2026/08/09

ボルネオ島3ヶ所を巡る(その4 クチンのサラワク文化村でのんびり)

(その2)では、2日目、3日目のクチン街歩きにつきご報告しました。今回は、2日目の午前中に訪れたサラワク文化村訪問の様子をレポートします。

宿そばの点心店で朝食、Grab(配車アプリ)で、サラワク文化村(Sarawak Cultral Village)まで行きました。約35キロ、40分も離れたところです。ちなみにタクシー代は2500円、格安です。

サラワク文化村に入村

サラワク州はマレーシア全体の37.5%の面積を占め、日本列島・本州の半分強の広さをもっています。人口は約250万人、27の民族がいて、最大民族はイバン族(28%)、マレー系(24%)、華人(22%)、以下、ビダユ族、オラン・ウル族(ケニャ族、カヤン族、プナン族などを含む)、メラナウ族となっていて、先住民族たちは狩猟採集と漁労を生業としてきていました。彼らの主は宗教はキリスト教のようです。

ここの売りは、イバン族、ビダユ族、メラナウ族、プナン族などこの地の主要7民族の伝統的な住まい、伝統菓子などを味わえることで、入場料は一人155リンギ(約12400円)、午前中をここで過ごしました。。

9時の営業開始直前に到着、係員と思しき人達が、10名前後、朝礼のようなことをしていて、その後、吹き矢の練習をしていました。のちほど民族ショーでも見ることになりますが、結構な距離があるのに的確に的を得ています、さすが。

結構広い面積、入口に地図があります。左回りに、楽器展示館、Iban Longhouse, Penan Hut, Orang Ulu Longhouse, Parang Ilang Making Hut(武器になる刃物を製造)、 Sago Hut、Melannau Tall House、 Top Spinning Arena(?), Malay Town House(お金持ちの家のようです), Chinese Farm House と回っていきます。

まず楽器を展示している小屋からスタート。各民族の楽器が並べられていますが、民族ごとに大きな違いがあるような、ないような。山の民と海辺の民、当然ことなるのでしょうけれど。



右はビダユ族の、サトウ絞り機だという解説がついていました。




メモしていなかったので自信がないですが、順路から言うと、Penan Hut、プナン族のお家?





多分Olang Ulu族のロングハウス。これも含め、以下、どれがどれだか、不明、ひたすら写真をはります。


右のオジサンは、三味線のお化けのような楽器を作っていました。もちろん道具は電動工具です。




左に見えているのはメラナウ族のタワマンかな。




右のおばちゃん作ってくれたサゴで作ったパンケーキ、美味しかった。(有料です)
下の写真は、Melanau族のTall Houseかもしれません。サゴの採り方を教えてくれました。サゴヤシの幹から削り出すのだそうです。







右の写真は、Runah Melayuと、書かれていますが、訳すとマレーハウス、豪邸で中のちょうどもデラックスです。





これはもちろん華人の家







民族舞踊ショーを鑑賞

一通り見たあと、一旦文化村を出て、向かいにあるビーチを散策、このあたり、ゴルフ場やリゾートマンションが並んでいるようです。

伝統舞踊ショーが始まる少し前に、文化村に戻りレストランで腹ごしらえ、ショーを見学しました。踊りのほか、出初式みたいの演技や、吹き矢の実演がありました。後ろのスクリーンでは各地の写真を映し、観光に力を入れていることが伺えます。






市内に戻る、グラブの運転手に感謝

ショーが終わったので旧市街に戻ります。

文化村に来る時、Grabのドライバーさんから郊外で迎えに来ようとの提案がありました。聾唖の方だったのですが、スマホの翻訳機を使って、帰りの車が見つからないから、予約したほうが良いとのこと。真面目そうな方だったのですが、ボッタクリじゃ嫌なので、帰りの料金も往きの料金+若干のチップを提案したら、それで良いとのこと。迎えの時刻を2時間後の11時過ぎに、と言ったら、11:30から伝統舞踊ショーがあるから、その後が良いとの提案、いちいちごもっとも。文化村のスタッフもみんな親切でしたし、良かったよかった。

市内見物後コタキナバルへ移動

この日、2日目の午後と、翌日の3日目の午前、市内を観光、昼過ぎに空港へ向かいました。
市内に戻ってからの街歩きの様子は、後先しますが、(その3)をご参照ください。

空港のラウンジで無料の昼食を摂ったあと、クチン発14:35のエアアジアAK6356便でコタキナバルに向かいます。
国内便ですから、飲み物も没収されず気楽。16:05に到着予定です。
窓外には、クチンの街と、その周りのジャングルが広がります。



読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

ボルネオ島3ヶ所を巡る(その3 クチンの美しい街)

旅行2日目です。成田を発ってシンガポールでの長時間の乗継を経てクチンには前日深夜についたので、この日からスタート。クチンには前夜も含め2泊し、3日目の午後にコタキナバルに移る予定です。

クチンという街

クチンのあるサラワク州は、マレーシア ボルネオ島北西部に位置し、面積12.4万平方キロメートルと、マレーシア全体の3分の1の面積をもつ最大の州、クチンはその州都で、マレー人、華人、26以上の先住民族からなる人口65万人の街です。そ19世紀半ばにイギリス人のジェームス・ブルックが当時ここを支配していたブルネイのスルタンから王の称号を与えられた、東南アジア発の白人王を戴いた街、その面影を遺すコロニアルな建物がたくさん残っています。

