ハドリアヌスの城壁をあとにして、今夜の宿、ケズウィックに向かいます。
カーライル城
まず、ハドリアヌス城壁の最西端に位置するカーライルに寄りました。ここには、12 世紀に建てられた城塞、カーライル城があります。もともとローマの遺跡があったところに建てられたそうで、イングランドとスコットランドの国境付近にあるだけに、歴条いろいろなエピソードがあったようで、最近?では16世紀にスコットランドの女王メアリーの幽閉先されていたとのことです。なかはダンジョンになっています。また敷地内には国境部隊博物館や軍隊の宿舎などがあったりします。さほど、見るべきものがありませんでしたが、お堀のあたりで、近所の高校生くらいの若者たちが走り回ったり、座り込んだりして遊んでいたのが印象的でした。
キャスタリングストーンサークル
さらに道をすすむと、途中、Pemrith のPhegedl という場所にストーンサークルあるとのこと。当初予定していなかったのですが、メインロードを外してちょっと寄ってみると、観光地というより、農村の片隅です。のどかな公園様で、なかなか味わいがありました。
湖水地方北部の中心地、ケズウィック
夕方になり、いよいよ待望の湖水地方。と言っても、境目があるわけでなく、これまでもずーっとこれぞ湖水地方といった景色を楽しんできました。
今夜の宿は湖水地方北部の中心地とも言うべき街、ケズウィックです。中心部の時計塔のあたりのお店も美しい。
ピーターラビットのお店があり、娘は大喜び。いまはいい歳ですが、なにしろ幼児の時からのおつきあいですから。
今夜はゲストハウスで自炊。E H Booth & Co というおおきなスーパーで今夜の食材を仕入れました。パンやマフィンが豊富。肉とチーズを切り分けてくれるコーナーがあって、目をつけていたのですが、はしゃぎながらあちこちの食材を見て回って、戻ってきたら、有人コーナーは店じまい。しかたなしにパックされたものを買いましたが、それでも豊かで美味しそう。ワインも買ったし、今夜が楽しみ。
大変、予約した宿の鍵がなくて入れない。
予約した宿は、Heavenというゲストハウスで、入り口のボックスに暗証番号をいれれば鍵が取り出せるしくみ。
ところが、そんな箱はない。メールにある指示をたよりに、探し回るが見つからない。金属の棒を鍵穴にいれてひねってみたけれど、空き巣見習いの手には負えない。最後には、ガラス破ろうかとおもったけれど、電話ごしにたどたどしい英語を駆使、どうやらそこはHeaven 違いで別の場所だということが判明。ああ、押し込み強盗で捕まるところだった。
ゲストハウスのご主人が迎えに来てくれて先導してもらい、やっと本物の宿につきました。
広々としたロビー、キッチン、メインベッドルーム、2階のベッドルームと、なかなか豪勢。少なくとも間違えたHeavenの比でなく、本物のHeaven。
この日は、日が暮れていたので、なにはともあれ、部屋に入り、遅くなった夕食。
翌日みたら、大きな邸宅。その半分をオーナーが住み、半分をゲストハウスとして運用しているようです。
【泊まった宿】
The Haven Thornthwaite The Hollins, ケズウィック, CA12 5SG, £189.71
行程のあらまし
4月27日(木) 先発隊(私)成田発 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で渡英4月28日(金) 娘夫妻羽田発JAL直行便で渡英、同日合流、レンタカー借り出し4月29日(土)~5月1日(月) ヨーク経由湖水地方見物5月2日(火) ~5月4日(水) リバプール経由コッツウォルズ見物5月5日(木) ストーンヘンジ見物、レンタカー返却5月6日(土) 娘夫妻JAL直行便で帰国(7日着)、残留組(私)は大英博見物5月7日(日) ヘンリー国王の戴冠式で湧く市内見物、自然博物館など見物5月8日(月) 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で帰国(翌日着)
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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