ベルゲン駅からヴォスまで
ベルゲン発8:30のベルゲン急行に乗りヴォスに向かいます。ベルゲンはターミナル駅で、近郊の町から通勤客らしい人や観光客が続々と降りてきます。
座席指定ではなく、どこに座ってもよいですが、予約客が来たらお譲り下さいとの表示。なにか落ち着かない気持ちで、少し高い位置にあるボックス席窓側に陣取っていましたら、案の定、8人グループのベトナム人グループがやってきました。
いいよいいよとおっしゃり、なんとなくその一団に混ざってしまった感じ。ホーチミン付近から来られたそうで、このあとオスロに直行するのだとか。
(あとで、ストックホルムの広場で声をかけられ、再会しました。)
8:30、定刻にヴォスにつきました。列車はこのままオスロにむかいますが、ここで下車、ヴォスはソグネフィヨルドの拠点駅で、冬はスキー客でにぎわうのだそうです。
これは途中のスタルハイムホテル、なかなかの景観で、バスは暫く休憩します。一緒に3台ののバスを連ねてきたので、休憩の後、どのバスに戻るのか迷ってしまいました。ナンバーを控えておくべきでした。
いたるところに大小の滝がみられます。
グドヴァンケン11:30到着。ここから12:00発のフェリーに乗り換え、いよいよ湖に乗り出します。
ソグネフィヨルドはヨーロッパで最も細長く、深いフィヨルドなのだそうで、電動のフェリーは渓谷の間を静かにすすみます。
14:00フラムに到着、駅前には鉄道博物館があり、昔の山岳鉄道の様子が展示されています。ご自慢は最大傾斜5度、(アプト式などギアなしでは)世界最急勾配の登山鉄道ということ。
そして16:15分発のフラム鉄道。長い編成で、前後に機関車が連結されています。
途中、落差が225mあるというショース滝で暫しの観光停車。なにか音楽がながれているとおもったら、赤い衣装をまとった人が舞っていました。伝説にある、男性を誘惑する妖精フルドラになぞらえたものなのだそうです。遠くて男女の区別、年齢はわかりませんでしたが、妙齢の美女ということにしておきます。
途中駅のたたずまいです。
17:10、フラム鉄道終点のミュルダールに到着、ここから17:40発のベルゲン鉄道に乗り換え、オスロを目指します。
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