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2023/01/08

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022年11月6日)

チェンライから一日ツアーで郊外見物、首長族の村、ゴールデントライアングルなど訪問

一日ツアーでチェンライ郊外のユニークな寺、首長族の村、タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(ゴールデントライアングル)などに行きました。

リーゾナブルなローカルツアー

前日予約したツアーは、7:30にホテルピックアップ、ミニバスに乗り、1日でワットローンクン(White temple)、  ワットローンスアテン(Blue Temple)、バーンダム(Black Houseと言われる美術館)、首長族の村、お茶のプランテーション(昼食) 、 ワットタムプラ-(野猿のいる寺) メーサイ国境検問所、ゴールデントライアングル (Sop Ruak) を歴訪します。料金は昼食付きでTHB1000(約4000円)、一人じゃだめなんてことは言わず、あちこちのホテルから客を集めてほぼ満席。多分店舗なんか構えていない、さすがアジアの旅行社。東洋人は運転手と日本老人の2名のみ、あとは全部西洋人。運転手兼ガイドはアカ族、スペイン人3名、フランス人1名、エジプト人2名(モスリムでした)、米国人夫妻2名、顔立ちが東洋人だったので伺ったらラオスから難民として米国に行き国籍を取得したとのことでした。日本人は助手席があいていたのでそこに陣取りました。途中の景色を楽しまなくっちゃ。

ワットローンクン

純白をモチーフにしていて1997年と、ここ最近作られ今も増築中だそうです。遠くから見ると池に写って美しいのですが、近くで見ると地獄絵。(右側)

ワットローンスアテン


対してこちらは、青。作者も白い寺院の製作者のお弟子さんだそうです。写真は省いていますが、中もとってもきれいです。

バーンダム 

 
建物美しいけれど
ノリのよいお姉さんたち


これは黒。寺院でなく、有名なアーティストの作った私設美術館でBlack Houseといわれています。中は動物の骨や皮、細かい木彫りなどがありますが、全体としてグロ、一部エロ・猥褻、と言ってもユーモラスでいやらしさは感じさせられない。(私の感性が鈍いせい?)ま、それが芸術というものなんでしょうね。


カレン族(首長族)の村

村の入口で入村料THB300を払う、熱心にあつめている風はなく、おおらかなもの。これで生活支えているのに。カレン族は、お婆さんが見世物になってそぼそと伝統を繋いでいるものだと理解していましたが、村の両側に30軒位の工房兼土産物や兼見世物小屋が並んでおり、若い人も多い。



写真とらせてくれました



  後ろにいた織姫さん

首輪のサンプルがあったけどすごく重い。その真鍮が肩を押し下げて首を長くみせるのだそうです。英語の説明をよく理解できなかったのですが、ミャンマーからの難民でこの子たちタイの学校には行けないとのこと(真偽未確認)。カレン族(俗称首長族)の起源はチベットのようで、そこから雲南省に流れミャンマーを経てタイにはいり、一種の難民キャンプに押し込められ言わば見世物になって生活している。TTHB150のスカーフを買って、子供ちゃんたち、あまりに可愛かったので大きい子に20、小さい子に10バーツほどお小遣いわたしました(教育上いけなかったかな)。そしたら両手合わせて会釈。胸キューン、連れて帰りたい。
男たちは見かけなかったけど、後ろの山で働いているとか。観光価値のない男の子供はかわいそうに、どうしているのかな?

このあと、お茶のプランテーションに寄ってここで昼食。売店や観光施設が整備されており観光農園といった佇まい。広大な茶畑が拡がりその遠く先には山々があり素敵な景色、熱心に畑ごとの品種など説明してくれましたが、ドオってものではないと思いましたので省略。


ワットタムプラ-

野猿が集まるので知られている寺、あいにく今回はチラホラ、赤ん坊を抱えている姿は可愛らしい(お母さんがでなく赤ん坊が)。ここで発見、バナナより落花生のほうが喰いが良い。体のこと考えているのかな。

メーサイ国境検問所

国境という重いものでなく、何の変哲もない橋。以前は観光客もミャンマー側にわたれたのですが、政治的事情でか今は閉ざされています。観光客目当てに沢山の店が並び、お値段も免税?脱税?価格で安いようです。

ゴールデントライアングルとアヘン博物館

本物ではない。アヘン博物館の造花。

ゴールデントライアングルから見下ろすとメコン川がゆったりと流れ絶景でした。アヘン博物館(House of Opium)の展示物はちょっと期待はずれでしたが、説明はなかなかおもしろかった。英語読解力不足と記憶力の欠如でレポートできません。軍閥や麻薬王クンサーが支配していた時代は過ぎ去り、少なくともタイではケシの栽培はされなくなったようです。めでたしめでたしなんでしょうけど、最初駆り出されて栽培専業になったあと、仕事失った農民たちは今、何で食っているんだろうかな。(説明ではお茶やコーヒーを栽培しているとのこと。)

夕食は、愛想の悪いおばさんに教えられナイトマーケットを目指したのですが見つからず、(あるいは店じまい後)、そこらへんの屋台で買ったもので済ませました。ライスと肉、焼鳥、コンビニで買ったワインクーラー、デザートにマンゴ、全部でTHB192(ワイン32、マンゴ60と、食事より高い。)貧しくも美味しかった。



タイ北部のクライマックス、行ってよかった。チェンマイからも沢山ツアーがでており、日本からも簡単に行けます。是非行ってください。明日は、ラオス国境の町、チェーンコーンに行く予定です。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。 

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)


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