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2023/03/16

ネパール旅行追憶④ 山村のこどもたちとの交流(2020年2月)


カトマンズ近郊にある山村の小中学校を訪問しました。

2月10日、ネパールの山村、K村の学校を訪問しました。

私、別に子供好きというわけでもないし、そういう仕事に関係しているわけでもないのですが、想像するに、ガイドのSさんとしては、自分の後輩たちに、お兄さんのように偉くなって外国の人連れてくるようになるんだよ、と伝えたかったのでしょう。貧しい村の貧しい学校ですから、本(たとえばドラえもんの英語版)やノート、サッカーボールなど、たくさんお土産を持っていきました。

 近所の学校で子供たちと遊ぶ

近所の学校、4-7歳くらいの子どもたち30人くらいと遊びました。一緒にいったFさんは、家の近所でもコミュニケーション障害のこどもなんかをボランティアで面倒見ている人で、心豊かな遊びの天才。早速子どもたちを集めて、遊び始めます。
大きな紙に絵をかかせたのですが、最初こわごわ。やって見せて、オズオズと寄ってきて覗き込む、それでも一旦絵の具を手に取るとあとは堰を切ったよう。顔や手を絵の具でそめてはしゃいでいました。どうもあまり絵を書く教育はしていないようで、人の顔をかかせても、幼児並み。特に、いろいろな色を使い分けるということができないようで、文化の違いと言うか、教育の違いというか、ちょっとした驚きでした。

下の写真は悪い遊びです。紙を壁に貼り、それをめがけて泥だんごを投げる遊び。
子どもたちの喜んだこと喜んだこと、先生方の嘆いたこと嘆いたこと(多分)。
もちろん、あとは綺麗にして帰りましたが、直接壁に泥を投げる遊びをはじめたらどうしよう。 多分大丈夫でしょう、私達にはちょっといたずら心、冒険心をそそる遊びでも、この子達にとっては自然の中にはもっともっとエキサイティングな遊び道具がたくさんあるから。


中学校にも行きました。

中学校では200人の生徒が学んでいます。行ったら恥ずかしいことに、みんなを集めて、その前で挨拶をさせられました。何がしかの寄付を持っていったから気を使ったのでしょうけど、こういうの恩着せがましくて嫌いですが、子供の教育になるのかな。


授業風景もみせてもらいましたが、珍客の方をみてキョロキョロするのはしかたないとして、みんな真面目に勉強していました。


他のところでも感じたのですが、家の前とか空き地で子供が座り込んでノートを広げている姿を何回か目にしました。まさか自発的に勉強しているなどと美化するつもりはなく、宿題が山ほどあるからなのでしょうけど、それでも勉強している姿はいじらしい。将来のネパールあなどれないかも。

この村にもちょっとだけお店屋さんがあるのですが、学校前にも1件小さな店があり、文房具やパンなどが売られていました。子どもたち、少しはお金もって学校行くのかな。

子どもたち、結構まともな服きています。現金収入が乏しいこの地で、親御さんたちの愛情ですね。聞くところによると、家畜や農産物の販売収入もさることながら、Sさんのように都会にでた人たちの仕送りも大きな収入源のようです。



学校からみた景色です。空気きれいです。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

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