2025/12/31

ベトナム↔カンボジア陸路往復の旅(その1 概略、事前準備)

ベトナム→カンボジア→ベトナムの周遊ルートにチャレンジ

 ~主目的は陸路の国境越え

カンボジアという国、2019年の11月に友人とHISの「アンコール遺跡群&世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン6日間」というツアーで行ったことがあるのですが、大観光地シェムリアップとを見ただけで、日本で言えば京都に行っただけ、首都プノンペンやその他の姿は全く知らないまま。是非とも行ってみたい、それも折角なので出来ればタイやベトナムから陸路で行きたいと思いたちました。

最初、バンコック ー プノンペン ー ホーチミンというルートを考えていたのですが、タイ・カンボジア間での国境紛争が激化、戦争状態になりタイ側の国境が閉鎖されてしまい、この目論見はアウト。

代わって、ベトナム ー カンボジア ー ベトナム、それも同じルートでは面白くないので、プノンペンとを結ぶよく知られたバヴェット/モクバイ国境のほかに、山岳部にあるレ・タン/オヤダウ国境を使ってやろう、そう考えたのが今回の旅行プランです。

行程概要

12日間の行程は以下のとおりです。ベトナム南部の北の方にある3都市に寄ったあと国境越えは4日目、カンボジアの高原地帯に立ち寄ったあと最終日の11日目にプノンペンからホーチミンに入り、その日の夜行便で帰国いたします。(カンボジアのアンコールワットのあるシェムリアップには寄りません。)




1日目

成田 → ホーチミン → クイニョン 

855NRTー(ベトジェットVJ823)-1355SGN SGN17:45ー(VJ384)-1855UIH 

(泊)クイニョン Mira Grand Hotel Quy Nhơn

2日目

クイニョン観光  

(泊)クイニョン 連泊

3日目

クイニョン → プレイク 165キロ 4.5時間 

Quy Nhon Bus Station 8:00 ー((Limousine 10) ー1225Pleiku Gia Lai Bus Station 

(泊)プレイク Ngon Avatar Hotel

4日目

プレイク  レ・タン/オヤダウ国境検問所 (Oyadav/Le Thanh Border Gate)   バンルン(バンラング) 149キロ 4~6時間 

(泊)バンルン Green Plateau Lodge 

5日目

バンルン観光  

(泊)バンルン連泊

6日目

バンルン →(RedBus)→ クラチェKratie  190キロ 4時間 

ラナタキリ815 ー(Airbus)ー1215クラチェ 

(泊)クラチェ Le Tonle

7日目

クラチェ → センモノロム  220キロ4時間 

クラチェ14:00ー(Virak Buntham Express)ー18:00モンドルキリ  

(泊)センモノロム  Nature Lodge

8日目

センモノロム観光  

(泊)センモノロム連泊

9日目

センモノロム → プノンペン  

センモノロム13:00 ー(Rithya Mondulkiri Express)ー19:00プノンペン  

(泊)プノンペン  Dutch Hosted B&B

10日目

プノンペン観光 

(泊)プノンペン 連泊

11日目

プノンペン → ホーチミン   夜行便で帰国  

プノンペン945 ー(Giant Ibis Transport 昼食付き)ー バヴェット/モクバイ国境 ー 16:15 ホーチミン (238キロ 6.5時間) 

SGN23:55ー(VJ822) ー 翌7:35NRT  

12日目

午前帰国


事前手配

肝心な国境越え部分だけルート不確かなままスタート

後期高齢バックパッカーを気取っているとはいえ、いい年して若者のように無理は利きません。安全第一で、都市間の交通と宿は事前に手配いたします。

ただ一箇所だけ、4日目、ベトナムからカンボジアへの国境越え。この情報は乏しく、バスの事前予約が出来ない上、そもそも外国人が国境を越せるのかという不安を残したまま、駄目なら飛行機使って別ルートで、とここは思い切りました。(11日目のプノンペン→ホーチミンの国境超えバスは予約できました。)

