空港では通じるはずのe-SIMが開通せず、空港のフリーWiFiを使ってサポートと連絡をとるなどのトラブルがあり、予定より1時間程度遅れましたが、無事チェックイン、ホテルのコインロッカー(有料!)に荷物を預け、早速観光にくりだしました。
コペンハーゲン駅とチボリ公園
コペンハーゲン駅、日本で言えば東京駅なのに駅をでたらいきなり眼の前に空中ブランコ。ま、大阪駅からも観覧車見えますが、そんなんじゃなくて、チボリ公園という立派な遊園地。 なんでも1843年にできたという老舗。それにしても、一国の首都なのに高層ビルもなく、のんびりしたところです。駅舎はさすがに風格があります。
アンデルセンにご挨拶
市庁舎にむけて進んでいくと、アンデルセン像がありました。この人には親子2代にわたり、お世話になりました。人魚姫のお話もこの人が創ったものです。1837年といいますからチボリ公園より先輩ですね。
人魚姫にお目通り
その人魚姫ですが、中心部からはずれたところにあるカステレット要塞の先端にあり、ここまで、石畳や工事中の歩きにくい道を結構歩かされます。
観光客が群がっていました。ただ1体の人魚なのに、大スターの風格があります。踊り子に手を触れないで下さい、なんて言われなくても、水に隔てられた手の届かないところで、超然と日向ぼっこしています。
ブラッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオン像とともに、世界3大ガッカリと言われ。はるばる歩いて見に行くほどのものかという気もしないでもないですが、なかなか美形で見応えがあります。運河越しにオペラハウスなんかも遠望できて、ゆっくり時間をつぶすのにも悪くない。はるばる歩いてきたので疲れたのか、それとも元をとろうというわけか、観光客たち、なかなか立ち去りさらず、写真とりまくっています。
広場にて
市内には小さな広場がたくさんありました。
これはイスラエル広場にあるトーベヘルネ食品マーケットでのスナップです。さすが北欧、魚も沢山うられています。それからきのこが山程あることには驚かされました。
のちにわかったことですが、北欧諸国、バルト諸国、どこの国でも共通でした。
さすが絵になるニューハウン
この写真、どこかで見たことがあるという人も多い、有名観光名所。
運河に面した色とりどりの木造建築群。かっては航海から帰り着いた船乗りたちが飲んだりいろんなことをして楽しんだ場所、いまではテラス席に観光客がやすみ、船着き場からは湾内観光クルーズボートが観光たちを満載しています。
観光クルーズボートは1時間109クローネ、別のところでは同じコースなのに60クローネ,この差なんなのだろう。
人魚姫は遠望するだけなので、やめました。
お城、宮殿、教会やら
いろいろあって、素晴らしいっちゃ素晴らしいですが、ああそうか、だけの感想ではあります。
クリスチャンスボー城は、コペンハーゲン発祥の地、スロッツホルメンにあり塔の高さは市内一だそうです
アメリエンボー宮殿は、言われなければただの広場って感じ、でも衛兵が建っています。
衛兵のかぶっている防止はクマの毛皮なんだそうです
アメリエンボー宮殿のそばにフレディリクス教会がありました。
クリスチャニア
大小、沢山の島があるというか、沢山の運河がはしっているというか、コペンハーゲンは水の都。運河で隔てられたところにクリスチャンハウンがあります。
運河には跳ね上げ橋がかかっており、大きな船(観光用)がくると跳ね上げます。
水のある風景っていいですね。下手な写真でも美しく見えます。
そして、奥にすすむと、下左の写真のようなゲートがあり、その先はヒッピーの自治区、クリスチャニア。1971年にできて以来、政府が公認したり、制限したり、せめぎあいがあって今日にいたるようですが、ある程度の自治は認められ、観光地になっているようです。
外見的には落書き特区の感がありますが、マリファナが売られたり、ちょっとヤバい場所もあるとのことです。
でも、上からの景色は感動もの。中世そのままのような、箱庭の街と、運河が一望。というより360℃の眺望をそれぞれの場所から四望できました。
救世主教会からの眺望
このクリスチャニアを抜けたところに、救世主教会があります。
写真ではよく見えないかも知れませんが塔の先端部がねじれています。目をこらすと肉眼でも人が動いているのが見えます。
ここからの見晴らしが良いということなので、登ることにしました。
教会の前のベンチには何人かの人たちが休んでいましたが、あとでわかったのですが、これは次の順番待ちのひとたち。30分程度ごとに、1グループを入れる仕組みで、予約して、30分ほど待ちました。
こちらが何も言わないのにシニア料金52クローネにしてくれました。
もちろんエレベーターはありません。覚悟を決めて細い階段を上がっていきます。
階段の途中には、用済み?になったキューピットや鐘なんかが転がっています。
外から見て当然わかっていたはずなのですが、上に行くにつれ通路が細くなってくる。最上部になるとすれ違いも無理、怖いこと怖いこと鉄柵と神の加護を信じるのみ。
でも、上からの景色は感動もの。中世そのままのような、箱庭の街と、運河が一望。というより360℃の眺望をそれぞれの場所から四望できました。
再び鉄道で空港まで
コペンハーゲンでは1泊、翌朝10時にホテルをチェックアウト、中央駅から国鉄で15分ほどの距離にある空港駅に向かいました。
ポーランドでもこういう線路をみかけました。最初、線路の広さが併存しているのかなともおもいましたが、使っている様子はなく、ただの予備?
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