2025/11/15

ウズベキスタン・トルクメニスタン(その5 ヒヴァのイチャン・カラ)


ブハラからヒヴァへ

6日目のこの日は、ヒヴァへの移動日です。タシケントからサマルカンドを経てブハラ駅5:29に発つ夜行寝台に乗り込みます。
もう朝だから、一般座席でよいのに、まだ寝台仕様、なかなか居心地が良いので少しまどろみますとやがて平原のむこうに朝日がのぼってきます。




イチャン・カラ

沙漠の中のオアシス都市ヒヴァは外壁と内壁で守られ東西交易の中継地として繁栄を極めました。イチャン・カラとはその内側の城壁に囲まれた地域を指す言葉で、中世イスラム都市そのままに宮殿、モスク、霊廟、神学校などの古い建物が保存されており、ユネスコの世界遺産に登録されています。


中はもう、どれもこれも由緒ありそうな建物だらけ、一番上の左は多分カルタ・ミナル。
いっぱいあって、みんな似ているもんで、どれがどれだかわからないままに歩き回りました。









外見は美しいがとっても恐ろしいイスラム・ホジャ・ミナレット


イチャン・カラで一番目につくのがこれ、イスラムホジャミナレット。高さが56メートルもあるのだそうです。
さぞかし観光客が行列を作って登っているのかと思いきや、入口は閑散、入場料を払って登ろうとしたら交通整理のおじさんがいて、通せんぼ。上から人がおりてきた頃合いを見計らって入れてくれました。


理由がわかりました。中央部にエレベーターがあって、なんて甘い考えはもっていませんでしがが、ある程度覚悟していたとは言え人がすれ違えるほどの狭さと急階段。それでも左の写真に移っている入口付近はまだまし、上に行くに従い更に狭く、急に。後ろ向いたら穴の中に真っ逆さまで落ちそう、文字通り這いつくばって上がっていきました。唯一の救いはこ人とすれ違わなかったこと、入口のおじさんありがとう。登るなと言ってくれていたらもっと親切だったのにな。



上からの眺望は360度、でもでも、足元は狭く、格子がはめてあったりして、とてもじゃないけどゆっくり展望を楽しめません。
下からペアの人たちが上がってきたのを機に、早々に、壁に手をつきながらこわごわ降りました。

ジュマ・モスク

 

タシュ・ハウリ宮殿









クフナアルク宮殿









城壁に登ったのですが、がっかり


土産物屋のオバさんに入場料を払うと、狭い入口から上に上がる階段がでてきます。城壁の上からイチャン・カラの内外を見渡せるのですが、問題は出入り口が一つだけであること。端まで行ってそこから降りるつもりでしたが引き返さざるを得ませんでした。すごい景色が見られるというわけでもなく、あまりおすすめしません。


街角風景

露天で営業しているお土産物屋さんが、付近の地べたや壁に広げているスザニが素晴らしい。


マンホールの蓋がおしゃれ。右のオート三輪を運転しているのは子供?免許があるのかどうか知りませんが、お手伝いして良い子? 子どもたちが元気です。






ウルゲンチの市場


ウルゲンチはヒヴァの一つ手前の駅、というより、かっては列車はウルゲンチまででした。この辺の一番大きい街で空港もここにあります。
ウルゲンチまでトロリーバスが走っているというので、乗ってウルゲンチの中央市場に行ってきました。運転手に市場に行くかと聞いたら行くという素振り、降ろされた場所にはそれらしいものがありません。Googleマップや、MAPSMEなどの地図でも配車アプリでも要領を得ず、場所がわからず苦労しました。あとでGoogleマップでみたらDexkon Bozariとなっていました。途中で通りかかった学生に聞いたら、ここから2,30分歩いた場所だけど、もうしまっるよとのこと。やっとの思いで行ったのですが、殆ど閉まっていて残念。でも雰囲気はわかりました。



タップリ歩き回りました。歩数計は20710歩。明日は1泊2日の予定で、国境を越えてトルクメニスタンに行ってきます。



読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。


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