無事国境を越えて、マレーシア最初の駅パダンべサールからマレー鉄道の特急に乗ってイポー(IPOH)に向かいます。
パダンベサールからの特急列車はピッカピッカ
イミグレを済ませ、時間があったので、ちょっと駅の外にでてみました。何の変哲もない田舎駅でしたが、派手なお寺が。偶像がいっぱいでヒンドゥー寺院のようです。マレーシアと言ったらムスリムの国というイメージなのに。
車窓には平原がつづきます。
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IPOHに到着、この美しい駅舎
14時を少し回ったところ、約20分遅れで、イポーに到着。ここはクアラルンプール、ジョホールバルにつづくマレーシア第3位の人口をもつ都会(詳しくは存じませんが、都市の範囲のとりかたによって各都市の順位が異なるようです)、古くから鉱山で栄え、中国系が過半数と多く住み美食の街ともいわれるところだそうです。
鉄道は近代的ですが、駅舎はコロニアル建築で、マレー鉄道で一番美しいと言われるそうです。もともとは1917年に建設されたあと、2008年に複線電化プロジェクトの一環として駅構内が全面改築されたのですが、駅舎は以前の物が保存され使用されているとのことです。
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市内はレトロな街
e-SIMの地域切り替えがうまくいかず、グーグルマップを頼れなかったので、オフラインおよび紙の地図を頼りにホテルに向かいます。
事前に予習していなかったのですが、結果的には、市内の写真スポットを見ながら来たようです。華僑が活躍していた頃のレトロな街並みです。一角には落書きアートもあり、いくつかの絵が描かれていました。
途中1箇所だけモスクがありましたが、滞在中をとおして、あまり見かけませんでした。
15時前という時刻のせいもあるかもしれませんが、街の活気は感じられません。過去の街なのでしょうか。
近所散策、ナイトマーケットへ
ホテルに荷物を置いて夕食を求めて散策を続けると、ショッピングモールがあり、中は日本にあるものとそう変わらない感じに整ってて、地元民がショッピングや飲食を楽しんでいました。こういうものに人が集まって古い商店は消えていくのでしょう。
美食の街というから、本格中華をと、いくつか店を覗いたのですが、どこも家族連れで賑わっており一人者は場違い。と言って、これと行って良さそうな食堂、屋台がなかったので、このショッピングモール内で、海南チキンライスをたべました。負け惜しみじゃないですが、美味しかったです。このショッピングモール、バンコクだと日本食レストランの2つや3つは入っているのですが、さすがにこれはなかった。
夜になると、ナイトマーケットに明かりが灯ります。売られているものは食品寄りも衣料が多い感じ。直前にちょっとスコールがあったので、半分たたんだ店もありましたが、それを割り引いても、大きな街の中心マーケットというにはちょっと寂しい感がありました。
近郊の観光スポットを駆け足で歴訪
ペラトン洞窟寺院
ロストワールド・オブ・タンブン
次に行ったのは、ロストワールド・オブ・タンブン。大きなテーマパークで、子供連れで賑わっていました。時間があまりなかった上、入場料が135MYR(約4500円ということなので、外側からチラ見しただけで、尻尾を巻いて立ち去りました。
ここから、少し離れた、ケリーズキャッスルを目指します。途中運転手さんと交渉して、2箇所ほど立ち寄り、チラ見してきました。
極楽洞
まずは、極楽洞(Kek Look Tong)。これもペラトン洞窟寺院の同類で、巨大な鍾乳洞のなかに、仏像などがあり、更に洞窟の中の階段を上がっていくと健康遊歩道といわれる庭園もありました。時間が限られているので、外側からみただけですが、トンネル効果があってかきれいなお庭でした。
霊仙岩
運転手さんが、ここも見ておけ、というので途中立ち寄ったのが霊仙岩(Ling Sen Tong)。これも岩をくり抜いた道教寺院のようです。色彩豊かないろいろな像があるようですが、そこまで中国世界にお付き合いする必要はないでしょう。時間もなかったので外側からチラ見。
ケリーズキャッスル
ライドシェアタクシーの運転手さん
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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