2023/03/05

ベトナム南部一人旅⑩ 常春の高原リゾートダラット、郊外はもっと素晴らしかった(2023年2月)

2月17日金曜日、ダラット滞在2日目は、市内から郊外にむけてリンソン寺(霊山寺)、ダラット大聖堂、ケーブルカー、Truc Lam禅寺(竹林禅院)、トゥエンラム湖、ミンタムガーデン、メーリンコーヒーガーデンなどを訪問、午後の飛行機でホーチミン経由プーコックに行きました。
これらのいくつかをJICA青年海外協力隊の三好さん発信の「ベトナム・ダラット観光通信ブログ」からお借りして、紹介しておきます。
◯ ダラット大聖堂   ヨーロッパのローマ教会をモデルに設計されています。長さ65m、幅14m、高さ47mの上に立つ十字型の鐘楼には、銅製の鶏が配置されていることから、鶏教会(チキンチャーチ)という別名も持っています。
◯ トゥックラム禅寺  トゥックラム禅寺は、トゥエンラム湖エリアにある禅のお寺です。敷地内の総面積は、25ヘクタール面積あり、美しい庭や花壇を見れます。多くの修道士が学んでおり、ラムドン省で最も大きな禅寺になります。このトゥックラム禅寺の前にロープウェイ駅があり、市内からロープウェイで移動するのがおすすめです。
◯ メーリンコーヒー  7ヘクタールもある巨大なコーヒー農園とカフェの観光地です。メーリンコーヒーの最大の特徴は、ジャコウネココーヒーという最高級のコーヒーを飲めることです。広大な敷地からは、広く広がる高原の綺麗な景色が見れる他、ジャコウネコが飼育の様子や花公園や犬カフェなども遊ぶことができます。 (この他にも沢数紹介されています。ぜひ再訪したいもの。) 

霊山寺

宿に荷物を置いたまま、北方2キロの近所にあるリンソン寺、次いで大きく南下、スアンフーン湖のそばにあるダラット大聖堂を訪問。宗教的節操がない、それが我ら日本人。


ダラット大聖堂は「営業時間外」


ダラット大聖堂は、Google Map を見ると、営業時間外と。たしかに早朝ミサは終わって厳重に鍵がかけられていました。開かれた教会じゃないんです。ステンドグラスは外側からチラ見しましたが、良さがわかりません。途中、街路樹として桜がチラホラ咲いているのをみつけました。常春の地、ひと足お先に花見をできましたが、お世辞にも綺麗とはいえませんね。
途中、道端にあった店で朝食にいただいたフォーとコーヒーがことのほか美味しかった。地べたで犬が寝そべっている普通の店の普通のおばさんですが、侮れないものがあります。

ロープウェーからの景色がなかなかのもの


 

霊山寺からほぼ5キロ、いい加減歩き疲れた頃、ダラットケーブルカーステーションに到着、ここで片道100ドン(往復120千ドン)の料金を払ってロープウェーに乗車。結構長距離で、何より、その景色が素晴らしかった。何分か乗って到着したのが竹林禅院。

トゥックラム禅寺(竹林禅院)は花盛り




禅院は随所に花があり、綺麗に手入れされている素晴らしい庭園で大勢の観光客で賑わっていました。
禅院から15分ほど山を下ると、トゥエンラム湖、人工湖だとか。周辺に滝などいくつかの名所があるようですが、静かなたたずまいの美しい湖でした。

ミンタムガーデンへGrabバイクで移動

郊外なのでタクシーがつかまるか少し不安でしたが、幸いGrabバイクがつかまり、まだ時間があったのでミンタムガーデンに行きました。ミンタムフラワーガーデンは、庭が手入れされていて綺麗でした。あるいはホテルのようでもあり、周辺をしらべたら1泊3千円台で意外と安かった。こういうところに泊まるというチョイスもあったかもしれません。



宿に戻る時ニアミス、道が大間違い

とは言っても、無粋な私はすぐ飽きてしまい、時間もそんなにあるわけではないので、再びバイクタクシーを呼んで自分の宿を目指します。
で、爽やかな風を頬に受けながら、暫く走ったのですが、どうも自分の思っていた方向と違う、道筋もみたことのある風景、急遽バイクを停めて確認したら、なんと先程までいたトゥエンラム湖に向かっているではないですか。どうもグラブアプリの操作ミスをしたようで、行き先を変えるように言った所、運ちゃんいわく、一端トゥエンラム湖まで行かせてほしいと。要はアプリの命令どおり動いているロボットみたいな存在なので、勝手に変更は出来ないらしい。とは言えそんな馬鹿なということでアプリを模索、なんとか変更することが出来ました。(5千ドン=30円の変更手数料で変更できました。なかなか優れた仕組みです。)

宿から空港まで

ダラットの空港は市街地から30キロの遠方にあります。東京から成田までの半分程度ではありますが。
行き方は、5キロほどのところにある「インターシティバスステーション」から1時間ほどシャトルバス(50千ドン)に乗って行くのが普通です。(逆に空港からはダラット市場付近まで60千ドンほどで送ってくれるそうです。)

寄り道することに

昼前後に宿をチェックアウト、ここでちょっと悩みました。飛行機の出発時刻は15:40、時間はまだ早いので、もひとつ、メーリンコーヒーガーデンにも行きたいな。赤い実をつけているところみたいな。
方角的にもほぼ空港方面だしということで、宿→(17キロ)→メーリン→(20キロ)→バスステーション あるいは、メーリンから直接空港まで28キロ、そんなに寄り道にならない。
ということで、メーリンコーヒーガーデンにチョイ寄りしてから空港に向かうことにしました。

まさかのお姉さんドライバー

荷物も背負っているのでタクシーも考えましたが、高原をバイクで走る気持ちの良さ、お値段も安いし。Grabバイクを頼んだ所、すぐに来たのが意外にも若い女性ドライバー。マスクをしているので想像するのはこちらの勝手、シアワセ。早速(安全のために)しっかりと腰につかまって行きました。

行ってよかったメーリンコーヒーガーデン

コーヒーガーデンまで人気のない山道を走ること30分、広大な敷地にコーヒーが植えられており、その向こうに湖もあります。入場料代わりにコーヒー115千ドン(700円)を注文、駆け足で園内をあるき回りました。季節的に赤い実がたわわ、というわけにはいきませんでしたが、爽やかな高原の空気を思いっきり味わいました。



このあたりでは到底タクシーはつかまらないと思ったのでGoogle 翻訳を使ってお姉さんと交渉、暫く待ってもらって、そのまま空港まで走ってもらいました。空港まで更に40分、荷物があって重心が後ろに行き走りにくかったかと思いますが、お姉さん長時間ありがとうございました。お気をつけて、そして良いお客を見つけてお帰りください。

ホーチミン経由プーコックに


15:40分ダラット発、16:40ホーチミン着、次いで18:15ホーチミン発、19:20フーコック空港着の飛行機で、最近知名度をぐんぐんあげているフーコックに行きました。

ホーチミン付近はちょうど夕刻、空から見たメコンデルタの景色は素晴らしかった。
この大きな川の中に魚が沢山泳いでいて、それを大勢の人が獲って暮らしをたてている。
緑色のジャングルの豊かな植生とこれを切り開いた広大な田んぼが広がって、人々を支えている。かってな思い込みで実際の所は存じませんが、そう思うとますますメコンが愛おしく思えてきます。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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