2024/03/20

バンコックからシンガポールまで南下一人旅(その1)旅のあらましと出発準備

発端:急に旅行の虫が騒ぎ出した

1年ちょっと前、バンコックをおとずれました。

その時は、タイの北部、チェンマイ、チェンライを訪れ、その後、メコン川をくだってラオス経由、夜行列車でバンコック入りしたのですが、前日ラオスで食べた食事が悪かったのか、お腹をこわし、思うように街歩きできませんでした。(その時の様子は、別ブログに掲載してあります。)

今回、台灣旅行から帰ってぼんやりとGoogle Flightなんかを見ていたら、リベンジの虫が頭をもたげ、良し、行っちゃお、そのあとインドシナ半島を陸路シンガポールまで行くか、なんて。


早速調べましたが、航空運賃が上がっているのに驚き、安い便は中国トランジット、時節柄中国は怖い、スパイ容疑でつかまることはないとはおもいますが、なにかと理屈の通りそうもない国、安全はお金に替えられない。

思い立ったときはもう2月に入っていましたが、行くなら今、逃すと雨期に入ったり、暑くなってしまったりする、ということで、急遽、手配。


事前手配

1.e-SIM の購入

個人旅には必須アイテム。以前はSIMカードを買っていましたが、抜き差しが煩わしいのと、紛失したりのトラブルがあったので、最近はe-SIMにしています。今回、3カ国を巡るので、それらをカバーするものを選定。前回、台灣旅行でサポートが良かったTrifaの製品にしました。  

  15日間、5GB 3110円  (結果的には、3GB 1950円で足りた) 

必ずしもスムーズに繋がるとは限らないので、日本語サポートのないもの、口コミなどで、サポートの評価が高くないものは、安くても回避した。

2.航空便 

スカイスキャナーを愛用していたのですが、そこで提示されるものは、Trip.Comのが多いので、今回は直接ここのサイトから予約しました。

成田9:15発、バンコック・スワンナプーム着14:35 タイエアアジアXJ601直行便 49,700円

シンガポール1:20発、成田着9:05 ZIPAIRZG054便 44,200円

ちなみに、現時点でバンコック往復料金を調べたら、中国東方航空(乗り継ぎ1回)36,690、タイエアアジアで78,260円、片道だとタイ・エアアジアの同便が34,350円なんて具合でした。やっぱり直前予約は不利?

3.鉄道

タイ国有鉄道(SRT)オンライン予約サイト

Southern Line で、Krung Thep Aphiwat(Bang Sue) から、Padang Besarまでを選択。ここで、Padang Besar(Thai)という選択肢も出てくるが、Thaiのついた方を選ぶと、国境直前の駅までになってしまうので注意。

国境越えの列車は16:10発、翌日8:05着のSpecial Express 45の1日1列車だけしか運行されていない。

Special Express 45には個室寝台はなく、上下2段のユースホステル型のみのようです。予約したのが10日前だったので、下段は売り切れ、上段も残席少なく、ギリギリセーフでした。 

マレー鉄道(KTM)オンライン予約サイト

Train Time Tableのところを開くと、KTM KOMUTER TIMETABLE と、ETS TIME TABLEがあり、それぞれに、State Railway Of Thailand  という選択肢が出てきます。

そこを開くと、タイ国鉄の特急45列車に接続する列車がいくつかでてきます。

ETS(特急、KL SENTRALまでの所要時間5時間)は、13:40発、15:50発、16:45発の3本、他に、ペナントの拠点駅バターワース行のKomuterがいくつか示されます。

で、予約を試みたのですが、どれも満席。唯一の空席は身障者マーク、まさかこのために身障者になるわけにもいかず、四苦八苦。接続便でないところに、11:00発 IPOH着14:01という便があったので、これを押さえました。こちらは「接続便」でないせいか、いくつか空きがありました。

心配事は、タイ国鉄の遅れと、入出国手続きの所要時間。同駅着が10:05着(マレーシア時間9:05)なので、十分間に合いそうですが、タイ国鉄は1時間程度の遅れはザラだとの話、最悪乗り遅れたら、鈍行列車(Komuter)で行くと腹を決めて予約しました。(ちなみに、現時点では11:00発の列車はなぜか時刻表から消えています。あってよかった。)

4.バス

30年ほど前にクアランプール・シンガポールを結ぶ夜行列車に乗ったことがあるのですが、今は直行便はないようです。2026年までには100分ほどで結ぶ高速鉄道が開業するらしいですが、今回はバス移動にしました。

