アンブルサイドにて
グラスミアの美しい景色を鑑賞したあと、少し南下、ウィンダミア湖に向かいます。
湖の北端に位置するアンブルサイドの街で、The Apple Pieというパイやさん(随分大きく出たなという感じの名前ですが、有名店らしいです。)で30分並び、昼食とアップルパイを食べました。古い町並みが並びなかなかのものです。
こんな、怪しげな日本食レストランもありました。赤い垂れ幕に書かれた日本語らしきもの、アジアでも欧州でもいい加減な日本語を使うお店や商品はよくありますが、ここまでインチキだといっそ感動的でもあります。(英語で書かれたメニューは、まともでした。)
The World of Beatrix Potter Attrachition(ピーターラビットのアトラクション)
ウィンダミア湖の中程に位置するボウネスには、ピーターラビットを書いたベアトリクスポッターの作品をテーマにしたミニテーマパークがあります。親子連れが沢山並んでいました。歳をへた日本からの親子連れも入場しました。
庭もピーターラビットの世界をもってきたもので、可愛らしい。
アンブルサイドに戻り、夕食、宿泊
そのあと徒歩で30分ほど歩き市街地に行き、夕食あさり。結局、左のようなところにはいりました。
なかなか、良い雰囲気です。車で来なくてよかった、ワインのみながらの食事となりました。
30日の宿は、ウィンダミア湖畔にある、ユースホステル。
ユースホステルといっても、ご覧のように素敵な建物、しかも最高の立地にあります。部屋貸ししてくれたので6人部屋に3人で泊まり、シャワー、トイレこそ共用でしたが快適でした。
翌日もピーターラビットの聖地巡り(ヒルトップ)
5月1日は、前日に引き続きひたすらピーターラビットの聖地めぐりです。
何しろ、ピーターラビット大好き人間がいるので。
この日は、ヴィンダミア湖の反対側、ニア・ソーリー村にあるヒルトップを訪れます。簡単に紹介しますと、
17世紀に建てられ、べアトリクス・ポターが暮らした石造りの小さな田舎家、年間10万人もの観光客が訪れる観光名所です。彼女は1866年ロンドンの裕福な中産階級の家の生まれ、一家は夏になるとロンドンを離れ、緑豊かな北部の田舎で長い休暇を過ごすのを常としていましたが、彼女が16歳の時、初めて湖水地方に滞在し、以来、この地の自然に魅せられていきます。1905年、39歳の時に、『ピーターラビットのおはなし』が大成功を収め、その資金でヒル・トップ農場を買い取り、而来ヒル・トップに足しげく通って、大切な自分の城にしていたそうです。ちなみに、ピーターは16歳の当時、飼っていたウサギの名前。
その後、彼女は絵本の売り上げで土地を買い足し、77歳で亡くなる際に、4,000エーカー(約1,600万㎡=16平方キロ)の土地と、ヒル・トップを含む15の農場をナショナル・トラストに遺しました。(東京都で言うと、新宿区が18、中野区、渋谷区が15平方キロ)
そう伺うと、ささやかな観光支出がお役に立てれば嬉しいってものです。
朝、予約がないと大行列とのことで、朝一番、開館前にヒルトップに向かいます。開館の1時間ちかく前につきましたが、ほぼ一番乗り状態、それでも駐車場は予約済みとのことで、案内をしていた日本人女性の係員の方に教わって、隣のホテルの空き地に停めることができました。新型コロナで暫く途絶えていますが、かっては日本人の観光客が非常に多かったとのことでした。
【30日の宿】
YHA Ambleside Waterhead, アンブルサイド, LA22 0EU £125
行程のあらまし
4月27日(木) 先発隊(私)成田発 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で渡英4月28日(金) 娘夫妻羽田発JAL直行便で渡英、同日合流、レンタカー借り出し4月29日(土)~5月1日(月) ヨーク経由湖水地方見物5月2日(火) ~5月4日(水) リバプール経由コッツウォルズ見物5月5日(木) ストーンヘンジ見物、レンタカー返却5月6日(土) 娘夫妻JAL直行便で帰国(7日着)、残留組(私)は大英博見物5月7日(日) ヘンリー国王の戴冠式で湧く市内見物、自然博物館など見物5月8日(月) 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で帰国(翌日着)
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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