ビエンチャン市内散策
11月12日、この日はビエンチャンの市内を見物、夕刻、国際バスでタイのノンカイに出て、そこからバンコックゆき寝台特急に乗車します。
ビエンチャンはユルいけど大都会
ビエンチャンは、「アジアで一番ゆるい首都」とも「何もない首都」ともいわれるそうで、これといった見どころは思い当たりませんが、そうは言ってもラオスの総人口730万人のうち100万人(仙台市や千葉市とほぼ同じ)が住む一国の首都、大きなビルが立ち並びます。観光名所もあまりなさそうですが、こんなものデッチ上げればいくらでも出来るわけで、短期訪問者にはむしろ有り難い。
まずはバスチケット購入がてらマーケット見物
ホテルに荷物預けてバス停にむかいます。2-3百メートルも歩くと銀行や官庁のビルが並び、さすがに首都。地球の歩き方の地図で中心地として囲んである図の北東のあたり、すなわち、市街地のほぼ中心地にいることを確認しました。(地図で見ると、官公庁や銀行はエリア全体に散在しているようです。)
更に進むと、タラートサオという大型ショッピングモール、その隣は小さな店が並ぶマーケット、まもなくバスターミナルに到着します。ここまで15分程度。バスターミナル付近には沢山のトゥクトゥクがたむろ、街の玄関口なのでしょう。バスターミナルで夕方18:00の乗車券を買います。(1台早い15:30にすれば慌てなかったと、あとで反省) 料金は週末と平日と別料金で60THB(230円)、キープ建てとバーツ建てが併記されていました。
| 昔ながらのマーケット
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| 新タイプのショッピングセンター
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| タラートサオは旧タイプ 入り口 |
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ついでに両替しました。先客の奥様は大きな札束を替えていました。お金持ち?お仕事の人? そういう人が利用するだけあって、レートは1000THB=495LAKと良好。(入国時は445 ルアンプラバンでは494、もちろん相場は変動するので何とも言えませんが)
市内観光スポット巡り
| ワット・シーサケット
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| 国家主席府 |
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| ワットホ-パケオ
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付近の観光名所らしいワットシーサケート、ワットホ-パケオをこれもチラ見。チラ見だと? だって何処見ても同じようなものなんだからゆっくり見ても印象に残らないんだもん。
トゥクトゥク拾ってタート・ルアンを訪問
| 乗り心地は悪いが順調
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| パトゥーサイ公園
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| タート・ルアン
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トゥクトゥク(三輪タクシー)を拾ってパトゥーサイ、これはパリの凱旋門をモデルにした戦没者慰霊塔だそうですがこれもチラ見でいいやと、そのままタート・ルアンまで直行しました。タート・ルアン(タート・ルアン博物館)は、仏像や銅像、蛇神ナーガなど展示物はさほど面白くありませんでしたが、全体的な雰囲気は抜群、ビエンチャン一の名所の名に恥じません。途中、格好良い服装のカップルが通ったので写真撮って良いかとジェスチャーしたらわざわざ止まってポーズしてくれました。どういう人なのだろうかとちょっと疑問に思っていたのですが外に出て疑問氷解。あちこちで昔の礼服?着て写真撮っている。ここは新婚さんののメッカなのでしょう。
周辺のタート・ルアン南院や公園にも寄りました。
ブラブラ歩きしながら荷物を取りに宿へ
| きれいな街並み |
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| 寿司屋も多いがここ、名前がユニーク |
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| 結構立派な床屋さん |
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| 小洒落た喫茶店で遅い昼食 |
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| 喫茶店ながら侮れない |
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ずいぶん歩き回りました。さすが首都だけあって大通りを外れても結構立派な家並み。食堂探しに苦労した挙げ句に見つけたコーヒーショップで昼食。
ホコリまみれの家々が並ぶ、工場地帯の裏手と言った雰囲気の場所にはちょっと場違いの佇まいの店で、特殊なご商売の店かもとちょっと警戒しながら入ったのですが、中も小綺麗で食事も美味しく干天の慈雨でした。このあとなかなか見つからないタクシーを拾うべく大通りを歩いていたら後ろからバスがププッ、よたよた歩きの老人を哀れんで拾ってくれました。これも追加の慈雨、乾季は始まっているのに。最後まで好印象のままラオス旅行を終えることになりそうです。
国際バスに乗車、国境を越えてタイのノンカイへ向かう
| 国境越えてタイまで行く |
| | タイのイミグレ |
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| ノンカイ駅の賑わい?
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宿から荷物を取って早めにバス停へ。タラート・サオでお土産のスカーフを買って残ったキープを使い果たしていたので、バーツやクレジットカードで食べられそうな安食堂(たか食堂など周辺にはない)を探しましたがバーツ経済圏なのに意外と見つからず往生しました。仕方ないからコンビニでサンドウィッチを買い込みました。コンビニはレジ機も複数通貨対応で普通にバーツで支払えました。
最後にまたアクシデント
ビエンチャンバス停からノンカイ行のバスは定時の18時に出発、30分程度で国境まで来ましたが、ラオス出国ータイ入国の手続きは瞬時とはいかず、大方の入国手続が済みそろそろ出発という段階で19時ごろになっていました。心配になったので念のために運転手さんに確認すると、このあとバスはノンカイ駅による予定はなくノンカイバスターミナルに直行する模様。ノンカイバスターミナルからトゥクトゥクを拾って駅まで行く時間があるか不安が募りました。
運転手はほとんど英語を介さず、細かい話が通じず困っていると隣の若いカップル(多分タイ人)が、彼らも英語苦手のようなのにわざわざスマホの翻訳アプリを差し出して来ます。事情を説明すると、運転手に仲介してくれ、そのまま下車しトゥクトゥクに乗り換えてノンカイ駅へ行くことになりました。冷や汗でした。もう1台早いバスで行くべきでした。親切な乗客が助けてくれたのと、たまたま国境にトゥクトゥクの空車があり、バスの運転手さんが親切に話を通してくれたから助かったのですが。。。。調査不足、早合点、時間に余裕を持たせなかったこと、再び反省。
ノンカイ駅は無人駅に毛が生えた程度の駅、列車は入線済み。19:40の発車時刻まであと僅か。危ないところでした。
夜行寝台の話はまた次の回で。次回は夜行寝台列車の話、バンコックでのお話をいたします。それではおやすみなさい。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次
① その1 行程などあらまし(2022年11月3日~15日)
② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(2022年11月)
③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022年11月3日)
④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022年11月4日)
⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(2022年11月)
⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022年11月5日)
⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022年11月6日)
⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022年11月7日)
⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022年11月8日)
⑩ ルアンプラバン再訪 (2022年11月9-10日)
⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(2022年11月10日)
⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(2022年11月11日)
⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(2022年11月12日)
⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(2022年11月13日)
⑮ 雑記帳 WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(2022年11月)
⑯ バンコックから帰国便搭乗(2022年11月14日)
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