2月14日火曜日、ホーチミンシティーから150キロほど離れたカントーに移動。ここはメコンデルタの中心部、水上マーケットとナイトマーケットが売りです。
朝の長距離バスでカントーに移動
7:30開館の戦争証跡博物館をみて、Grabタクシーでホーチミン郊外10キロほどのところにあるミエンタイバスステーションに移動。9時発のバスに滑り込み。早起きは三千ドンの得。(バスの様子は「ベトナムホーチミン一人旅④」をご参照。)
13時ごろカントー到着、宿のあるところまで送ってくれたミニバスから降りてちょっとキョロキョロすると、近所の店に人が親切にもこっちだよ、と指差す。結構有名な宿なのかな。
ボロイが素敵な宿にチェックイン
予約してあった「Thanh Ha Guesthouse」は、路地の奥まったところにあり、治安の悪い国だったらちょっとビビるかんじの場所、途中の家の中が見えたりします。
玄関口で靴を脱いでロビーというか土間にはいると、西洋人老夫妻が2組、ソファーでくつろいでいました。宿のオーナーHaさんは、かなり流暢に英語をつかい、翌日の水上マーケット見学の手創りツアーを説明してくれました。本人曰く、高いから自分で船をチャーターするのもおすすめ、気にしなくていいよとのこと。お菓子と果物を出してくれた上、チェックイン時間の3時よりだいぶ早かったのに入れてもらえ大助かり。部屋は315千ドン(2000円)と値段なりに古くてシンプルだけど清潔、施錠は南京錠。やさしい良い顔をしたお婆さんでした。
果樹園見物~ドリアンの木を求めて
水上マーケットは早朝が売りなので、この日は10キロほど離れた場所にあるミーカン観光農場を訪問しました。
旅行社の主催する水上マーケットツアーは、大抵が早朝出発で、ライスペーパー工場、細い水路でのボート、観光農園、市場散策などがセットで5000円から10000円くらいまで、なかなか良さそうなのがあり魅力的だったのですが、帰りのバスに間に合わない、水路のボートツアーやライスペーパー作りはほかで見物済みということで、今回は自分ツアー。観光農園だけ先に行っておこうと思った次第です。
宿のHaさんによれば、この季節花も咲いていないし何も実っていないからお勧めじゃないとのことでしたが、そう入っても実るまで待てない。昔、シンガポールにいたとき、マンゴやパパイヤなどいくつかの熱帯フルーツのお馴染みだったのですが、マレーシアで1回だけ見たドリアンの木が見たかった。あの大きい実が高いところに鈴なりになっている姿ってすごいですから。
ということで、Grabバイクで、果樹園までひとっ走り。交通量が少なく、道も良さそうなので、今回はタクシーでなく、初めてバイクタクシーにのりました。最初、ちょっと怖かったけどすぐに馴れ、快適、快適。
果樹園の中は結構広くて散歩を楽しみましたが、ジャックフルーツくらいしか存在感のある果物はなっておらず、がっかり。Haさんの仰る通り。
ドリアンの木はどこにある、とグーグル翻訳を駆使してたずねまわりましたが、あちらこちら生かされた挙げ句、スギちゃん似の作業員お兄さんが連れて行ってやるとバイクにのせてくれてました。右の小さいのがランブータンで、その奥にあるのがドリアンだと。疑り深いものたちなんで、そばで草取りしていたお婆さんにも聞いたらやはりそこに連れて行ってくれたから本物でしょう。花や実がなっておらず残念ですが、思いがかないました。
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水上マーケット
15日水曜日、4:30。Grabバイクがつかまるか心配でしたが、さすがに水上マーケットが売りの街、すぐつかまり、約5キロ余りはなれたカイランまで。市場近辺につくと、女性の乗ったバイクが並走、Grabの運ちゃんに話しかけてくる、と、バイクが方向を変えて橋の下そばの水辺でストップ。どうやら、ボートの客引きに説得されたか。いくらもらったか知らないけど、まあ、探す手間が省けた。ボートチャーター料は1時間300千ドンとのこと。ある程度の相場を事前に調べてあったので一応250に値切って、2時間はどうだと言ったら、2時間300で妥協。(結局1:15で帰ってきたので、250+チップ20を支払いました。) モーターボートを出すときはどこからともなくやってきた男性が手伝い、その親父が操船するのかと思ったらバイクで勧誘のおカミさんが乗ってきました。女性はたくましい。
まだ真っ暗闇の中、ボートを走らせると、派手に照明している水上小屋にて一端停留。そこは土産物屋や食堂を兼ねている川の駅。特に買い物をすすめるわけでもなかったので、要は夜があけるまでの休憩。おカミさんの分と2人分のホーを頼み朝食としました。
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