(8日目ー9日目 モンドルキリ州センモノロム)
センモノロムはモンドルキリ州の州都、人口は1万人程度の小さな町です。4日めから5日目にかけて滞在したバンルンの属するラタナキリ州の南隣がモンドルキリ州、ラタナキリ州は人口の75%が多様な山岳民族(高地クメール族)で、タムプアン族、クルン族、ジャライ族、カチョーク族、ブロー族などが暮らしているのに対して、ここモンドルキリ州は人口の80%が10の少数民族からなり、その中ではプノン族が最も多いそうです。
モンドルキリとは「山が集まる場所」の意味だそうで、主に山岳地帯に暮らすプノン族(Phnong/Phnong)は「小高い丘の人々」を意味し、焼畑や狩猟を営み、アニミズム(自然崇拝)を信仰する伝統的な生活を送っています。
45分遅れで出発、道は良いけど上り坂、着いた時は真っ暗
クラチェ14:00ー(Virak Buntham Express)ー18:00モンドルキリ
という予定だったのですが、次々と他の行先へ行く便が発車していくので、乗せてくれない。乗り遅れないか心配しましたが、結局45分遅れで乗車。多分、プノンペンからの便で都市部の渋滞かなんかで到着が遅れたのでしょう。乗客は西洋人のバックパッカーばかり、エコツーリズムかなんかで彼らに人気があるのでしょう。男は2人くらいで女10人位、でかいのばかり。バス乗り場は荷物でごった返していたので、また貨客兼用で地元の人達が乗ったり降りたりという便かと思ったら少し拍子抜け。
次第に付近の森が濃くなってきます。夕闇も迫り森の中上り坂。車のスピードやエンジンの唸り方でかなり急な登りだとおもわれます。この森の中でどんな動物たちが棲んでいるのでしょうか?まさかベトナム戦争の空爆不発弾などもあったりするのかな?
センモノロム到着は19時頃。道路や店は明るく照明していますが、あたりは真っ暗です。バスの中で夕食をどこで摂ろうかGoogleMapと相談、バス到着ポイントから徒歩5分くらいのところに地元料理で高評価の店があったので、そこを目指します。
めざした食堂は見当たらない、食いっぱぐれの危機
バス降りたらすぐ、狙っていた食堂へ行くつもりがその場所にないし、付近にある他の店も開いていない
残念ながら店は見つかりませんでした。GoogleMapも流石にマイナーな地域では道がかわったりしてもアップデートはされていないことがあります。レストランといってもこのあたり、個人経営の小さなところばかりなので、昔々評判の良いお店がありました、なんてことなのでしょう。バス停から離れてしまったのでトゥクトゥクもみつからず、約3キロの道のりを食堂探しがてら歩いていくことにしました。
ところがそれがマチガイ。考えてみれば当たり前ですが、いくら州都といってもメインの場所をはなれたらお店なんかある筈ない。ところどころ明かりの灯った小さな店がありますが、それらを確かめながらすすみます。軒先で食べているから行ってみたら、家族が夕食をとっているのだったりして。そうこうして、やっと、軒先で魚や肉を焼いている家を発見、これももしかしたら家族用と思いながらも聞いてみたら、売ってくれるとのこと。焼き鳥(牛?)1本その場で食べたら空きっ腹に美味しかった。地獄に仏、発泡スティロールのパックにいれてもらいこれで夕食ゲット。
真っ暗な中、ロッヂに到着
引き続き夜道を歩いていき、最後の角を曲がると、土道。明かりも乏しく心細い、ロツヂ少し手前でレストランその他やっていてそこと思って聞いたら、めざすNature Lodgeは隣であと少し先だと。あるき出したら追いかけてきてバイクで送ってくれました。ほんの100メートルだけど舗装のない夜道だし嬉しかった。あしたは、ここで食事しよう。
人影のないレストランでチェックイン、翌日の観光のためトゥクトゥクチャーターを依頼、ついでに1缶ビールを売ってもらい小屋に行きます。真っ暗、かかりの少年が案内してくれましがた、目印もない中、小屋に到着。野趣あふれる小屋でしたが、清潔そうで一安心。
トゥクトゥクをチャーターして観光
朝、ロッヂのまわりをみまわすと、なかなか素敵なところ。広い庭の中にポツンポツンと小屋が並び、馬が草を喰んでいます。朝食はつきませんが2泊で46.76ドル(7500円弱)と、お値段もエコです。2人で泊まればプール付きで1泊2000円ですよ。
