2025/05/29

南インドの「楽園」?をツアーで巡りました(その4 3つの海が合流するインド最南端)

インド亜大陸最南端へ

4日目は、インド最南端のコモリン岬です。

名所旧跡という、教養のない私にとって難しくて苦手なものは昨日で終わり。この日はリゾート見物です。

カーニャクマリ(コモリン岬)は、巨大なインド亜大陸最南端に位置し、インド洋、アラビア海、ベンガル湾に面し、太陽が海から昇り、海に沈む場所、というのが売りです。

多くの人は、最南端とか、最東端とか、端っこ、どん詰まりが好きですよね。私としても、個々に行くとなにかインドを極めたかのような錯覚に浸れるのではという期待があります。


バナナの葉に盛り分けた昼食、ミールス

ここに至る途中、ドライブインで昼食を取ったのですが、この日はいままでのビュッフェではなく、ミールスという南インドの定番料理。Mealsというのは英語のMealsのことでしょうから、つまりは、なんのことない「メシ」ということですね。

特徴的なのはバナナの葉の上に、ご飯をよそい、そのまわりに各種おかずとカレーソースを並べるもの。シンプルなものですがこれが美味いんですよ。ご飯に茶漬けみたいなもので、日本人にあうのかも。
我々は右手指では食べず、ナイフ、フォーク、スプーンで食べましたけれど。

このバナナの葉、畑にはこのような破れていない葉はほとんどみかけません。特別に栽培しているんですかね。日本でも、桜の葉、紫蘇の葉など各種の葉を栽培している農家さんがおられますから、同じことでしょう。写真とれなかったのですが、この葉を満載している小型トラックをみかけました。

海岸を散策

宿泊は、今まで泊まった都市型のホテルではなく、リゾートホテル。何分格安ツアーですから、豪華リゾートというわけじゃありませんけど。
チェックインしたあと、散策に。海岸沿いを15分ほど歩いて先端部、クマリ・アンマン寺院のあるあたりまで行きました。


各種、土産物屋、タトゥー施術所、古着屋、いろいろな売店がでています
駐在所です。観光地の治安を守っているのでしょう。
ティルヴァッルヴァルという昔の詩人の像だそうで、そこまで船も通っているようですが、わざわざ行くような場所ではなさそう。
ホームレスではありません。思い思いにくつろいでいますが、いかにもインド風。
一見、ガート(沐浴所)のようですが、ここはバラナシではなく、水もガンガーでなくインド洋の塩辛い海。水着の人はいませんが、家族連れが水遊びしています。
たまたま津波ミュージアムパークと書いてある施設をみつけました。2008年12月26日日に発生したスマトラ島沖地震による津波で542名が亡くなったそうです。ひっそりと建っていて、誰も気に留めません。
クマリアンマン寺院外観
花で作ったレイが売られています。
古着でしょう、100ルピー(170円くらい)の表示があります。古着屋では4点100ルピーなんてのが売られています。客はだれもいません。

夕陽

歩いて行けない距離ではありませんが、帰り道暗くなるからということでしょう、バスにて西にあるビューポイントにすすみ、少し歩いて海岸にしつらえたひな壇に行きました。
乗用車も沢山駐められており、大勢人が集まっています。この日は火曜日なのですがインドのお金持ちは暇なんでしょうね。



そして朝日

翌朝、みんなで早起きして、海岸の展望タワーに登ります。生憎の曇り空でしたが、なんとかご来迎らしきものを拝めました。
インド人たちも大勢集まっています。もちろん拝んだり柏手を売ったりはしません。静かに空のスペクタクルと海岸の荒波にみとれています。

最南端、3つの海、夕陽、朝日、だから何だって言えばそれまでですが、とにかくミッションコンプリート。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

0 件のコメント:

コメントを投稿