2023/07/04

英国湖水地方・コッツウォルズ旅行⑩コッツウォルズ入り(2023.5.3)

チッピング・カムデン

朝から、田舎道を走っていよいよコッツウォルズ地方入り。

まず、中世に毛織物の町として栄えたといわれるチッピング・カムデン。この街の特徴は、はちみつ色の石でつくられた建物。

 コッツウォルズストーンはコッツウォルズ地方でしか採れない貴重な天然石で、蜂蜜色をした美しい輝きがやさしくいい感じを醸し出しています。

ちなみに、コッツウォルズとは昔の英語で「羊小屋のある丘」という意味だそうで、今でも、その通り至るところで羊の姿を見ます。



ブロードウェータワー

ブロードウェーと言えばニューヨークですが、こっちが本家本元。18世紀末、もともと有事の際に狼煙があげられる小高い丘の上に建てられたもので、ここまでは牧草地を少し歩いて行きます。中には展示物がありますが、何と言っても売りは最上階からの展望。日本床となり乾燥しているので、遠くまで見渡せました。



ブロードウェーでアフタヌーンティー

ブロードウェー村はコッツウォルズの宝石といわれるそうです。どこも、美しい村とか適当なキャッチフレーズをつくりますが、これはほんまもの。

石炭全盛期、石炭が採れず産業が普及しなかったことにより鉄道がこなかったため、今もなお、手つかずの自然の風景を残しており、シェイクスピアの「リチャード3世」の作中でもこの美しさを伝えているそうです。

しばし街歩き、本当にきれいな街で良い気分。ショップもいくつか覗いたのですが、各種グッズとともに犬の本が種類ごとに売られていて、さすがイヌ好きのイギリス人。アフタヌーンティースタイルの昼食をとりました。 





ボートン・オン・ザ・ウォーター

コッツウォルズ観光といえば、欠かせない場所でしょう。水の村、コッツウォルズのベネツィアというそうですが、それじゃコッツウォルズに失礼というもの。全く異なるもの。水辺の景色が美しい。



ミニチュアの町

ボートン・オン・ザ・ウォーターの一角に、「モデルヴイレッジ」があります。なんでも、隣りにある「NEW OLD INN」のオーナーが趣味で街を9分の1に縮尺してつくったものだととのこと。この手のものは世界中あちらこちらにあるので、ちょっと馬鹿にしていましたが、中に入ってみると、これはなかなかのもの。商業資本が作ったものでなく、酔狂で作ったからこそのこだわりがあり、縮小されたショップの展示物など細部に至るまで、精巧につくられています。



Bibury の水辺散策


ウィリアムモリスという芸術家がイングランドで最も美しい町と言ったそうです。ひとそれぞれで、そういうのあちらこちらにあるのでしょうけれど、美しいことは確かです。バイベリートラウトファームというマスの養魚池もありますが、時間が遅くて入れませんでした。


Lower Slaughter (チェルトナム)

名前の由来は、昔の英語で湿った土地をあらわすSloughからとったものだそうです。どこを歩いてもコッツウォルズストーン出できた建物としずかな水辺の風景を楽しめました。

蒸気機関用の煙突をそなえた水車小屋がありますが、これだけは赤レンガ色でした。



(以上、どこも素晴らしかったのですが、どこも似ているって言えばそれまで。そういうわけで、写真、間違って別の場所のを貼り付けているかもしれません。記憶がいい加減なのに加えてGoogleの位置情報、時刻情報がうまく機能していなかったこともあり正しい自信ありません。お許しください。)


可愛らしい宿

今夜の宿はロングコンプトンのINN、室内、室外にレーブルがしつらえてあり、夜だったので室内で大勢の人が集まって飲んでいました。

泊まるコテージは別棟にあり、それぞれの棟ごとに、The Squirrel Drey(リスの巣)  The Badger Sett(アナグマの住居) The Fox Den(狐の巣穴)   The Rabbit Burrow(うさぎの穴)   The Robin Nest(こまどりの巣)などと、名前がついています。我々の停まったのは、リスの巣、室内はリスをモチーフにした装飾がされていました。多分、他の部屋もそうなのでしょう。十分な広さはあるのですが、まるで穴ぐらのようで、子どもはおおよろこびでしょう。われわれも童心にかえりました。 

 【今夜の宿】

The Norman Knight Whichford Ascott Road ロング・コンプトンCV36 5PE 17568円





行程のあらまし

4月27日(木)  先発隊(私)成田発 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で渡英
4月28日(金)  娘夫妻羽田発JAL直行便で渡英、同日合流、レンタカー借り出し
4月29日(土)~5月1日(月)  ヨーク経由湖水地方見物
5月2日(火) ~5月4日(水)  リバプール経由コッツウォルズ見物 
5月5日(木)  ストーンヘンジ見物、レンタカー返却
5月6日(土)  娘夫妻JAL直行便で帰国(7日着)、残留組(私)は大英博見物
5月7日(日)  ヘンリー国王の戴冠式で湧く市内見物、自然博物館など見物
5月8日(月)  韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で帰国(翌日着)

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。



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