2024/04/06

バンコックからシンガポールまで南下一人旅(その8)シンガポールの街歩き2日目、そして帰国

シンガポールでのセンチメンタルジャーニー2日目、深夜のフライトで帰国予定なので、時間はたっぷり。MRT(地下鉄)とバスを使って、市内をあちらこちらめぐります。

最大の目的は、昼食に昔愛した海南チキンライスの美味しい店「南記」で昼食をとること。名所の類はいかず、マイナーな場所ばかりです。

以下、今まで以上に個人的なメモになってしまいますが、写真と簡単な説明のみはりつけます。

バスに乗って駆け足観光

左はシンガポール国立博物館。バス車窓風景、道路は広くて両側の緑が美しい。

ホランドビレジおよび近隣の住宅街。歩道にはパパイヤの木が。コンドミニアムのプールサイドにはヤシの木が植えられています。


ゆきずりの集合住宅の一角にはレストラン。ここで昼食に「肉砕魚片粥」(Minched Meat Sliced Fish)SGD5.50をとったのですが、お値段は庶民的、意外と美味しかった。

右の写真は、シンガポール大学のキャンパス。乗ったバスの終点で学生が沢山おりました。

シンガポール大学の向かいにある、日本人小学校。右の写真はバスの車窓から移したHaw Par Villa (旧称 タイガーバームガーデン)香港のそれと並んで、悪趣味の極地、わざわざ見に行くところではないのですが、好きな人はハマるそうです。

その下の写真は、セントサ島にいくケーブルカー。有名観光地ですが、あまり興味ない上、高いのと時間が限られているので行きませんでした。最後の写真はバス停の表示。案内が親切にできています。



念願の「南記」海南チキンライス

絶対行きたいと思っていた店。30年前、一度行ったら美味しくて病みつきになり何回も通った思い出の店です。海南チキンライスはどこで食べても美味しいものですがここのは群をぬいていました。お値段も安い上、古い律儀な中国人といった感じの店で、当時おばあちゃんが会計のあと残した端数の1セント単位のおつりまで追いかけてきて手渡してくれたのを覚えています。
前は道路に面した小さな店でしたが、道路整備のせいか少し引っ込んだビルの1階に有りましたが、場所は概ね間違いないはずです。店の名前を「南記」とおぼえていましたが、「威南記」になっていました。代が変わったのか経営が変わったのか。
写真のようなチキンライスセットを頼みましたが、これでSGD13.15(約1500円)、良心的なお値段で、とっても美味しかった。わざわざ来て良かった。

そのあと、海鮮屋台村として有名観光地でもあるニュートンサーカスにも立ち寄りましたが、昼間だったせいか、全然活気がなく、意外でした。大好きなチェンドル(マレーシアはじめ東南アジアの伝統的なデザート、ココナツミルクとビンロウ糖を加えてつくる緑色のゼリー状のニョロニョロ)を食べ幸せな気分。




 

シンガポール植物園とチャイナタウン

MRTでホテルに戻る途中、シンガポール植物園駅があったので、立ち寄りました。午前中にバスでとおったシンガポール博物館のそばにあります。広大な敷地に、熱帯植物が植わっています。30年前、シンガポール動物園が開放展示で評判が高かったのですが、植物園はなかったと思います。気持ちの良い場所でしたが、スコールの気配があったのと、流石に足がつかれていたので、1時間弱で引き上げました。
 

最後に、ちょっとだけ チャイナタウンにたちよりました。どこをみてもキレイになってしまっていたので期待していませんでしたが、建物が昔ながらだったものの、チャイナタウン特有のゴミゴミとした猥雑さは微塵もなく、あまり活気がなく予想していたとおりでした。



帰国の途に

ホテルで荷物を回収、MRTを乗り継いでチャンギ空港へ行きました。
乗る便は、翌日1:20発のZIPAIR ZG054便(9:05NRT着 44,200円)

少し早めに空港に行きチェックイン後、ラウンジでラウンジに直行。楽天プレミアムカード付帯のプライオリティーパスがあったので無料です。
チャンギ空港には、ジュエルという10階建ての複合ビルがあり、アトラクションや食堂が沢山あり、プライオリティーパスで入れるラウンジもあるそうなのですが、あまりにも観光地然としているのでここには行きませんでした。一目見ておくべきだったかもしれませんが、大嫌いなセキュリティーチェックを通過して早くホッとしたいという気持ちもあり、横着してしまいました。

ラウンジでは、若干のウィスキーとジンをのんだだけで、もっぱら夕食をたのしみました。果物がないのが残念でしたが、なかなか美味しく食べられました。何しろLCCで食事がでないので大助かりでした。

LCCは快適でおすすめ

貧乏人の負け惜しみを言うわけではありませんが、LCC (zipair )は良かった。

写真のように座席十分な広さがあり、かつてのエコノミーより広い、787機で3人.3人.3人の配列。
有料座席指定をしなくても、早くチェックインすれば席を選ぶことができ、d席をとったのですが、隣は二人連れなので煩わされず、ゆったりとすごせました。

負け惜しみついでにエコノミーの問題点をあげます。
・出されるさして美味しくない食事を狭いところで食べるのは苦手
・配膳、片付けの間落ち着かない
・機内預けするとロストが心配だしといって、預けしないと損した気になる。
・映画は不要、音楽は自前でもちこめる。

結付不足を言うなら、スマホ充電用の電源があったらいいのだけれど。

ということで、夕食はラウンジでたべたし、朝用に買っておいたパン(鶏肉の豚まん)は中身多くて美味しかった。機嫌よく定刻、成田に到着しました。

振り返り

帰国の機内泊、列車泊も含め3カ国8泊9日の長めの旅でしたが、心配していた列車の接続なども順調で、大きなトラブルなしに完走することができました。

泊まった宿も、いずれも安宿ながら清潔で、心配していたトコジラミもなく、快適に過ごせました。

事前の計画も、交通と宿だけのラフなぷらんで、行き当たりばったりで無駄も有りましたが、気軽にアチラコチラいくことができました。
9日の旅行ですが、気候の落差もすくなく、また連泊もある洗濯も気軽にできたので、荷物は最小限ですみました。手持ちのバッグはキャビンゼロの44リリットル、同36リットル、ワークマンの40リットル、ワイズウォーカーの30リットルなどがあり、使い分けているのですが、今回は36リットルで十分間に合い、背負うのも楽で、行動の範囲が広がった感じでした。

総費用は約19万円 うち交通費 115千円 ホテル45千円 食費25千円 その他5千円、、フライトが最安値と比べて倍くらいかかってしまったのと、シンガポールのホテルがこれもほかの数倍したので、以前に行ったベトナムなどと比べ思ったより費用がかさみました。

さて、こんどはどこに行こうかな。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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