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2023/10/24

棚田と少数民族を求めてベトナム北部一人旅(その11)ハノイの民族博物館は期待以上

10月3日、5:25ハノイ駅到着。折角なので、各種「名所」をチラ見、民族博物館に行きました。

ハノイ駅 

沢山の列車が並んでいる大きな駅ですが、地味な駅です。


ハノイの街

朝食にバインミーでもと思ったのですが、あまり美味しそうなものがなく、また、旅の疲れの出る頃なので生野菜はさけようということで、列車で出された軽食(ビスケット)とバナナで腹ごしらえ、早速、街見学を兼ねて2キロの行程をゆっくりとゲストハウスに向かいます。

下の写真は、最高裁判所と、女性ミュージアム、いずれも通りかかっただけです。



ホアンキエム湖のほとりでは大勢の市民が思い思いに楽しんでいました。おばちゃんの集団体操ダンス、オヤジ体操するひと。
そういえばサパの公園前広場ではダンス大会が、ラオカイ駅前駐車場広場でも音楽鳴らしてダンスする集団が二つ、バドミントンするひとたちもいました。夜なのに。
ハノイの人たちの健康志向?  ラオカイまでのバスで一緒になったドイツ人夫妻と再会、彼ら、集団体操みて喜んでいました。ドイツではめずらしいのかな。

これが今夜の宿、オペラハウスの前で立地はよいですが、いかにも安宿ふうな外観。

ソファーで居眠りしていた若いお姉さんを起こしてしまいましたが、荷物を預かってもらいました。街歩きのあとチェック・インしたのですが、良い部屋でした。3階でしたが、なんとエレベーターがある。私の泊まるレベルの宿では、3階くらいでエレベーターなんかあった例がない。変なことで驚きました。Opera House Suites 1泊4021円。


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名所巡り

宿に荷物をあずけ市内散策。左はハノイ歌劇場。右はハノイ大教会(セントジョセフ教会)

レーニン公園、レーニン像です。だれも訪うものなし。 右はタンロン城跡のタワー。


タンロン城跡には入場して、中を見物しました。タンロンとは漢字で昇龍、ベトナムに長期的な統一政権を打ち立てた李朝が、中国支配時代の砦の跡に1010年に宮城を創建し都としたのが起源。2002年に発見された遺跡で、ベトナム諸王朝の各時代の遺構が重なるように眠っているそうで、世界遺産に登録されています。



民族博物館

今回のお目当ては民族博物館。タンロン遺跡からバイクタクシーで移動しました。
ベトナム全土には54の民族が住んでおり、その内約9割を占めるのがキン族(ベト族)。残る53の民族が少数民族といわれているそうです。

各民族の分布、それぞれの顔の特徴、衣服など、見ていたらますます、訪れたくなります。


左の図は、今回よくあったモン族(ミャオ)の分布図です。まさに、サパ近辺に多く住んでおられるようです。

野外展示にも興味深いものが沢山ありました。

ひとしきり見学後、ちかくの店でブンボーフエ(麺)と肉春巻きを食べ、ホテルの戻りチェック・イン。これで、今回の旅行にッテはほぼ終了、夕食まで洗濯したりのんびり過ごしました。


街の様子

朝の街は交通量も少なく、きれい。(所によりますが)所々にベンチがあったりします。

路上をショップにしてしまうのは、ここでも同じ。


かなり前にも立ち寄ったことがあるのですが、その時は、バイクだらけの大渋滞。今回、1日をとおして、あまりそういう感じがしませんでした。当然乗用車が増えてバイクにとってかわったでしょうけれど、大渋滞はみませんでした。少し前に地下鉄がかいつうしているようですが、そんなに影響があるとも思えません。私の見る目が慣れっこになったのかな。

信号ですが、青信号の短いこと短いこと。私早足のほうだと思っていましたが、それでもうっかりするとわたりきれない。並んでいる車どもは、カウントダウンの数字を睨んでフライイングするのがあたりまえ、下手に青信号を守るより、隙を見て赤信号で渡ったほうが安全だったりします。

夕食はさすが大都会

夕食はCheerinngーBeer collection と書かれた、ちょっと小洒落た店。静かに談笑しているカップル、連れ出したと思しき女性と飲んでいるグループ、オヤジ集団。旅の最後を飾るにふさわしい夕食でした。



【旅程概要】

1日目

成田9:30発VJ933便に搭乗、13:05ハノイノイバイ空港着 

公共バスで市街地に移動 歴史博物館など市内散策

夜行バス(スリーパー)にて、ムーカンチャイに向かう

2日目

早朝、ムーカンチャイ着、バイクでホームステー先に到着  棚田など見学

黒モン族の家にホームステイ

3日目

バイクでバス停に行き、乗り合いバンでサパに向かう サパ教会など市内見物

サパのゲストハウス泊

4日目

早朝発のツアーバンでBac Ha 日曜市場(近隣の少数民族が集まる)見学、

ラオカイで中国との国境地帯を見学後、夕刻帰着 

サパのゲストハウス連泊

5日目

登山電車、ロープウェイを乗り継ぎファンシーパン山頂(標高3143m)登頂

下山後、黒モン族の観光村カットカット村訪問、バイクで宿に戻る

夕方のバンでラオカイに移動、ラオカイから夜行寝台列車でハノイにむかう

6日目

早朝ハノイ着 ホアンキエム湖、セントジョセフ教会、タンロン遺跡、民族博物館など見学

ハノイのゲストハウス泊

7日目

早朝、バイクタクシーで空港に移動

7:55発VJ934便にて帰国15:25成田着

総費用

交通56,060円(うち航空機40,940円) 宿(4泊)15,357

ツアー・観光12,987円 飲食9,063円 通信1,890円    合計95,352



読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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