マレーシア・クアラルンプールからシンガポールまでの国際バスは、沢山でているようです。BusOnlineTicket.com から予約しました。

こちらは、沢山あるので問題なく予約できましたが、発着場所に色々なパターンが有り、選択に苦慮、結局、わかり易い場所ということで、ブキビンタンのそばBerjaya Times Squareを7:30にたち、6時間程度後にシンガポール・ブギストリートにつくバスを選びました。(入出国手続き時間が読めないためか、到着予定時刻の明示はありませんでした。)


おおよその日程

1日目 

2月28日(水)

成田空港からタイ・バンコック・スワンナプーム空港へ移動

NRT915 -(タイエアアジア XJ601)-1435BKK

中華街、ナイトマーケットなど見物    バンコック泊

2日目 

2月29日(木)

バンコック市内街歩き

オンヌット、クローントイ市場、サイアムなど

バンコック泊

3日目 

3月1日

(金)

バンコック市内街歩き

夕刻、鉄道にてマレーシアへ移動

Krung Thep AphiwatBang Sue) 16:10-(Special Express 45)-8:05(MTime905Padang Besar   車中泊

4日目 

3月2日

(土)

Padang Besarにてタイ出国、マレーシア入国

鉄道にてイポーへ移動

Padan Besar11:00-(KTM Train no.EP9283 ‐1401IPOH

イポーのナイトマーケットなど見物  イポー泊

5日目 

3月3日

(日)

タクシー(Grabのライドシェア)にて、近郊を見学

三寶洞寺院、ロストワールド・オブ・タンブン、ケリーズ・キャッスル等

夕刻の鉄道にてクアラルンプールへ移動

IPOH15:30ー(ETS Gold9029)1808 KL Sentral

ナイトマーケットなど見物   クアラルンプール泊

6日目 

3月4日

(月)

クアラルンプール市内街歩き

ペトロナスツインタワー、KLCC公園、国立モスク、レイクガーデンなど

クアラルンプール泊

7日目 

3月5日

(火)

早朝のバスで、シンガポールへ移動

Berjaya Times Square7:30-(Cityline)-14時頃 Bugis

リトルインディアなど見物 シンガポール泊

8日目 

3月6日

(水)

市内見物

ボートキー、クレメンティ地区、ニュートン、植物園など

深夜便にて成田に向けて出発

9日目

3月7日

(木)

SIN120-(ZIPAIRZG054

成田空港着

持ち物

今回は熱帯地方ばかりなので、衣類は最小限で可能。(汗をかくので洗濯は必須ですが)

いままで愛用していたキャビンゼロ44Lや、ワークマンの40Lのバッグに代えて、新たにキャビンゼロ36Lを購入、下記を持参しました。ちょうどぴったり、重さは6キロ強に収まりました。

 

着用・手元バック

バックバッグ(機内持ち込み)

貴重品・書類

財布50千円 クレカ 家の鍵 マイナ   外貨用財布

クレカ番号控え

 

デビットカード(Sonyワレット)Priorityパス

 

 

パスポート、Eチケット 旅程表

パスポート等控え 予備写真

小物

ボールペン メモ用紙 

充電器 変換プラグ

メガネセット(遠近・偏光・老眼鏡 ペン)

懐中電灯

Wティッシュ ハンカチ 

軍手 水筒

スマホ e-SIM  モバイルバッテリー

ウェットティッシュ ジップロップ

エコバック

 

衣類

白長袖 ウール長シャツ 速乾インナー

Tシャツ1 腕カバー クール長シャツ2 

ダウンパーカー

パンツ3 ステテコ1 速乾インナー1 メッシュインナー1

パンツ ベルト ウールパッチ

予備ズボン1 靴下3 

トレッキングパンツ 先割れ靴下

帽子 冷却頭巾 

靴 その他

ウォーキングシューズ

ビーチサンダル サブザック

雨具

 

折り畳み傘 レインスーツ バッグカバー

医薬・洗面具

 

歯磨き、シェーバー、常用薬、マスク

日焼け止め、各種薬用クリーム ナフタリン

洗濯用具(洗剤・袋・ロープ・ピンチ ハンガー)

マイクロファイバータオル

予備グッズ

ストッパ 消毒スプレー 虫除けスプレー  トイレットペーパー ガムテープ レスキューシート 

 

紐 チェーン 箸・スプーン類  行動食 

現地調達

THB 20000円程度(残ったらMにわたす)

MYR 20000円程度

SND 


費用  

事前の予算というより、結果の話ですが、費用総額(土産など除く)は20万円 うち 交通11万円 宿泊4.5万円といったところです。4,5日間で10万円を切るパッケージツアーがあることをかんがえると、結構いい値段。

前回、ハノイ郊外を旅行したときは7日間で10万円弱でしたのに比べると、意外とたかくつきました。航空運賃が上がっていたのと、シンガポールはじめ、宿代が少し高くついたことが原因だと思います。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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