2023/08/08

東北ホタル旅(3日目)米内沢から弘前を経て浅虫温泉へ(2023年7月2日)

早起きして阿仁川散策

7月2日、この日はきのう角館から乗った秋田内陸縦貫鉄道を反対の終点、鷹巣まで乗り、奥羽本線で大館、弘前、青森と乗り継いで、青森から青い森鉄道で浅虫温泉まで行く行程です。

朝の列車が10:16なので、それまで、阿仁川沿いや米内沢の街を散策しました。

阿仁川は、北秋田市と仙北市の境にある椈森に源を発し、八幡平始発の米代川と合流、能代市で日本海に注ぐ川だそうですが、阿仁川と検索すると、鮎釣りの記事ばかりでてきます。お世話になった宿も、阿仁川あゆっこ温泉、阿仁川漁協もすぐそばにあるように、どうも鮎釣りの本丸付近に迷い込んだようです。このあたり川幅は広く、静かに流れていますが、なかなかの景色です。

川沿いでは、ちょうど朝市がたっていました。10日のサイクルで近所の町村をまわっているようでここでは2の市。種や農機具、野菜なども売っていましたが、近所にコメリもあるせいか客はほとんどいませんでした。売る人もスマホ見ていたりして、のんびりしたものです。


宿をチェックアウト、米内沢駅へ

さて、昨日から泊まった宿はこんな感じ。レトロな感じで立派とはいえませんが、このあたりはこれっきゃない。釣り人などを対象として宿のほか、日帰り温泉もやっていますが、おとり鮎や入漁券を売ったり、鮎を養殖するのが本業のようです。養殖しているところを見せてもらいましたが、青森など県外までも稚魚を届けているとのことです。お土産に売っていた鮎の佃煮もここで作られていました。

米内沢はちょっとした町です。コメリもあるし川にも1キロ位の間に3本も橋がかかっています。駅舎はかなり立派。昔はここで列車の入れ替えもおこなわれていたようで、向かいに使われていないホームがあり、「浜辺の歌音楽館 成田為三生誕の地」という大きな看板がかかっていました。昨日は、到着した時、隣の駅まで乗った時とも無人だったので、無人駅かと思っていましたが、簡易委託駅のようで、この日は地元の人でしょう、お姉さんが切符を売っていました。列車が入ってくると、浜辺の歌が流れました。もちろんお姉さんが歌っているのではなく録音ですが。


鷹ノ巣駅

終点鷹巣で、JR奥羽本線鷹ノ巣駅に乗り換え。駅名は微妙に違っていますが、角館と異なってホームは中でつながっています。ここは「牛の一枚皮を使った世界一和大太鼓」としてギネスブックに認定されている大太鼓を始め世界40カ国、140個の太鼓がおかれている「太鼓の博物館」があるそう。時間があれば見るべきでしたが、乗り換え時間が30分しかなく、駅前の佇まいをみただけ。駅前を見る限りでは、人っ子ひとりおらず、もしかしたら世界一寂しいアーケードと?(失礼)
(ついでながら、2023年8月8日付の報道によると、全国最高の38.9℃を記録したとのことでした。秋田県なのに。新しい自慢ができた?)

弘前で、弘前公園に立ち寄り

弘前駅での最短乗り継ぎ時間は80分でしたが、折角なので3時間を確保、弘前城を見に行くことにしました。
駅前は、鷹ノ巣より少しマシな程度の「にぎわい」。桜はないしりんごの季節には早いし、観光の端境期なのでしょうか。

駅前から、100円均一の市内循環バスに乗車、弘前公園に行きました。
緑の多い、良い公園です。折から、弘前城の
内濠を埋立てたり弘前城の曳屋(ひきや)が行われたりなど、大規模なもの
説明によると、「現在、弘前城本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられ、大地震などが発生した場合、崩落する危険性があると指摘されています。弘前市では平成20年から....天守真下から本丸東面にかけての一部、約100メートルと南面の約10メートルを修理することになりました。」とのことです。
天守が元の位置に戻るのは2025年度の予定だそうで、本当はこういうときこそ見学の価値があるのでしょうけれど、残念ながらそうとは知らず先の予定を組んでしまったので、外側からチラ見だけ。


行ってよかった、弘前ねぷた村


このあと、昼食とろうと、駅の観光案内所でいただいた地図を頼りに調べていたら、バス停から少し離れていますが弘前公園のむかいに弘前ねぷた村というものがある。それなりのレストランはあるだろうということで訪問、折角だからと「ねぷた館」にはいりました。最初知らなかったのですが、行ってみて正解。実物大の大型ねぷた、ねぷた絵、凧、などが展示されており、このほか太鼓・お囃子や津軽三味線の実演、三味線、津軽塗などの資料展示がありました。入場料600円。

帰りに駅にむかうと、駅舎に隣接した場所でねぷたの準備がはじまっていました。今年のねぷたまつりは、1ヶ月後、8月1日から6日とのことです。




浅虫温泉でホタル見物


浅虫温泉から湯の島、津軽半島方面を臨む
弘前から奥羽本線で青森、青森から青い森鉄道とたどって浅虫温泉に17時近く、宿に到着しました。  

今夜の宿は、浅虫温泉ホテル秋田屋。建物は古いですが、お値段控えめ、食事など満足でした。

20時から、ホテルのワゴン車で、浅虫ダムに行き、ホタルを鑑賞。 ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメホタルの3つを見ることができるという触れ込みでしたが、そうはいかず、ゲンジボタルがチラホラあそんでいました。3つがみられるという欲張りな話は長期滞在すればのはなしなのでしょう。

浅虫温泉 ホテル秋田屋 青森市大字浅虫字螢谷293-12  1泊2食11,000円+入湯税



読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。


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