(少し遡った記録を公開します。記録のみでほとんど写真がありません。悪しからず)
今回も大人の休日4日間フリーパスを使い倒すぞ(2022年6月)
4月に大人の休日東北フリーパスを使って、乳頭温泉、下北半島、龍飛岬を訪れたのですが、東北ではまだ冬。龍飛岬の階段国道は閉鎖中、恐山もまだ雪に埋もれていました。今回はそのリベンジ旅行、恐山のほか、五能線の十二湖、只見線沿線の景色を味わってきました。今回もJR東日本全線4日間乗り放題 15270円 のお世話になり、どうせならとなるべくアチラコチラ乗りまくるプランで臨みました。
6月26日(日) 只見線沿線の景色を堪能しました。
早朝出発、秋田に向かいます。直行したらあっという間なので、この際只見線にも乗ってやろうじゃないかということで、遠回りルートで行くことにしました。
大宮発6:33(とき301号自由席)7:36浦佐 浦佐発7:43(上越線)7:52小出小出発7:58(只見線)9:10只見 只見発9:25(代行バス)10:15会津川口会津川口発12:29(只見線)14:15会津若松会津若松発14:20(磐越西線)15:36郡山郡山発15:58 やまびこ65号自由席 16:38仙台仙台発16:53 こまち31号 19:06秋田
只見線は新潟県魚沼から会津までの渓谷を走る秘境路線、各種の観光ベストテンの常連で撮り鉄の聖地ともいわれる人気路線ですが、もともと毎年数億円の赤字を出す路線。そこへもって2011年東日本大震災と同じ年の夏に豪雨に見舞われ、3箇所で橋りょうが流出するなど大被害を受けました。JRからは当然ながら廃線、バス路線への転換が提案がされたそうですが、永年の交渉の結果、地元側が復旧費用85億円の3分の2、年間維持費2億円を負担することで存続することになり、少しづつ復旧、2022年10月に全線開通に至っています。行きずりの私から見れば無駄なことをと思いますがこの心意気、感動もの。
「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン」1位、「雪景色のきれいなローカル線ベストテン」3位に選ばれる、コロナ以前は外人観光客にも人気の路線だそうですが、私の乗ったときはオフシーズン、撮り鉄すらおらず平均して2-3人、いや運転手をいれて3-4人くらいしか乗っていませんでした。それだけに両サイドに迫る山の緑、白い飛沫を見せる川、など両サイドの景色を満喫できました。写真なくてごめんなさい。
6月時点では、まだ、只見、会津川口間がまだ不通で、只見駅から代行バス(ハイエース)に乗り換えました。客は私一人、今度はいくつかの集落を巡り、今はお休みしている鉄道駅には都度律儀に停車していきます。会津川口まで約1時間弱ののんびりしたバス旅を楽しませていただきました。
会津川口駅では接続がなく、駅の人のすすめで川沿いに30分ほど歩いたところにある道の駅会津金山を訪れ、そこで昼食をとりました。途中、川の景色を堪能したのは言うまでもございません。
福島県金山町(只見川) |
(泊)中通温泉こまちの湯ドーミーイン秋田 秋田市中通2-3-1(素泊まり7040円) (ドーミーイン名物の夜鳴きそばをいただきました。)
27日(月) 五能線リゾートしらかみ号で白神台地十二湖に行き湯瀬温泉に泊まりました。
秋田8:19発(りぞーとしらかみ1号)10:25十二湖 十二湖(バス)奥十二湖十二湖13:04発(リゾートしらかみ3号)15:49弘前弘前16:32発(奥羽本線つがる6号)17:09大館大館17:35発(花輪線)18:49湯瀬温泉
リゾートしらかみは2回目です。以前、2015年3月にこれも4日間フリーパスで、気仙沼、陸前高田、宮古、久慈などを訪ねたあと、青森で三内丸山遺跡を見物、その足で青森から秋田まで乗ったのですが、車両の楽しさと景色の良さに感激したものです。その時は直行でしたが、今回は途中十二湖で下車、バスで奥十二湖に行きました。今までどこ行ってもガラ空きでしたがこのバスは満員、さすがと変に感心。
十二湖はそれぞれの湖が美しいというだけで、特にこれといったものはないのですが、なんといっても一帯は世界遺産白神山地、ブナ原生林におおわれた小道を散策するだけで気分爽快でした。帰りは茶屋でインスタントの疑いのある「名物ラーメン」を食べたあと、下り坂を駅まで歩き、2時間半後に来たリゾートしらかみ号で弘前まで行きました。弘前からは奥羽本線の特急で大館、次いで花輪線にのり、湯瀬温泉駅で下車、19時近く宿に入りました。それにしても、何処に言っても列車の本数が少なく、特にローカル線に乗った日には細切れの上接続がわるく長時間待たされる。
(泊) 湯瀬ホテル 鹿角市八幡平字湯瀬湯端43 (2食付12950円)
28日(火) 豪雨のなか恐山を見物、宿坊に泊まりました。
湯瀬温泉7:47発(花輪線)9:12好摩好摩9:36発(いわて銀河鉄道)11:00八戸八戸11:04発(青い森鉄道)11:49野辺地野辺地13:00発(大湊線)13:56下北下北14:05発(バス)14:48恐山
秋田県鹿角市湯瀬温泉にて |
(泊)宿坊 吉祥閣 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2 (1泊2食12,000円)
29日(水) 恐山から鳴子温泉、新庄など迂回しながら帰宅しました。
恐山10:05発(バス) 10:35むつターミナル大湊11:48発(大湊線)12:39野辺地野辺地12:45発(青い森鉄道)13:31八戸八戸14:16発(はやぶさ28)14:44盛岡盛岡15:08発(やまびこ66)16:10古川古川16:59発(陸羽東線)17:46鳴子温泉鳴子温泉18:06発(陸羽東線)19:08新庄新庄19:57発(つばさ160)23:03大宮
恐山からバスでむつターミナルまで移動。そこから徒歩で下北駅にむかいそこで昼食。下北駅から11:52発の列車に乗って野辺地方面に行くつもりでしたが、ちょうど11:08発の大湊ゆきの列車がいたのでこれに乗りこみ一旦大湊に行きました。ターミナル駅というより最果ての田舎駅という風情、駅前をちょっとだけ散歩、雑貨屋のお婆さんとちょっとお話をして、再び大湊駅発の列車で下北、野辺地方面に行く折り返し列車に乗りました。(乗り放題切符だから不正乗車ではありません)
野辺地からは来た道を戻り八戸まで。そこから真っすぐ帰宅することも可能でしたがそこはせっかくの乗り放題切符。盛岡から古川に出て、鳴子温泉で乗り継ぎ、新庄へと迂回して帰りました。山形新幹線に乗りたくでわざわざ新庄まで迂回したのですが、この新庄駅、新幹線始発駅なのに何もない。時間が遅いせいもあるのでしょうけどガラーンとしていてレストランどころか駅弁を買うのがやっとという駅でした。これが新幹線始発駅。まっすぐ帰ればよいのにワザワザ寄り道する愚行でしたが、何か変わったことすると新しい発見があります。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。