2023/01/11

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(2022年11月10日)

ルアンプラバンからバンビエーンまで悪路の旅

11月10日、ルアンプラバンからリゾート地バンビエーンまでミニバスで移動します。

ビエンチャンまでの移動手段を検討

ルアンプラバンから首都ビエンチャンまで行くにあたって、3つのチョイスがありました。(時刻表などは執筆時時点で1週間後を想定し、Skyscannerおよび12Go(キプロスの会社?)で検索したもの、金額には空港や駅までのアクセスを含みません。)また、Bangkok attractionsを参考にしました。

その1 空路 約40分 例えば、 12:25発 Lao Airlines 13:10着 9403円 

その2 陸路 約10時間 例えば、7:30発 14人乗りバス 17:30着 2371円 色々なサイトを見ているとかなりひどい道で、山賊も出るとか。でも最新の情報では、バンビエーンービエンチャン間には高速道路ができたり、相対的に道が整備されてきたとのこと。

その3 鉄道 約4時間 例えば、16:00発 2等3946円、ファースト5584円  これはごく最近(2021年12月)開通したもので、安い、早い、うまい、です。

その4 ボート  6人乗り高速ボートで約11時間   今回の旅行ではスローボート乗ったし小さいボートですっ飛ばすの怖い、泳げないし。

景勝地バンビエーンまではバス、1泊したあと鉄道で首都入りすることに

飛行機は早いし楽、1日浮くけど、せっかくラオスに来たのに駆け足で素通りするのはもったいない、途中の風景を眺めたり、出来れば最初に立ち寄ったパークベンとはまた違った味の街も見てみたいな、一方、新しく出来た鉄道も乗りたよ、ということで、途中の町バンビエーンに立ち寄り、そこまでバス、そのあと鉄道ということにしました。

バンビエーンは「岩山の織りなす雄々しさ、その下を流れるナムソン川の清流を求めて、観光客が大挙して訪れるようになったのは1990年代半ばから。・・・大観光地へと変貌をとげている。」(地球の歩き方2017-8年版)とのこと。バックパッカーの聖地なんて言う人もおり、ヒッピーが集まる場所という悪い?噂も聞きます。でも、それも楽しそう。

バンビエーンにむけて14人乗りミニバスで出発

早朝の散歩(前回のブログでご報告)、朝食後、7:00に宿を出て、迎えのハイエースの助手席に乗り込みました。なお、バスは宿で予約、180,000LAK(1600円)でした。


行く手の山々、時々道路良し
玩具の脇に寝る犬に倣って途中休憩

でも、ここでは休みたくない

道は舗装こそされていないけど予想に反していい道じゃん、と、思ったら所々大穴が続く。巨大なトラックが行進する基幹道路だから穴もあこうというもの、雨季だったらこりゃ大変だ、とは言えある程度道幅があるので穴を避けながらではあるけれど順調に進みます。しばらく進んだあと突如前方が大渋滞、Uターンしてくる車もあります。どうもがけ崩れが発生している様子。こりゃ困った、どうすると思いましたが運転手は慣れているのでしょう、慌てず騒がず、直前に通過した休憩所まで少し戻って臨時トイレ休憩。トイレ(有料:15円位)の他売店があり、子供が遊び犬が寝転がり、ちょっと楽しい道の駅。ただ、写真をみればわかるように崖の上にしつらえた展望休憩所に行く気はしませんでした。

休憩後、この道を進む

がけ崩れ跡を応急修復


開通するも大渋滞の車列

休憩所で前方を眺めわたすと濃い緑の中を行く手に道が長く続きます。再出発まで結構長いこと待たされました。暫く作業中の重機のとなりを片側通行しながら進み、ようやく山岳部からのどかな、懐かしさを感じる風景にかわります。
陸稲でしょうか。藁はボッチにせず平積み。

出来たばかりの鉄道高架。左手前の食堂で夕食。


町に出たところで停車、遅い昼食のための休憩でした。

本当に美味しかった


好きなおかずを盛り付けてもらう


食堂の舞台裏です


田舎の町の一膳飯屋と言った感じ、トイレを見学したところ由緒正しい穴一つ、手桶ウォッシュレットのものでローカル感満載。食堂自体は清潔に整頓されており、お母さんに料理を指差してよそってもらい、最後に料金を払う、社員食堂方式。しめて2万キープ(約700円)、本当に美味しいと思いましたがこれは空腹のせいばかりではありません。

1時間遅れてやっとバンビエーンに到着

バンビエーンには15時到着の予定がずれこんで16時過ぎに到着、宿の前でおろしてもらえラッキーでした。



 

宿は SD View Hotel Road No 13 North Ban Houaysangao, 10003   朝食付きUSD17(約2500円)

階段上がって4階の部屋に案内してくれました。ご主人自慢のとおり360度素晴らしい眺望を楽しめました。階段なのでありがた迷惑な気もしないでもなかったですが、そう思う自分はエレベーター、エスカレーターが当たり前の社会で毒されているのでしょう。

夕食がてら街にでます。

ナムソン川からみる奇岩


欧米ヒッピーの集まるSAKURA BAR
















SAKURA BARはヒッピーの聖地だそうで、必訪問の店ですが、開店は夜遅いようなので良い子は諦めました。無名(少なくとも私には)のお寺の仏様のお顔が、日本やタイと違っているような気がしました。大仏さんの上空にはバンビエーン名物の気球が浮いていました、載っている人成仏したのかな。

閑散とした市場通り

何故か暗い路地で営業、おいしいのかな


期待通り美味しかった。

街は閑散としていました。街の看板は、英語、中国語、そしてハングルが目立ちます。あと意外にもロシア語。コロナや戦争で、中国ロシアの客が来ないからどこも大変ですね。この街は韓国の有名ドラマの舞台になったことがあるそうで韓国からの観光客が多いとか、韓国のコンビニらしい店もありました。ロッテリアはなかったけど。

夕食は、路地に少しはいったところで親子とネコがやっている店に入りました。メニューはラオス語(もしかしてタイ語?)のほか英語、中国語、ハングル。寄ってきた黒猫は無言でしたが。

翌日は、バンビエーンの郊外散策がてら観光名所であるブルーラグーン、タムプーカム洞窟に行き、夕方に開通間もないラオス中国鉄道でビエンチャンに行きます。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)


0 件のコメント:

コメントを投稿