クチンとはマレー語で「猫」をあらわすそうで、猫のモニュメントもいくつかありますが、特にネコちゃんが多いというわけではなさそうです。ここでは街歩きのほか、郊外のサラワク文化村を訪れる予定です。

朝の散歩

朝、窓を空けると、曇っていましたがサラワク川が眼下に広がります。高層建築がさほどなく、こじんまりした感じの街です。

朝飯あさりを兼ねて市場など周辺散策、途中やや小規模なネコタワーがある交差点を過ぎたあたりにある点心の店で朝食を食べたのですが、清潔で美味しい、幸先の良いスタートです。


午前中は、郊外のサラワク文化村を見学、これについては、その3で紹介いたします。

ウォーターフロント旧市街

午後はウォーターフロントを散策します。左は旧裁判所、右はスクエアタワー、かっては刑務所や要塞として使われていたそうです。

インディアンストリートにはアーケードがあって土産物屋さんが並びます。突然スコールが来たりするので、アーケードは助かります。


川沿いの景色って、いいですね。左の家並みはメインバザール(アンティークマーケット)、右に写っているモスクは、クチン水上モスク、観光的にはシティーモスクほと有名ではありません、きれいですよね。

この川、本当にワニがいるのです。帰りの渡し船では船頭さんが大きなエビを捕まえていました。夕食にするのかな。




川を挟んで、新市街、旧市街に分かれ、その間は、モダンな歩道橋Darul Hana Bridgeと、レトロな渡し船で結ばれています。暑い中ではありますが、頑張ってこの歩道橋を渡り、新市街に行きました。さすがに見晴らしは良かった。
帰りは渡し船です。現地の人らしい人が1組ご一緒でしたが、日常の足なのでしょう。

新市街

左は王宮(アスタナ)、白人王チャールズ・ブルックが妻のために建てた建物ですが、現在は州知事の公邸として使われており、見学はできません。右はマルゲリータ砦。19世紀の終わり頃海賊の侵入を防ぐため歴史的建造物とのことで資料が展示されており、中庭には大砲が並んでいましたが、試射させてくれるわけではないし、さほど見るべきものはありませんでした。この他、ネコ博物館があるそうですが、そこまで物好きではありませんので割愛。


再び旧市街、チャイナタウン

渡し船で旧市街に戻りました。
華族歴史文物館にも寄ったのですが、この日は日曜日で早仕舞、閉館4:40に間に合わず外側だけ、豪華な建物を想像していたのですが地味な建物です。華人たちは経済力を奮っているのでしょうけれど、ここはマレー系重視のマレーシア、あまり目立とうとしていないのかな。勝手な解釈ですが。上右の中華門はカーペンター通りの入口にあったものです。
そばに中国風のお寺があったので寄ってみました。古晋大伯公寺(Tua Pek Kong寺)だそうですが、ごく普通の中国寺、入口の絵(彫刻)が恐ろしげだったのがいかにも中国風でした。



夕食は屋上ビアガーデンならぬ屋上屋台

暑い中歩き回り大分疲れたので少し早めの夕食としました。目指したのは「トップスポットフードコート」。政府機関や一流ホテルが並ぶ一角にあるUTC(Urban Transformation Centre)ビルのエレベーターで、屋上まで上がっていきます。
まだ、人影が薄かったので半信半疑で通路を進むと、目の前がひらけ、沢山の海鮮屋台が並んでいます。歩き疲れた足を休め、海鮮料理を堪能しました。

なお、冒頭に貼り付けた猫のモニュメントはこのビルの前の交差点にあります。


(3日目)

「歴史的建造物」めぐり

3日目は、昼過ぎのフライトでコタキナバルに移動する予定なので、朝食を兼ねて午前中、クチンモスク近辺を見物しました。コロニアル風の建造物が沢山並んでいて、なかなかのものです。(建物の名称はGoogleレンズで調べたもので、間違いの可能性もあります。)

クチンモスクです。内部はムスリムのみということでしたので、外観だけ。右はクチン中央警察署です。


左はグルドワラ・サヒブ・クチンというシク教の寺院。右は旧政府印刷局。


左はThe Japanese Building、日本占領時代のもののようです。右は中央郵便局、今でも郵便局として使われていました。


左はOld courthouse Auditorium(旧裁判所講堂)、右はテキスタイル博物館




市場で朝食

クチンモスクのそばに、生鮮市場があったので、その一角にある豪華レストランで、思い思いの店で注文、腹ごしらえをしました。マレーシアはシンガポールほどではないにしても、衛生状態も良いのでこういう店でも安心です。


左はクチンモスクの絵でしょうね。右は、ちょっと覗いた工房?お店?昔ながらのミシンが並んでいました。・


サラワクミュージアム

仕上げはミュージアム。空港まで10キロ、20分の場所なのでゆっくりと楽しみました。




次回、(その4)では、少し戻り、2日目におとずれたサラワク文化村について報告いたします。

その前に、帰りがけ、クチンの空港土産店で摂ったスナップを貼っておきます。猫グッズ盛り沢山です。




読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。