カンボジアの入国ビザ ー 陸路はe-Visa適用外で2回大使館に出向く

カンボジアはビザの必要な国。入国時にとるアライバルビザも可能のようですが、バスの同行者に迷惑をかけてはいけないしマイナーな国境でもあるので念の為事前にとります。

2024年9月からネットでとれるe-VISAも可能になっているのですが、空路とメジャーな国境のみの対応で、今回予定しているオヤダオ国境では対応していないようでした。


仕方ないので、赤坂にあるカンボジア大使館に出向きます。Googleマップとはちょっとだけズレた場所に入口があり、半分門がしまっていてあまり目立ちません。申請用紙は「在日本国カンボジア王国大使館」の「ConsularServices」のサイドからダウンロードしていきました。大阪の領事館のサイトは日本語対応しているのに、東京のは日本語表示がないどころか英語もほとんどなくクメール語が多くてわかりにくいサイトです。受付は午前中(9:00〜12:00、、3営業日後くらいの午後(14:00〜16:00)に取りに行かねばなりません。30日間のシングルビザだと5,000円です、大使館のサイトなど、ほとんどがクメール語表記でわかりにくいし、申請、受け取り時間が制約されているなど、とても観光に力をいれている様子はありません。

航空機の予約

行程決定後、いつものようにスカイスキャナーで調べ、航空会社のサイトから購入しました。1ヶ月前に購入、LCCのVIET JETホーチミン直行便にしたのですが、行きの成田ーホーチミンークイニョンが23千円、帰りのホーチミンー成田が29千円、行きのほうが国内線こみなのに安くなっています。タイミングの問題なんでしょう。価格は変動していますが、一般には、45日以上前の火曜日の夜から水曜日の朝、あるいは満席になってしまっていなければ直前がやすくなるのだとか。

往復ともLCC、荷物持ち込み7キロまで、機内預けなしなのですが、旅の途中でカンボジア山岳民族特産のはちみつに手が伸びてしまい、機内預け料4000円を追加支払いしました。高いはちみつにつきましたが、帰国便はロストバッゲージの心配(おこった時のダメージ)もないし、深夜便を待つ間身軽な方が楽なので、預け荷物にして正解でした。

バス

鉄道網が整っていないかわりに国境越えも含めいたるところにバスが走っています。12GOというサイトから予約できました。本当に便利な世の中になったものです。しかも次にように格安です。

  ベトナムのクイニョンープレイク 1704円
  カンボジアのバンルン(ラタナキリ州)ークラチェ 1547円
  クラチェ ー センモノロム(モンドルキリ) 2063円
  センモノロム ー プノンペン 2381円
  プノンペン ー ホーチミン 5770円

先にも申したように、ベトナムのプレイクからカンボジアのバンルンに行くバスはみつからず予約できませんでした。現場で支払ったのは円換算で2100円でした。

ホテル

bookingcomで調べ、次の条件で選び出し、このサイトから予約しました。

・個室で、エアコン、シャワーがついていること。(ホステルやどーメトリーは回避)
・クチコミ件数が多くてかつ8点以上であること。
・口コミの下位評価をみて、不潔だったり治安が悪くないもの、特にトコジラミの指摘がないこと。

ベトナム3泊、カンボジア7泊、ほとんど朝食付きでコテージもあったりして快適な宿ばかり、これで合計43千円ですから、この地域は本当に安い。

その他

eSimを購入、複数国にいくのでサポートがよいTrifaにしました。

保険はクレジットカード付帯のものだけにしました。

Google map, Google翻訳などの定番アプリに加え、東南アジアの配車アプリGrabを事前登録、あと念の為オフライン地図がすぐれているMapsmeおよび現地での連絡用にWhatAPP(Lineのような機能、海外では利用者が多い)をインストールしてあります。

総費用

総費用は15万円、うちわけは交通費(現地タクシーなど含む)87千円、宿泊43千円、飲食17千円、入場料など5千円といったところです。


ということで、(その2)から順次、レポートいたします。よろしくお付き合いお願いします。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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