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2023/03/02

ベトナム南部一人旅⑥ 雑記帳:Grabタクシー、Grabバイクタクシーにはお世話になりました(2023年3月)

私は日本ではタクシーを余り使わないし、配車アプリというものを使ったことがありません。わざわざ配車アプリを使うという方は少数派ではないでしょうか。

ところが、場所不案内、言葉不自由、悪質運転手が横行しているかもしれない海外ではこの配車アプリというやつは非常に便利です。今回、ベトナムや東南アジア諸国での配車アプリについてご紹介します。経験談と言うより一般的な話が多いので、ご興味のある方はこのブログ記事を読むより、専門のサイトに当たられたほうが良いかも知れません。

配車アプリについて(ご存じの方も多いとおもいますが)

・スマホのアプリで、乗り場と行き先を指定すると、料金を明示の上、最寄りのタクシーが迎えに来る仕組み、要はマッチングアプリ。日本の場合は白タクはご法度なので、提携のタクシー会社が配車してきて、料金もメーター通り(+迎車料金)となるようですが、この辺は国によってことなるのでしょう。Grabについては、次の項で説明します。

・海外の配車アプリについては、例えば IMATABI ー タクシーの進化系!海外で人気の配車アプリって何? に詳しく説明されてあります。

Grabについて

欧米ではUberが主流のようですが、東南アジア圏の配車アプリで圧倒的につよい(というか独占)のがマレーシア発祥のGrabです。

事前準備

① アプリをいれます。(検索でGrab といれればでてきます。)
② その地で使える電話番号と、クレジットカードの明細を登録しておきます。

実は、去年の11月タイ北部・ラオス旅行をしたときは、電話番号がなかったので、つかえず残念な思いをしていました。(ラオスはGrabサービス対象外)今回は、電話付きのSIMカードを購入、晴れて使えるようになったわけです。

利用手順

①アプリを開いて行き先を指定します。事前にはいっている場所を選択する、アドレスを打ち込み、リンクしている地図で指定するなどのやりかたがあります。前日にでも、事前に目的地を保存しておくと便利でしょう。
② 次に何処で落ち合うか、これも地図で指定します(通常、GPSで現在地が示されます)
③ 料金がでてきます。それでOKにすると、最寄りの車の明細が表示され、乗車地までで来ます。到着するまで時間と、現在位置とがアプリ上に表示されます。
④ 車両番号などでお互いに確認後乗車、目的地についたら、そのまま下車。料金はクレジットカードから引き落とされ、領収書がメールされてくる。

そのメリット

① 必要なときすぐ拾える。
② 口を聞かなくても良い(外国語が通じなくても大丈夫)
③ ドライバー評価システムがあるので、ある程度信頼できる。
④ 最初からいくらかわかるし、ボッタクられる心配がない。
⑤ 現金の受払をしなくても、事前に登録のクレジットカードから引き落とされる。

デメリットは

① そばに車がない場合は来てくれない。人里離れた場所では流石にむりでしょう。
② 行き先を正しく入れる必要がある。特にローカルの地名など、表記がわかりにくいのでうっかり間違えると、間違えた場所につれていかれる。ドライバーは一種のロボット状態なので場所を修正するのも、手間がかかる。
③ 待ち合わせ場所を正しく指定しないと来てくれないし、正しく指定しても、お互いに見つけにくいときがある。

Grab、今回使ってみました。

ホーチミンシティーではグラブタクシーをよく使いました。特にお金のトラブルがないのが良い。ほとんどストレスなく使え、行動半径が大幅に広がりました。

失敗から学んだこと

・一つ勉強したことは、待ち合わせ場所の選び方。
車の停めにくい場所、周辺に車が沢山停まっていて、どれが自分の車かわからなくなりそうな場所は避けたほうが良いようです。一番無難なのは、ホテルや有名施設の入り口ですが、入り口が複数ある場合は、気をつける必要があります。アプリ上の地図に車の位置がGPSで示されるので、常に自分と双方がどこにいるか掌握するように気をつける必要があります。

・行き先は事前によく調べておく必要があります。兄ちゃん、東京駅までやってくれ、というわけにはいきませんから。一度、行き先の指定を間違えてしまったことがあります。ある地点AからBまで行き、そのあとCにいくつもりが、Bを発ったあと走る道に見覚えがある、これはおかしいということで停めて調べたらもとに地点、Aに向かっていました。アプリの登録地点をタップするとき、謝ってタップしてしまったようです。その時の運転手のセリフ、一度Aまで行かせてくれ、と。なんとかアプリを操作して目的地変更をすることができましたが、ちょっと慌てました。

バイクタクシーも愛用しました。

最初ちょっとためらいましたが、みんな乗っている。一度乗ってみたいなと、使っていたら病みつき。料金が1/3位ですし、風を受けて走るので爽快。お兄さん(一度だけ幸せにもお姉さん)の背中につかまって一体感を味わえ、ますますベトナムが好きになります。

避けたほうが良いケースは、荷物が大きいとき、疲れているとき、それから、道路が混雑しているとき、道路の状態が悪く凹凸がおおそうなとき。雨の日はありませんでしたが、論外です。ダラットでは気持ちがよかったので、バックパックを背負ったままバイクタクシーを利用してしまいました。

何十年くらいか前、地下鉄が出来る前のタイが大渋滞に悩まされ、ビジネスマンたちがバイクタクシーを愛用しているという話を聞いたことがあります。今回の経験では、さほどの渋滞はなかったし、運転も大人しく、大渋滞の間をスイスイと走るので早い、ということはありませんでした。第一、スイスイやられた日にゃ怖くてたまらない。

所によっては使いにくいようでした。

今回行った街は、どこもGrabサービスがありましたが、フーコック島ではやや不自由でした。

フーコック島では、すべてタクシー会社につながるようで、余りメリットがありません。また、バイクタクシーもほとんど普及していないようで、1回使えただけでした。フーコック島はリゾート地として人気絶頂の場所ですが、タクシー以外の公共交通機関がないし、Grabも余り使えないということで、もしかしてタクシー会社の利権?、ワタシ的には評判を落としました。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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