですが、この地域が近くなりますね。

帰りの便は、アルマトイ0:05発、アスタナ航空KC909便で韓国仁川着9:40INC、それから9時間後の18:30発のアスタナ航空OZ108便に乗り、21:00に成田帰着 

【番外編:韓国インチョン】

ついでに、韓国仁川、新浦国際市場(シンポ・クッチェシジャン)の写真をつけておきます。

乗り継ぎ時間が9時間もあったので、たっぷり見て回るつもりで韓国のSIMを買ったり、ウォンへの両替をしていたのですが、思ったより遠い。人気店には行列が出来ていたりして、とてもゆっくり見学、食べ歩きをすることなど叶いませんでした。別の機会に訪れたいと宿題ができました。








以上でおわりです。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。