2024年6月12日(水)から16日(日)まで、阪急交通社主催の「お一人様参加限定 はじめてのモンゴル3つの感動体験5日間」に参加、首都ウランバートル周辺を観光してきました。
手作りの旅行を心がけているのですが、一人旅は何かと制約がありそうで、考えあぐねていたところに、ちょうどよい企画があったので飛び乗ったものです。そういうことで、この記録、あまり独自性がないので、普段にも増して面白くないことを保証しますが、モンゴルの写真だけでも御覧くだされば何かの参考になるかもしれません。ツアー日程
1日目 12日(水)
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12:40 成田空港カウンター集合 ただし、点呼をとったあとは自由14:40発 ミアットモンゴル航空 OM502 便 19:15ウランバートル着(時差1時間)
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2日目 13日(木)
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ホテル→チンギスハーン騎馬像見物 →テルンジ国立公園のアリアバル寺院見物 昼食後、遊牧民のゲル訪問、馬頭琴演奏鑑賞 ツーリストキャップ(ゲル型宿泊施設)に宿泊、星空鑑賞
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3日目
14日(金)
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ウランバートル市内観光(ザイサン丘、ガンダン寺、スフバートル広場、チンギスハーン博物館、ノミンデパート)
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4日目
15日(土)
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ウランバートル駅からウランバートル鉄道に乗車(約1時間)
ホスタイ国立公園観光
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5日目
16日(日)
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7:45発 ミアットモンゴル航空OM501便 13:40成田着 |
(1日目)モンゴル入り
ミアットモンゴル航空
世界中いろんな航空会社があるものですね。かってのユーラシアの覇者で決して新興国ではないですが人口は350万人、小さい国でもそれぞれの国の期待をになったナショナルフラッグが頑張って各地に飛んでいます。乗務員はみんな色白面長、檀蜜似の仏さん顔の美人揃い、この国のエリートたちなんでしょう。
それはともかく、出国のセキュリティーチェックもゲートは空いていて順調。大型バス1台分くらいの乗客しかいないのが寂しい、丸顔で色白、田舎娘風の客に混じって、鬢付け油をプンプン匂わせた相撲取りがいました。疎いもんで名のある力士かは存じませんが、おつきも人もおらずエコノミーだったから、若手の下積みでしょう。
5時間あまりで、ウランバートル付近の大地が眼下に。流石に広い、見慣れた東南アジアや欧米とは異なる草原の景色。隣の席の日本人が、緑が出てきた、と感嘆していました。聞くと仕事などでリピートしている方、ここの人たちは春を待ち侘びている。もちろん牛や馬も。
やがてチンギス・カン国際空港に到着。小さな空港、ひんやりしていました。6月なので流石に20度ちかくあるのでしょうけれど、冬は氷点下30度にも40度にもなるんだそうです。
渋滞の中、市内へ
空港そばは雄大な景色の中を順調に走っていましたが、市内にはいると21時にもなるのに大渋滞、白のプリウスだらけ、たまにメルセデス、バス・トラックはヒュンダイが多い。タクシーはみかけない、バイクは殆ど見かけません。寒いからでしょう。クラクションを鳴らさないのが意外。性格がおとなしい?それとも規制が厳しい?
ネオンはみかけず暗い感じのビルが並んでいます、他のアジア諸国は中国風も多いのですが、ここはロシア風、キリル文字のせいもありモスクワってこんな感じ? 途中、火力発電所が幾つか見られました。ほかにも冬の暖房に石炭をつかうこともあって大気汚染も酷いそうです。
(2日目)テルンジ国立公園へ
ホテル周辺
泊まったホテルはフラワーホテル、都心部からそう遠くない、各国の大使館もある場所にあります。翌朝、周辺を少し散歩しました。ポプラの綿毛が飛んでいて春の陽気。周辺の建物は陰気で無秩序ですが、緑地なども整備されています。周辺の道路は空いていて、道路に壁絵でモンゴルの今昔が描かれていました。議会制民主主義国ですが、中国とソ連(ロシア)からの大きな影響を受けてきて最近まで社会主義だった、いかにも新興国。
結構なんでもある大型店舗
ジンギスカン騎馬像
箸がない
テルンジ国立公園、アリアバル寺院
やっと到着したと思ったら、これはいわば山門。ここから上り坂になります。なまった体には結構たいへんでした。
遊牧民のゲル訪問、馬頭琴演奏鑑賞
ゲル型ホテルに宿泊
(3日目)ウランバートル市内観光
ガンダン・テクチェンリン寺院
ザイサン丘
スフバートル広場
(4日目)鉄道で、ホスタイ国立公園へ
モンゴル縦貫鉄道
ホスタイ国立公園
ツアーを終えて
5日目、朝4時過ぎにホテルを出発、7:45発のMIATモンゴル航空OM501便に搭乗、13:40成田帰着、素晴らしい景色、大変楽しい旅でした。
物足りない、もう一度来たい
満足感いっぱいでしたが、今回は首都ウランバートルの周りをうろちょろしただけ。アゴアシ付きで短い時間で効率よく観光できましたが、自分の足であるけなかったので市場を覗くとか、裏通りを散歩するとか、町のレストランで食べるとか、そういったことが出来なかったのが心残り。それに地図を見るとモンゴルは広い、また来なければ、そういう思いです。
ツアーの良さ
今回、最初から最後までセットツアーで行ったので、ものすごく楽。何も考えなくて良い、何も心配しなくても良い、食事も、交通も全部ついてくる、わからいことがあればガイドさんに聞けば教えてくれる、しみじみ楽だなと思いました。費用面でも、今回のコースに限って言えば、自分でいくより安上がりだったでしょう。
反面、自分で動くハラハラドキドキがないのが難点で、現地の人たちとの接触も希薄でしたのが残念といえば残念。
今回のツアーで良かったことは旅の仲間たち。男7人女人5でしたが、みんな旅慣れた人ばかりで大抵のところには行っているという方ばかり。それでいてマウントを取ろうとする人はおられず、節度のある良い人ばかりで良かった。詳しくはお互い詮索していませんが、いろんな職業、経歴の方がおられて、話がはずみました。難点を言えば、「ウズベキスタンは絶対行くべきだ」なんて具合にけしかけられたこと。困った困った、モンゴルの西部や東部にも行きたいし、ウズベキスタンもそのうち行かねば。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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