ツアーなので話に独自性はありませんが、その1で、「概略と仏教遺跡など」、その2で「バラナシ(ベナレス)」、その3で「タージマハルとその周辺」、その4で「人々の生活スナップ」の4回にわけて、スナップ写真中心に記録を掲載します。
今回は、その3でタージマハルとその周辺です。
タージ・マハルとは
タージ・マハルは超有名、インドといえばタージ・マハル、一般向けのツアーでは必ずここが入っています。
インドを支配していたムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルの死を悼み17年をかけて建てた霊廟。左右対称で、白亜の霊廟とも呼ばれ、まっ白な大理石の上に、翡翠、水晶、トルコ石、サファイア、などの宝石により花の絵が描かれています。
実は2,30年前に行ったことがあるので、できればここははずして別の所をと思ったのですが、そうも行かず、再訪。
当時と異なったのは道路が整備されて短時間でいけるようになったこと、空気が悪くて鮮明度が大きく損なわれ、特にアグラ城からはほとんど見えなくなっていたこと。なにか、途上国の経済発展の両面を物語っているみたいです。
アグラに到着
5日目、この日は早朝からベナレスでガンジス川とガート(沐浴所)を観光、そのあとベナレス13:00発の国内線で乗って14:30にデリー到着、そこからバスでアグラに移動しました。
タージ・マハル見学は6日目の朝からです。
タージ・マハルのあるアグラはニューデリーの南200キロくらい離れた場所にあります。
入場するまでに2つの関門があります。一つは、入場門ですが、女性方は、もうひとつ、貸衣装屋さんに駆け込みました。ここでサリーに着替えて、白亜の霊廟をバックにパチリとやれば映えるというものです。
このご主人の心の声「女ってやつは、何歳になっても、もう」
バスから降りたら目の前というわけではなく、暫く前奏曲を楽しみます。
やっと真打ち登場
お天気は良かったのですが、「青空を背に白亜の霊廟がまぶしいばかり」、とは参りません。
世界ナンバーワンとも、上海についで世界2位だとも言われています。大気汚染が。
両サイドには、西側にモスク、東側に集会所があり、ともに同じ形に作られており、左右対称を際立たせています。一説によると、集会所は左右対称にするために、作られたとも言われています。モスクも美しい。
もと来た通路を通って帰りますが、改めて見るとこちらもなかなかのもの。
アグラ城
タージ・マハル見学のあと、西2,3キロのところにあるアグラ城に移動します。
16世紀ムガル帝国時代、アグバル大帝によって築かれた要塞で、タージ・マハルの影にかすんでしまっていますがなかなか美しい城です。
世が世なら、窓からタージ・マハルがくっきりと見え、毎日ながめていたんだそうです。
18:55の全日空NH0838便で翌朝5:55着の予定です。
今回、2,30年ぶりのインドでしたが、公共交通機関と道路網が発達、そのためか売られている野菜なんかも新鮮、物乞いや路上生活者もあまりみかけなくなり(まだまだいますが)、発展しつつある国だなというのが実感。前に来たときは、3000年進歩しない国という印象だったのと大違いでした。また来たい、ビザも1年間あることだし。
人々の様子はこのあと、(その4)にてご紹介します。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。
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