2023/10/24

棚田と少数民族を求めてベトナム北部一人旅(その10)中国国境の町ラオカイ、そして夜行寝台列車

10月2日、夕刻、サパを出て、中国国境の町ラオカイにむかいます。バスで直接ハノイに行ったほうが安いし早いのですが、夜行列車に乗ることにたためです。


バス乗り場から乗車

今までと異なり、小さいながらも専用の駐車場もあるバスステーションです。
今度は定刻の18時に出発、乗客はほかにドイツ人夫妻と、西洋人2組。ラオカイまでは山道とは言えよく整備された道を走り、1時間弱で到着しました。


ラオカイ駅

中国とは線路で繋がっていますが、旅客列車はここがターミナル。中国風のこけおどし的な建物ではなく、普通の駅でした。

右側が時刻表です。1日2本しかありません。

バスだと約4時間でいくところですが、21:30発の5:25着、8時間かかります。

料金は、今回4人部屋の寝台(VIP Sleeper)を予約しましたが、800千ドン、約5000円、バスだと2500円程度です。 時間単価では同じくらいですね。


驚安の殿堂、駅前食堂

西洋人さんたちは、駅前の瀟洒なカフェレストランにいきましたが、それではおもしろくない。お金もないし。

ということで、いわゆるコーヒーショップに行きました。メニューをと思ったら、おばちゃんが、こちらこちらと指差す。そこにある色々な料理を指差し、皿に乗せてもらうスタイル、いろんなもの食べられて最高。


欲張っていろいろ乗せてもらって、いわゆるワイン(ライスワイン)もいただいて、50千ドン(約300円)、これって何かの間違い? それにおいしかったよ。 (安すぎ、記録間違いか、酒除きのねだんかもしれません。)

お酒飲んだのはtao meoというお酒(ラベルと中身が同じなら)、ウイスキー色、昨日の真白よりも味が濃い。

バックハーの市場で見た竹虫があったので、思わず頼んでしまいました。(皿の右上)

ぐにゅって感じだったらちょっと引くなと思っていたのですが、乾き物に近い感じ、癖もなくビールなんかによく合いそうな、美味しいものでした。


寝台列車は普通に快適

車両もきれい、シャワー室こそないですがトイレもきれい。ベットは広くこそありませんが、快適。線路の上京は我らがJRには遠くおよばず、揺れがありましたが、ハノイまでよく眠ることができました。



【旅程概要】

1日目

成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 

公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策

夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう

2日目

早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着  棚田など見学

黒モン族の家にホームステイ

3日目

バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物

サパのゲストハウス泊

4日目

早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、

ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 

サパのゲストハウス連泊

5日目

登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂

下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る

夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう

6日目

早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学

ハノイのゲストハウス泊

7日目

早朝、バイクタクシーで空港に移動

7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着

総費用

交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357

ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円    合計95,352




読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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