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2023/03/14

ネパール旅行追憶③ 山奥の民家に宿泊(2020年2月)

2月9日夕刻、長時間ジープにゆられたあと、ガイドSさんのご実家のあるK村に着きました。

いたるところ絶景が広がる




素晴らしい景色が広がります。素晴らしいと言えるのはここで生活していない人。棚田を見てください、千枚田なんて生易しいものじゃない。急傾斜で一つ一つは幅2-3m程度の狭い畑だったりします。もちろん使われている機動力は動物です。(左下の比較的なだらかな斜面にある畑が黄色く染まっているのは、多分菜種畑でしょう。菜種油は今も貴重な生活資材です。

今夜は民泊

さて、宿。ホテルなんぞあるわけなく、Sさんのご実家に泊めていただきます。


炊事場


台所

一部屋割り当ててくださいましたが、おとうさんは建物の外に屋根が張り出しているだけの軒下の廊下で寝ていました。暑いときはいつもこうしているのだとのことですが申し訳ない。煮炊きは薪(もしかしたら牛糞も?)、水は上の方からパイプで引いてあり、蛇口もある便利な作りになっています。

キッチンガーデンです。

トイレは当然ボットン便所。横に水桶に水が張られており横に手桶、用を足したあとこの水で清めるという東南アジアでよくあるタイプです。(最近はホテルなどでは水圧のかかったホースが横にある、手動シャワートイレがメジャーになっているようです。) 紙を使っても良いと言ってくれましたが、聞くところによると彼らは後始末の大変な紙には嫌悪感をもっているとのこと。郷に従いましたが、それなりに快適。幸い、水が豊かで、石鹸も用意してくれていましたので問題ありませんでした。

その夜はバーベキュー、ヤギを屠ってもてなす大盤振る舞い。近所の人も集まってきて食べたり踊ったりお祭り騒ぎ。近所の人たちはここぞとばかりに食べるのかと思っていましたが、遠慮がちでした。一定のマナーと言うか、ルールというか、あるのでしょうね。ちょっと美しいものを見た気がしました。

暖かく楽しいおもてなし、ありがとうございました。2晩とまったのですが、2日ともぐっすり眠れました。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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