2月15日、カントーからバスでホーチミンに帰ったあと、サイゴン駅から夜行列車に乗ってニャチャンまで行きました。
(寝台列車予約のしかたについては、ベトナムホーチミン一人旅①ご参照。)
サイゴン駅周辺はアジア的な古い街
奥の方にあるのがサイゴン駅 |
時間があり余っていたので市内のバスターミナルからサイゴン駅まで5キロほど歩いていきましたが、駅に近づくにつれゴミゴミとしたいかにもアジアらしい街並みになってきました。
駅の位置を確認、荷物を預けたかったけどそんなサービスはもちろんありません。(今回の旅行を通じて荷物預かりらしいものがあったのはタンソンニャット国際空港でみかけただけです。)
歩き回る元気は残っていない一方時間がタップリ余っていたので駅近くのコーヒーショップで一休み。日本にあってもおかしくないおしゃれなチェーン店で、アルバイトらしい店員が友人と一緒になにか勉強していたのが印象的でした。サイゴン川の支流の小さな川岸までいくと、何件かレストランが並んでおり、なにか大きな魚を焼いていました。これを夕食にしようと、テラス?路上?のテーブルにすわりましましたが、周りは鍋料理を囲んで盛り上がっている地元の人達でいっぱいた。ちなみに、このお魚、お名前は存じませんが、パサパサしていてあまり美味しくなかった。ライスペーパーに野菜をタップリのせ、一緒に巻いてニョクマムをつけて食べました。
駅前の様子
発車30分前から改札開始、アナウンスはベトナム語と英語の両方でされるのですが、列車番号のSE2の、2の部分がTwoともSecondとも聞き取れずその30分前の別の列車可と思いボンヤリしていたら親切な係員が促してくれました。
中国製?のディーゼル機関車 |
調理場もあります |
2段ベッド4人部屋 |
軟座 |
もともと、2段ベッドを予約したかったのですが、残席がなく、1段ベッド2人部屋を予約しました。軟座もなかなか居心地良さそうで短距離なのでこれでもよかったかもしれません。
ちなみに、今、3月の値段を調べたら、軟座454千ドン(2700円)、3段ベッド617(3700円) 2段ベッド817(4900円) 1段ベッド1681(10000円)と、結構な開きがあります。庶民には安く、持っている人からはたくさん取る、社会主義の正しい姿?
ついでながら、現在社会主義国家を名乗る国は、ベトナム、ラオス、中国、キューバ、そして北朝鮮の5カ国とのこと。こう並べるとどうも。。。
私の乗った1段ベッド2人部屋は、こんな具合。どうも他人同士は同室にしないようで、独占できました。私が乗った2月15日は一等寝台1416 千ドン(8500円)、2段ベッド797千ドン(4800円)、でしたから値段は倍しますが、価値あります。(現時点で調べたら上記のように、季節的なものか、原油価格動向によるものか、上記のように少し値上がりしていました。)
11月にタイの夜行列車にも乗ったのですが、この時は室内に洗面設備があり、トイレ、洗面所が客車ごとに、そしてシャワー室(無料)がついていました。(このときの様子は「タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑭」ご参照)
未明のニャチャンに到着
列車は20:55に発車、極めて快適、外を見ても光以外何も見えないのではやばやと就寝。寝過ごすのを心配していましたが、到着4:15より少し前、目覚ましがなる前に目覚めました、普段悩まされる頻尿に感謝。トイレも綺麗で良かった。(ニャチャン駅のトイレがどうなっているか、ちょっと見てみましたが、外側から見る限りでは工事現場のトイレのようで、列車の中ですませておいて正解でした。)
到着予定時刻4:15、少し前に車掌さんが声をかけてくれ、順調に下車。列車の運行は正確です。
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