2023/10/23

棚田と少数民族を求めてベトナム北部一人旅(その6)サパの街

9月30日土曜日、棚田の里、ムーカンチャイから路線バスでサパにやってきました。ここを拠点に、少数民族の集まる日曜市場にいく予定なので、2泊する予定です。

サパは思ったより大きな町

サパに到着、全員降りるかとおもったら、下りたのは私以外は観光客らしい3名のみ。バスはラウカイまで行くようです。

棚田に囲まれたのどかな町、かと思っていましたが、数階建ての建物が並ぶ商店街、そこから坂を下りて並行する別の通りに行くとサパ湖の湖岸からずうっと沢山の建物が並んでおり、もう、一大観光地の様相。サパ教会の周辺にはサパ公園と大きな広場があり、なにやらダンスを踊っている。何かのショーかとおもいきや、踊り終わった人々は客席に消えていき、別のグループが中央に進み出る。何か、素人舞踊大会みたいなものなのでしょう。


サパ公園、サパ教会

物売りが多いという噂もありましたが、2,3回声をかけられただけで、さっぱりしたものです。サパ公園のそばに、立派な自販機があるのに驚かされました。水などが売られているようですが、買っている人はみかけませんでした。

サパ教会は、ノートルダム聖堂というのが正式名称で、1902年にフランス人により建築されたものだそうです。夕方で閉まっていましたし、わざわざ中にはいるほどのものでもなさそうでしたが、外から見たステンドグラスはなかなか綺麗でした。

周辺の路上では、土産物や衣服などの物売りが店を拡げています。下の2枚は、教会の前に座っている子供たちと、広場の横をあるいている子守少女。老老介護という言葉がありますが、これは昔日本でもあった、幼幼介護。度の子もきれいな民族衣装をまとっています。


予約した宿はコスパ最高

サパ公園から数分歩いたところにあるゲストハウスにチェック・インしました。

バス停から1.5キロ、30分とあったので、サパ公園経由歩いてきたのですが、公園からは結構急な登り坂、ちょっとつかれました。

宿は、Viet Duc Guest House、オーナー(女性)が一人で切り盛りしている感じの小規模なところ、2泊、518千ドン(約3000円)と格安だったので、ちょっと不安でしたが、部屋も清潔感があり快適。

レストランも洗練されています。

この夜は、近所のレストランで食事をとりました。Googleマップで検索、評判をみて選んだのですが、ちょっとおしゃれなバーもついていて、快適。ウェイトレスさんも丁寧にメニューの説明をしてくれ、料理を選んでいる間少し離れたところでそれとなく待機しているなど好感度満点。こうしたことで、街の印象が変わります。


ということで、棚田のど田舎から、文明社会に復帰。連泊なので洗濯もこころおきなく出来ます。翌日は、念願の、少数民族の集まる日曜市場見物です。


【旅程概要】

1日目

成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 

公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策

夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう

2日目

早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着  棚田など見学

黒モン族の家にホームステイ

3日目

バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物

サパのゲストハウス泊

4日目

早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、

ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 

サパのゲストハウス連泊

5日目

登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂

下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る

夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう

6日目

早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学

ハノイのゲストハウス泊

7日目

早朝、バイクタクシーで空港に移動

7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着

総費用

交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357

ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円    合計95,352




読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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