2月15日、この日はカトマンズ近郊のタメル地区にあるユネスコ世界遺産、ボタナート(Bouddhanath Stupa)を見物、そのあと、手漉き和紙を作っている工場を訪問しました。
ボタナート、巨大な仏塔
ネパールでは最大のチベット仏教仏塔(ストゥーパ)でユネスコ世界遺産に登録 ブッタの知恵の目が四方を見渡してます。お前、悪ことしていないよな。仏塔の上から四方八方にタルチョ(お祈りの5色旗、チベットやネパールでみられる一種の万国旗)が張り巡らされています。
当初の計画では、このあと手漉き紙の工場を訪問しました。
和紙工場を見学
なぜかこの地で和紙を作っています。
ロクタ紙といわれる手漉きの紙で、昔から作られているネパールの特産品だそうで、日本でも沢山売られているのでご存知の人も多いかもしれません。和紙につかわれるミツマタのご先祖様がこの地方で採れるロクタなんだそうで、和紙と言っては本家様に失礼。
今回、趣味ゆたかで普段の生活の中で環境保全に心がけておられるFさんが、ツテをみつけてきて、その縁で訪問がかなったものです。
工程は、
皮をはぐ、(通常、すでに剥がされた干瓢状のものを仕入れます)苛性ソーダに浸す、煮沸する、すすいでほぐす、練り上げてパルプ状にする、平たいザル状のものの上に広げて、ゆすって平らにする、干す、ものによっては着色する、出荷する。機械はほとんど使われていないようです。
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