9月29日、早朝、バスを下りてバイクに乗せられ、宿泊先に向かいます。
バスを降りたところは、ポツンと1軒家
バスの予定では、目的地はムーカンチャイの市街にあるVua Xu Mu Cafeで03:40着だったのですが、そこから15キロほど手前にある、Indigenous homestay1で降りる予定です。
ホームステイ先はIndigenous homestay ですが、メールのやりとりで、同じ経営(our other branch in different position)のIndigenous homestay1が、道沿いにあるから、そこで降りれば、バイクを手配しておくとのことでした。 同じ経営の支店とは大きく出たものですが、多分、親戚の誰かが2軒まとめてマネージして、いるみたいです。
少し前で降りる人もいたので、待機していました。前にも書きましたように、野犬が怖かったので、かねてから隠し持ってきた唐辛子入りお酢スプレーに水を入れて準備したのは言うまでもありません。
早朝5時、停車したところは、1軒の家があるだけで何もない。幸い、犬がウロウロしているわけでもなく、バスがクラクション鳴らしてくれたので、家から、男性と、仲間のワンちゃんが、フェンスの戸を開けて迎えに出てくれました。
ほんと、一安心、二安心。ワンちゃんごめんね疑って。善良なワンに変なもの吹きかけようと思っていた悪い旅人でした。家では奥さん、お爺さん、皆起きていて、お茶をご馳走になりました。(下の写真 左)
そこから、バイクの後部座席に乗って山道を7キロ、かなり急坂ですが、概ね舗装されていました。 夜が白みかかった頃、目的地に無事到着しました。(下の写真 右)
今夜の宿、レセプション |
バスをおりたところの家 |
トイレ事情
今夜の部屋
付近を見学(次回ご紹介)、昼食に戻ったら、部屋の用意ができていますということで、荷物を移動。左の写真にある、近代的な別棟です。こちらから見ると、普通の建物ですが、反対側から見ると、高床式。民族の伝統でもあるし、何より、斜面だから仕方ない3部屋あるようで、その右側。真ん中はご主人夫妻の部屋のようで、左側は存じません。
室内は、結構可愛らしく飾ってあります。Booking.Comに載せて、観光に力入れようって言うのだから、精一杯、世間並みにしつらえたのでしょう。初めての経験ですが、蚊帳が用意してありました。懐かしい。
心配していたトイレもキレイです。手作り感満載ですが、お湯もバッチリ。燃料はどうしているか聞き漏らしました。マキにしては、電源いれて暫く待てばお湯が出てくる。WIFIも完備、こんな山の中でこれらってすごいことです。
この宿の売り、窓からの景色は絶景です。午後は、洗濯したり、のんびりと過ごして飛行機、市内徒歩徘徊、夜行バスの疲れを癒やしました。(左の写真は午後、右は翌朝。)
左は昼食、右は夕食、いずれも皆で分け合って食べるスタイルです。マスクしてピリピリしている世界と縁遠い、最盛期、どうしていたんだろう。 夕食のとき、ライスワインを分けてくれました。もち米から作るのだと思います。有名なルアモイは40度くらいと聞きますが、感じとして25度の焼酎くらいの感じ、以後、時々飲む機会がありましたが、それぞれ味がちがいます。
下が、ご主人のツォンさんと奥様です。(ご了承済みなのでモザイクかけていません。) モン族の中でも、黒モン族(Black H'mong 黒を基調とした服装を好む)に属しているようで、このあたりのマジョリティーです。予約段階でやりとりしたYienさんは従兄弟だとかで、ツォンさんはカタコトの英語が少々、コミュニケーションは、グーグルのベトナム語翻訳、奥様はどうも、ベトナム語も苦手の様子でした。(Yienさんも、当方同様グーグル翻訳だったと思いますが。)
ちなみに、後ろにあるのは、神棚のようです。
お庭では鶏、アヒルが歩き回っています。軒下の沢山下がっているとうもろこしはこの子達の餌。庭先では穀物を広げて乾燥、ときどき籾摺りをしています。脱穀はどうしているのか聞きたかったのですが、話が通じませんでした。まさか手ではないでしょう。畑はお持ちのようですが、目立った農機はみかけませんでした。ツォンさんのところでは、水牛はみかけませんでしたが、どの家でも見かけるので、もしかしたら別棟で飼っているのかもしれません。
長期滞在するものオツなものですが、日曜マーケット(その7でご紹介)に間に合わせなければならない。明朝、サパに向けて発ちます。
【旅程概要】
1日目 | 成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策 夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう |
2日目 | 早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着 棚田など見学 黒モン族の家にホームステイ |
3日目 | バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物 サパのゲストハウス泊 |
4日目 | 早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、 ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 サパのゲストハウス連泊 |
5日目 | 登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂 下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る 夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう |
6日目 | 早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学 ハノイのゲストハウス泊 |
7日目 | 早朝、バイクタクシーで空港に移動 7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着 |
総費用 | 交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357円 ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円 合計95,352円 |
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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