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2023/01/09

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022年11月8日)

国境越えてスローボート乗船

陸路国境超え

11月8日、部屋で朝食 7:30宿主人運転の車で国境へ向かいます。10分ほどで到着、やけに早いなと思うけと、オヤジの出勤時間にあわせたのかな。オヤジのコネというわけでもないだろうけど出国手続きは簡単に済み、そこからシャトルバスでタイ・ラオス友好橋Chiang Khong-Huay Xai Friendship Bridgeをわたりラオスボーケオのイミグレに到着。




タイ側からは、タイのバスに乗ったのですが日本と同じ右ハンドル、折から到着したラオスの車は中国と同じ左ハンドル。なるほど道路の通行帯は逆ですね。ちなみにタイラオス友好橋を渡るときは忘れたけど上の写真から見るに(日本やイギリスと逆、中国や米国と同じの)右側通行のようでした。

ラオスの入国時、制服を着たお姉さんにすすめられて両替、あれ、この人入管の職員じゃなかったの? ここで替えたら高いかとは思いましたがやはりラオスのお金、キープは必要。THB1000をLAK445000に変えてもらいました。(バーツやキープの両替事情についてはのちほどまとめてご報告。)

スローボートに乗船

ラオス側では待機していた人の案内で荷台を改造したトラック(タイで言うソンテウ)に乗車、日本人はノービザなのですが、西洋人たちのビザ手続きを待っていたので、1時間ほど待機。やっとスローボート乗り場に到着しました。

無駄に沢山並んでいました。

座席は廃車の座席を
流用、けっこう快適

昼食は出ないけど
豪華?売店付きです

ボートは11時出発。事前に調べておいた先達のブログ記事によれば、座席指定がしてあっても皆我勝ちに良い席をとるので頑張れ、超満員で乗り心地悪いから少しはずんで昼食付きの豪華ボートに乗るべし、等々のアドバイスがありましたが、何のことないガラガラ、座席も快適。私以外は西洋人20人位で半分うまる程度、のんびりゆったりできて満足。西洋人たちの多くはタトゥーをしていましたが普通の善良な若者たちのようで、文化なんでしょうね。ただ、他の場所で遭った西洋人たちも含めマスクはほぼ100%していません。これも文化かもしれませんが、郷にいれば郷に従うという気配りはないようです。川の水は日本のような清流ではなく土で濁っているけど汚いわけではなく空気は爽やか、ぼんやり風景を見るだけの至福の時間を楽しめました。

グーグルマップに騙された。

宿は中継点パークベンの船着き場近くということでしたが、出発前にグーグルで調べると2.4キロと遠くの山の中、リゾートホテルなんでしょうか。いろいろ調べたら、すぐそばにある。多分移転したのだろう、と楽観的に考えて予約。ところが歩行ルートをGoogle様に聞くと、こりゃまた3.9キロとえらい遠回り。崖の上でもなさそうだし近道があるはず。観光地だからトゥクトゥクとかソンテウとかあるだろう、最悪歩けば良いとたかを括っていたのですが、スローボートはスロー、夕方に近づくとだんだん不安になってきました。迎えがなかったら、ヘッドランプひとつで暗い道を歩くしかない、野犬にでも襲われたら命にかかわる。狂犬病の予防注射していないし。なんて、船の中、暇なだけに不安が募るばかり。

住所で検索、そんな遠いわけない

目の前なのに3.9キロも遠回り?

到着後、宿の客引きやタクシーが群がっているとの事前調査結果は裏切られ、閑散としていてチケットオフィスもないし、出迎えらしい人も10人位しかいない。言葉不自由の中ホテル名を連呼しながら聞き回ったら、宿の人が車で迎えに来ていたのでひと安心。右側の地図で印のついているところにほぼ最短距離の立派な路があり、あっという間に到着、チェックイン。宿の人、ありがとう。Googleもこんな僻地ではなかなか更新せず古い情報で載っていたのでしょう。Googleに頼り切ったことと、事前にもっと慎重に検討しなかったこと大いに反省しました。

パークベンの中心街で夕食


村の目抜き通り

寂しい店内、入り口で茶碗洗っている

一見豪華、まあ美味しかった。

荷物を置いて暗くなった村を夕食を求め船着き場付近に向けて歩いていったらほんの5分の距離でした。ちょっとした宿場町かと思っていたらほとんど漆黒の闇、数件の店が灯りをともしているだけの何もない村。寂れた店で張り出されているメニューを見ていたらご主人の勧誘、うちの嫁さん料理上手だからうちで食べていけ。で、オヤジはなにもせず怠けている。これがアジア。

宿泊は BKC Villa Pakbeng 2, Pak Beng,  朝食付きUSD22  

朝食は道路を隔てた兼営のレストランで摂りました。広くて立派でしたが客はほか1組だけ。コロナ不況のせいでしょう、気の毒。朝食は目玉焼きに揚げ春巻きのシンプルなものでしたが、サラダ代わりにフルーツがタップリ、それにパンが山盛り。多分これは弁当に持っていけという気配りでしょう。宿泊費は22ドル(約3000円強)と高め、しかもキャンセル不可という強気の設定でしたが、十分満足でした。

さて、明日は引き続きボートの旅、世界遺産登録の街ルアンプラバン再訪です。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)


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