(4日目午後から5日目) バンルン観光
4日目、ベトナムのプレイクを朝9時前にたち、11時過ぎに国境通過、12時すぎにカンボジアのラタナキリ州州都バンルンに到着、13時頃に宿にチェックインと、心配していた移動も順調にクリアいたしました。余裕を見て2泊とってありますので、初日の午後は全くの自由時間、市内をゆっくり徒歩見物、翌日はチャーターしたトゥクトゥクで近郊を観光することとしました。
昼食のハードルは高かった
予約してあったロッジでアーリーチェックインしてもらい、荷物を下ろしてまずは腹こしらえ。5分も歩かない所、湖畔によさそうなレストランがあったので腰をおろしました。
メニューを持ってきてもらったのですが、写真入りで有り難いにに値段表示がカンボジアリ
エル表示、しかも数字がこれもクメール文字で読めません。事前情報ではカンボジアではドルが流通、リエルに両替する必要はないとのことだったので、1リエルも持っていません。食い逃げしようにも足に自信がないもので、米ドルで支払えるか、ドルだといくらか質問します。Google翻訳のお陰で質問の意味は伝わったと思うのですが、返事がチンプンカンプン。11000ドルだなんて、おいおいこれならバイクが買えるよ。こちらの聞き方が悪かったのかもしれませんが、トラブりたくないので別の店に行きました。 (実はこの店、翌日レアルを入手して夕食に行ったのですが、車が停まっていたりして家族連れでほぼ満室の賑わい、無かな良い店でした。)
湖畔にある別の店では米ドルでと言ったら米ドルのメニューも取り出してきて、やっとのこと牛肉チャーハンとビール(計2.5ドル)にありつけました。
学びました。アタリマエのことですが、地方都市ではリエルが普通、ここでも観光客を相手にするところでは米ドルも普通に使われ、1ドル=4000リエルと読み替えて通用しているようでした。
バンルンの中心地
バンルンは、WIKIPEDIAなどから引用すると、
「バンルンは、カンボジア北東部の都市で、ラタナキリ州の州都。人口は3万0399人。正式名称はLabansiekである。この地域の商業の中心である、周辺の村には少数民族が住んでいて、街の市場に農産物を売りに来る。」
「ラタナキリ州は、カンボジア北東部に位置し、人口の75%を占める多様な山岳民族(高地クメール族)が暮らす地域で、タムプアン族、クルン族、ジャライ族、カチョーク族、ブロー族などが主要な民族です。」
やや遅い昼食をとった後、湖畔を散策がてら街の中心部に向かいました。
左は、途中、結婚式披露宴?なにやら家の前を飾りたてていたので撮ったもの。盛装なのかスカートが綺麗です。右の写真、その下、日の丸が見えます。我が国はカンボジアの復興・開発支援で結構大きな役割を担っており、日系企業の進出も多いようです。
市場は圧巻
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この市場の面白いところは、野菜、魚、肉などが並んでいるすぐ隣で、貴金属の店が並んでいること。一角を占め何軒も並んでいます。バンルンはラタナキリ州にあるのですが、このラタナキリとは「宝石の山」を意味するのだそうで、このあたりはブルー・ジルコンの世界的にも有数の産地、その他アメジストなどの宝石や金の鉱山があるのだそうです。
海には遠い場所なので、売られているのは川魚でしょうけれど、これも豊富。鮮魚だけでなく、干し魚や出汁をとるのか煮干しのような小魚を束にしたものも沢山並んでいます。ほかにも、タニシを小さくしたような貝、漬物、ネマガリタケのような野菜、茶碗などの生活用品、色々なものが並べられています。美容院では足の爪を切る人など3人がかり、チャレンジはしませんでしたが。
トゥクトゥクをチャーターして郊外ツアー
ロッジでトゥクトゥクを斡旋してもらいました。ロッジにくるまでに乗ったトゥクトゥクの提案では55ドルだったのですが、40ドル(入場料などと昼食は自分持ち)とのことで、言い値でお願いすることにしました。
