6日土曜日、娘夫妻は日曜日までしか休みがとれないので、朝のフライトで帰国。私はこの日の乗継便(安い)がとれなかったので、翌日夜の便で帰国予定。無趣味な上に、ロンドン市内の主な観光地は過去に何回か行ったことがあり、一人で見てもつまらない。そういうことで雨のふる中土曜日の午後から日曜日にかけ、暇つぶし。
ちょうどチャールズ国王の戴冠式
狙ったわけではないのですが、ちょうどこの日は戴冠式。どうせ人混みだとは思ったのですが、パレードの現場に行けば、チラ見くらいはできて話の種になるかなと思い、見に行きました。
パレードは、バッキンガム宮殿の正門、ザ・マルを進み、アドミラルティ・アーチ、チャールズ1世騎馬像の前、ホワイトホール、パーラメント・ストリート、ロード・サンクチュアリ、とすすみ、10時にウエストミンスター寺院入り、そこで戴冠式を行うというスケジュールです。
トラファルガー広場なんか見えそうだと思い、底に行きましたが、同じことを考える人が多いようで大変な混雑。ところが、駅をでても、おおよそ沿道はバリケードで封鎖され、中は見えません。場所取りした人だけしかみることができないようで、中には10日くらいから並んでいたひともいたようです。
とは言え、大勢の人たち、どこかに見ることができる場所があるという噂を頼りに、雨の中ゾロゾロとホコ天になっている街を進みます。途中には反対デモをしているひと、お祝いのチラシを配っている人、様々です。(冒頭に貼ってあるのは、そこでもらった100万ポンド偽紙幣です。)アジアならお祝いグッズや食べ物を売る露天がでていそうなものですが、多分禁止されているのでしょう、それは見かけませんでした。
コベントガーデンの交通博物館は空振り
そのあと、近くにあるコベントガーデンまで移動。いろんな規制があって地下鉄ののりばも閉鎖されていたりして、結構歩きました。
コベントガーデンは中世にウエストミンスター大修道院の野菜をまかなう畑として使われ、その後、食品市場に姿を変え、現在はショッピングセンターとして観光客をあつめているようです。マーケットプレースの横にある交通博物館も訪れたのですが、年間パス23ポンド、老人23ポンド、17歳以下無料。1回券はなさそうで青少年にはやさしいが旅行者には冷たい。面白そうだったのですが、大英博物館が無料なのに、1回しか行けないのの4000円も払うのが馬鹿らしいという、ケチな考えがゆっくり見る時間もないし、割愛しました。(行動経済学的に自己分析するなら、他の博物館が無料でなく何千円かとっていれば、あるいは、1回券と別に高額の年間パス料金が設定されていたら喜んで入っていたでしょう。私って馬鹿。)
このあと、比較的近所にある大英博物館まで徒歩移動、なかをゆっくり見て、SOHOを散歩、ピカデリーサーカスから地下鉄に乗って帰りました。
SOHOは、ユニクロや良品計画など日系も含め有名店が並んでいましたが、雨のせいか、戴冠式の影響下、人影まばらでした。
自然史博物館、科学博物館など
8日月曜日、帰国便は20時過ぎなので、サウスケンジントンに行き、自然史博物館、科学博物館をゆっくりと見学、隣のビクトリア&アルバート博物館は駆け足で覗きました。
帰国便は、ヒースロー空港20:40のOZ522便(アシアナ航空)、ソウルインチョン空港翌日17:30着 同18:30発のOZ108便、21:00成田着。
よく遊びました。街歩きもいいですが、田舎歩きも味わい深いものでした。また行きたい、ショートステイしたいと思うくらい。
行程のあらまし
4月27日(木) 先発隊(私)成田発 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で渡英4月28日(金) 娘夫妻羽田発JAL直行便で渡英、同日合流、レンタカー借り出し4月29日(土)~5月1日(月) ヨーク経由湖水地方見物5月2日(火) ~5月4日(水) リバプール経由コッツウォルズ見物5月5日(木) ストーンヘンジ見物、レンタカー返却5月6日(土) 娘夫妻JAL直行便で帰国(7日着)、残留組(私)は大英博見物5月7日(日) ヘンリー国王の戴冠式で湧く市内見物、自然博物館など見物5月8日(月) 韓国仁川乗り継ぎASEANA航空で帰国(翌日着)
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。