9月30日、ムーカンチャイで棚田をたっぷり堪能したあと、サパにむかいます。サパはハノイより約250km、標高1,600mの山間部にある高原リゾートで、フランス統治時代には避暑地だった場所です。
ホームステイ先チェックアウト、JICAの指導の賜物?会計はしっかり
朝起きると、窓は素敵な額縁。顔を出すとヒンヤリした空気の中棚田には朝霧がたちこめ、朝日が上ってきます。(朝日の写真は前号末尾)
この日、9:50発のバスで次の目的地、サパにいくので、早々に朝食、チェックアウトをしました。会計の段階で驚いたのは、食事代だけでなく、休憩中にちょっと持ってきてくれた水などの代金、バス停までの送り賃もしっかり記録されていました。当然のことですが、頼んだとき記録している様子なかったのに、意外ときっちりしているのに驚きました。バスが来ない、本当にくるのだろうか。
ホームステイ先からバイクの後ろにまたがり、町にむけて山をおりること30分、市街地に付きました。こんな僻地ですが、お店が数十軒並んでいるちょっとしたタウン。1時間前に来いと指定されていたカフェに到着。
コーヒー飲んだり、近所の店をのぞいたりしてバスを待ちます。
貨客混載車
バスのフロントには「ムーカンチャイ ラオカイ」の表示があり、車内には料金表のようなものが貼られています。
動き出したら、さらに10か所以上に停車、その都度、大量の貨物を積み込み、時にはおろします。穀物、飼料、米、みかん、リンゴ、テーブル、などなど。特にタグなどなく、どうやって行き先判別するんだろう。運転手のほかに助手が乗っていますが、集金の他荷物運びははこの助手の仕事、車掌と言うより苦力、体力がいります。
途中でも客を拾います。1時間も遅れるバス時間をどうやって知るのだろうか。それとも1時間、ずうっと待っているのかな。
バスの中の人々はお互い顔見知り同士? 結構広い範囲から乗ってくるので多分、そうでない人もいると思うのですが、結構楽しそうに会話を交わします。ただ、ほかの地域で見るような、大声でというのではなく、おとなしいような気がします。
13時すぎ、途中Huo ke という町で食事&トイレ休憩。食堂なないしお腹の足しになるものはなく、地元の人らしき人はカップヌードルを買い、そこに用意されているお湯をそそいで食べていました。 カップヌードルは食べたくないので、2,3軒探索、粽などが売られていても6つで1組になっており、とても食べきれない。仕方なく、小さなカステラ様のものを買って食べました。
途中、麻の畑らしきものも見ました。南ベトナムのようにコーヒーやブドウはみかけません。棚田もあるのですが、植えられているものは米のようではなく、どうやらお茶のようです。(走りながらで、うまく撮れませんでした。)
茶畑が広がります。
12:55着の予定でしたが、15時近く、無事、SAPAに到着、山間の避暑地と思っていたら、結構な大都市でした。
【旅程概要】
1日目 | 成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策 夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう |
2日目 | 早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着 棚田など見学 黒モン族の家にホームステイ |
3日目 | バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物 サパのゲストハウス泊 |
4日目 | 早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、 ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 サパのゲストハウス連泊 |
5日目 | 登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂 下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る 夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう |
6日目 | 早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学 ハノイのゲストハウス泊 |
7日目 | 早朝、バイクタクシーで空港に移動 7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着 |
総費用 | 交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357円 ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円 合計95,352円 |
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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