フロントの食堂で朝食をとったあと、前夜、トゥクトゥクで出かけます。1日30ドル(5千円弱)で親切に案内してくれてやすいものですが、宿の料金と比べるとアンバランスですね。
少数民族村
ドライバーさんが手にしているのは、畑の中に落ちていたキャッサバです。奥の方に見える藁?ヤシ?の草葺の小屋は多分倉庫でしょう。
上の右は、イネ、バナナ畑の間に植えてあり、なにかいい加減。刈り取りは、穂先を刈るスタイルのようです。一方では水田なんかも見られますので、何か特殊な陸稲なのでしょうか。ゴムの木なんかも植わっていましたが、大規模ではないので、誰かがアチラコチラの村を回って集めに来るのでしょうね。
村から出たところですが、近所で子供服屋さんがありました。民族衣装なんかではなく、ごく普通の子供服です。
コーヒー畑です。ドライバーのマニョさんによると、アラビカ種だそうで、熟しているのを一つつまんでみましたが、甘みがあるけれどエグ味があり、ジャコウネコのように沢山食べたいとは思いません。花はジャスミンにも似た香りでした。
コーヒーと並んで、胡椒も沢山作られています。写真ではわかりにくいですが、奥の方は獲りたてでまだ緑がかっており、手前は乾燥が進んだもののようで真っ黒になっています。
さすがに摘んで味見したりはしませんでした。
プースラの滝、その他
二段にわかれた壮大な滝で、カンボジアでも屈指の滝なのだそうです。
入口でなにか民族楽器を実演していました。Kong Rengというそうで弦楽器です。入口付近には沢山土産物屋がならんでいました。ドライバーのマニョさんによると、コロナというより、タイとの紛争のせいで、このところ観光客が少ないとのことです。
地元の人達が、滝を見ながら円座になって食事を楽しんだり、昼寝をするのでしょう。数人のお坊さんがくつろいでいました。滝は上の滝と下の滝の二段になっていて、観瀑台はその間に位置しています。
このあたり、山と水にめぐまれていますので、あちらこちらに滝があるようです。
そのあと、Sea Forest というところに行きました。レストランが併設されており、ちょっとした名所のようで、眼下に原生林がひろがります。ジャグルって感じでなかなかの景観でした。
昼食は農園に併設されているレストランでとりました。竹スープなるものを注文したら、ご飯とボールがついてきました。ボールにご飯を入れてスープをかけろ、というのですね。たけのこのスライスのようなものがメインの薄味のスープで、とってもおいしいお茶漬けでした。
このあと、市街地の側のPhnom Doh Krormom Shrineという神社に行きましたが、森の中に街が広がっていてここからの眺望もよかった。横でなにやらわからない森の産物を売っていました。
時間があまったので、近所の少数民族村に寄ってもらいました。庭で豚をかっていたり裏手に菜園があったり生活感があります。ただ、要するに普通の村です。
下の写真は、来るとき、バイクに乗せてくれた恩人のロッヂです。ここで夕食を摂ったのですが、日も暮れてきて一日楽しんだ満足感もあり夕焼けが美しかった。
(9日目午後) プノンペンへ移動
| コテージ建築中、建材?の竹が並んでいます。 |
象保護活動団体の看板、要はツアー事務所 |
来た時は思わなかったのですが、街の中心部はなかなかの賑わい。物質的にはあまり豊かではないのでしょうね、古着や古靴が沢山ならべられていました。
色々なものが売られていますが、さすが山岳民族、昆虫食は日常のようです。
このミニバンに乗っていきます。来たときとは打って変わって生活密着型です。
またまた学校のバイク部隊に遭遇、少子化社会とは縁遠い。右はお葬式のようです、諸行無常。
20時少し前に、予約していたB&Bに到着。入口がわからなず戸惑っていたら、隣で肉焼いているおじさんが案内してくれました。外観は安宿感満載でしたが、なかはちょとオシャレ。ここに2泊とっていますので、あしたはフルに市内観光の予定です。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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