9月29日、早朝にムーカンチャイの宿に到着、荷物を置かせてもらって、近所を見て回りました。今回の旅行の最大の目的、棚田鑑賞です。
息をのむ棚田群
ホームステー先から一歩出ただけで一帯この景色
ムーカンチャイの棚田は、ベトナム国家文化遺産に指定されているそうですが、なかでもベトナム一の美しい棚田といわれる、この地の最大のビューポイント、マムソイ(Đồi Mâm xôi=Rice Tray Viewpoint)へは、小一時間で行けます。
(なお、Đồi Mâm xôi をGoogle で訳したらなぜか「ラズベリーヒル」となりましたが、本当は、「お盆にののったおこわ」という意味だそうです。ここにはラズベリーはない。)
「マムソイ」のように名所となっているもの以外にも、それに負けないものが至るところにあります。本当に見下ろしても、見上げてもいたるところが棚田。
(左の写真は、その1でも同じものを使っています。)
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想像を絶する労力、努力
さすがにこの円形のやつは、かなり観光を意識してメンテされているのではと思いますが、どこも観光用でなく、生活に根差したものです。気が遠くなるような努力です、人手にしても、どこから調達する?
あたりの農家を見回しても、耕運機らしきものを見ませんので、水牛が動力のようです。
去年、最貧国といどおってもよいラオスに行った時も、一部ではおお小型トラクターをみましたから、これは貧しさというより、地形的に困難なのかもしれません。あるいは、気づかなかっただけで、小型の管理機みたいなものを使っているに違いない、そうでなければ、ありえない。想像もつきません。そう思って、ネットでいろいろ探したら、やっぱり狭い棚田に合わせて小型の耕運機を使っている例がありました。それでも、ここ数年の話のようです。
生活の風景
牛を見ながら編み物(刺繍?)をしています。糸で織っている姿を随所でみかけます。
コンビニ |
子供たち、現代的な服を着ている子もいれば、伝統的な姿をしている子もいます。
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ヤギもみかけます。乳をとるためでしょうか。 右の写真は、耕運機に草取りをさせている男性、民族楽器を吹いています。趣味?練習? のどかです。
【旅程概要】
1日目 | 成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策 夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう |
2日目 | 早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着 棚田など見学 黒モン族の家にホームステイ |
3日目 | バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物 サパのゲストハウス泊 |
4日目 | 早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、 ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 サパのゲストハウス連泊 |
5日目 | 登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂 下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る 夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう |
6日目 | 早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学 ハノイのゲストハウス泊 |
7日目 | 早朝、バイクタクシーで空港に移動 7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着 |
総費用 | 交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357円 ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円 合計95,352円 |
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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