ゴムプランテーション
途中、ゴム林らしいのがあったので、停めてもらいました。ゴムのプランテーションって、陽が通って明るくて好きです。少し先に行ったら、なにか作業していました。
成型加工しているのですかね。結構原始的な作業。作業員目当てか、移動販売車も。
悪路にめげず、どんどん走っていきます。今、乾季ですが、雨季には来れないでしょうね。
カチンの滝、カチャンの滝など
ここを出て次に向かったのは、小さなバンガローが並ぶ森。木彫りの人形などが立ち並んでおり、少数民族村ということなのでしょうが、思惑が外れて客がこない貸しバンガローのようです。右の写真に見える高床の家がオーナーの住居だとか、牛が何頭か歩き回っていました。
このあたり、野生の象がいる場所。季節によっては滝壺で水浴びをする姿がみられるとのことですが、おおかたは人間が「保護」しているもの。ここでも、象の一家が「保護」されていました。折から、野生動物保護活動の人たちが、インタビューに訪れていました。
これは、別の滝、カチンでなくカチャンの滝(Kachang Waterfall)、高さ10メートル、こちらは広がりがあります。少年僧が修行をサボって?観光にきていました。上座部仏教の国ですから、修行期間が終わったら多くの人は普通の生活に戻るのでしょう。
ヤックラーム湖
ヤックラーム湖(Yeak Laom Lake)は 2000年前にできたとされる美しい円形の火山湖で、地元の少数民族にとって聖なる湖、土産物屋が並びます。
右上のキノコといっしょにならんでいるのは宝石とその原石?らしき石。
民族衣装らしいものを売っていました。ベトナム北部では、街なかでも老人などが普段着使いしていましたが、ここでは着ているのも、洗濯物として干しているのも見ることがありませんでした。ハレの日に着るものなのでしょう。
左の蜂の巣。こんなところで蜂蜜? ネットで調べたら、こうありました。
「野生蜂蜜は、モンドルキリ州などのジャングル奥地で少数民族が伝統的な方法で採取する希少な「未加熱・純粋はちみつ」で、「クメールラビットハニー(Khmer Rabbit Honey)」と呼ばれる。」
ここは隣のラタナキリ州ですが、ジャングルは繋がっっています。としたらこれもクメールラビットハニー?
沢山売られていて「希少」とは思えませんし値段を聞いたら巣いりで600g程度のペットボトルが30千レアル、約1200円。話がうますぎますが、普通のはちみつでも安い。舐めてみたら香りが強くて上等。つい買ってしまいました。もっとも機内持ち込みできないのでLCCの預け料金4000円が必要になりましたが。
あ、申し遅れました。ヤックラーム、静かで神秘的な美しさがあり、心地よい場所でしばらく佇んでいました。
街に近い少数民族村
昼食をとって、しばらく休憩。そのあと、夕刻に夕陽を見に行く予定なのですが、ロッジの人経由でせがんで、その前にもう1ヵ所、少数民族村に寄ってもらいました。特段の違いがわかりません。そもそもラタナキリ州の人口の75%を多様な山岳少数民族(先住民)が占めているのですから、ほとんどの人がいわゆる少数民族ですし。
エイセイパタマ寺
夕陽の名所、エイセイパタマ寺に連れて行ってもらいました。寺は山の中腹にあり、さらに登ると大仏さんや製作途上という感じの製造などが置かれてでいます。夕陽は他所で見たものと同じですが、眺めは抜群、眼下に森林がひろがります。
若者たちがバイクなどに乗って、大勢集まっていました。デートスポット?
お寺では夕方の勤行をしていました。
バンルンを満喫しました。このあと、お隣モンドルキリ州の州都センモノロムに行くのですが、直行便がないため、一旦山を下りてクラッチェというメコン川沿いの街に行きます。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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