2025/01/04

北欧バルト8カ国一人旅(その8)ヘルシンキ市内 (2024年9月)

(8日目)

前日16:30ストックホルム発のViking Line豪華客船シンデレラ号に乗船、10:10ヘルシンキKatajanokkanターミナルに到着しました。

ヘルシンキは日本からの直行便があり、北欧の中では最も馴染みのある都市ではないでしょうか。広いフィンランドのごく一部ではありますが、自然公園が多く、人々も穏やかな街です。ここで2泊し、1日目は街歩き、2日目は公園巡り、そして3日目の夕方、バルト三国のひとつ、エストニア、タリンに向かう予定です。

フェリーターミナルからライトレールと地下鉄でホテルへ

10時過ぎにフェリー下船、さて交通手段。この街も縦横に公共交通機関がはりめぐらされているので、まずは乗り放題チケット購入。都市部だけのAエリアから郊外のCエリアまであり、料金体系はABC 1日EUR11、2日16.5 3日22 AB1日9 2日13.5 と区分されていますが、翌日公園に行く予定があるためABC全エリア2日間乗り放題を購入、自動販売機で買ったのですが老人料金があって13.5ユーロでした。早速トラム(ライトレール)を乗り継いでホテルにむかいました。

途中、ヘルシンキ中央駅が見えたので、思わず下車。大きな駅で行内も広いのですがストックホルムと違って平面的でわかりやすい。出入り口が自動でなかったのが印象的でした。

中央駅からホテルまで別のライトレールに乗り換えても行けるのですが、地下鉄のハカニエミ駅のそばのようなので、ここは地下鉄を選択。地下に潜ると方向がわからなく反対方向に乗らないように人に聞きながら乗車。路線図見ても、東京都は比べ物になりませんが結構沢山あり複雑です。プラットホームは、古い街を除いてどこの国にいっても似た感じですね。


SIMが不調でGoogleMapが使えないのですが、前もってホテル近辺の地図をダウンロードしておいたのが奏功、わかりにくい場所ながら、周りの情景と照らし合わせながら坂道をのぼり無事到着しました。ネットなし一人旅は頭の体操にうってつけです。

ホテルではカードを渡され、これで荷物室へのアクセスが可能、荷物室は棚があって好きなところに置くシステムでした。コペンハーゲンではコインロッカーでしたが、ここは個別のロッカーになっておらず、治安がよいのでしょうか。

中央駅からカンピ周辺

乗り放題チケットをフル活用、前もって目星をつけたところだけでなく、これはと思ったところで乗り降り、脈絡はありませんが、あちこち見て回れました。

駅のそばにあるヘルシンキ中央図書館は特徴のある形ですが、同様に特徴のある形のカンピ礼拝堂はショッピングセンターなどがならぶ広い広場の一角にありました。あいにく休館ではいれませんでしたが、その広場にいくつかの苔でできた像があり、なんか北欧らしいのかなと思いました。苔はまさか本物ではないと思いますが、例えばMoss Giantsなどと表記されていました。

少し先に行ったところに、テンペリアウキオ教会がありました。この教会は別名ロックチャーチと呼ばれ、岩の中に隠れています。核シェルターにしては浅すぎますが。


こういうの好きなんですかね。時々、変わった像を見ます。右のはマーケットプレースでみた、招き猫?、カーネルオジサン?みたいなものでしょうけれど。

元老院広場、マーケット広場周辺


ヘルシンキ大聖堂とウスペンスキー寺院です。ウスペンスキーはロシア教会で少し変わった趣です。そばまで行かなかったのでマーケット広場からの遠望です。

 

大聖堂の前の階段を降りたところが元老院広場です。写っている建物は政府大宮殿。ちょっと歩くと市庁舎、大統領官邸があり、そこはもう港です。
下の左は市庁舎、右はHellenius Houseというのだそうですが、ここにツーリスト・インフォメーションがあり、詳しい交通地図や翌日行く予定の公演の地図をいただけました。
親切だったのですが、場所がすごくわかりにくいのが難点。



マーケット広場とエスプラナーディ公園

近所に行くフェリー乗り場があり、マーケット広場が広がります。
また、エスプラナーディ公園の一角に、バルト海の乙女像があり、オットセイくんが水をかけています。






オールドマーケットホールの中には、食料品店や飲食店がはいっており、オスロやストックホルムでも見たような既視感があります。なにか北欧の流儀なんですかね。


スオメンリンナ島


ストックホルムと同じように、ヘルシンキ周辺も沢山島があり、フェリーなどでつないでいます。
ちょうど港からスオメンリンナ島にむかうフェリーが出るところでした。ほとんど満員。
この島は一帯がスウェーデン量だった時軍事要塞として作られ、その後フィンランドが独立、フィンランドの城塞という意味のスオメンリンナという名前になったとか。人工的に作られた島で4つの島が橋でつながっています。今は公園になっていますが、かっては要塞がたくさんあり、ユネスコ世界遺産に登録されているそうです。




軍事施設跡がならぶなか、のんびり釣りをしている人もいます。
下の写真はスオメンリンナ教会。飾り立てた車が停まっているなとおもっていたのですが、帰りがけに通ったら結婚式らしき集団がいるが入っていくのに会いました。プライベートなので遠慮して遠くから撮った写真です。新郎新婦以外は、さほど着飾っているようではありませんでした。



夕食はホテルのそばで

夕食は中心部から少し離れた考案施設のある辺り、Restaurant Salve に行きました。考案労働者などもいく、大衆的な店だということで、ご覧のとおりの食事にワインをつけて50.9€(≒8,300円)北欧としてはリーゾナブルで味も絶妙でした。



街を歩いての雑感

さて、翌日は国立公園巡りをするつもり。

これまで北欧4カ国5都市を歩いてきましたが、やたらと背が高くて、男性は剥げており腹が出ているというのが、共通項。それからどこの国もタトーしている人が多い。

それから、タバコ吸っている人多い。穏やかな感じの人が多く、普通の人がタトーしているようなのだから、日本に観光で来られた時、温泉に入るなとか、そういう意地悪辞めるべきだと思いました。

あと、水の都で坂がないせいか、自転車天国。専用道も整備されていました。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。


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