2023/01/07

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022年11月5日)

チェンマイから長距離バスでチェンライへ移動、サタデーマーケットを堪能

チェンマイ市内散策後長距離バスでチェンライに移動、午後はチェンライ市内散策、何かとトラブル続きでしたが結果オーライ、サタデーマーケットは圧巻でした。

長距離バスのWEB予約(日本にて)

3日目の5日はチェンライへの移動日。バスは事前にネットでグリーンバスを予約できました。たいしたもんだ、しかも主要な部分は、旅行日05/11/2022 出発駅 バスターミナル第3回(アーケード)[09:00] 行き先 バスターミナルチェンライ1位[12:20]と、日本語で書かれています。 (料金THB304+クレカ手数料11.7 約1300円)

チェンマイ市内散策を兼ねてバスターミナルへ

チェックアウト時にタクシーを頼もうとするも、値段の折り合いつかず、時間も余裕あるので散歩も兼ねてと、市内散策がてらバスターミナル1にむかう。途中、なぜか昼間もやっている生活感タップリのナイトバザールや、三王記念像などをチラ見、市街地北にあるバスターミナルに安着。

卵を売っている猫も民族衣装リボン着用


 

ワットチェーディールアン

三王記念像

あれ、やばい、トラブル発生。

ということで、機嫌よくバスターミナルに到着したのですが、バスの影はない。少し早めっだったせいかと思ったのですが、待っている人らしき列もない。念のために窓口に聞くと、衝撃の事実、あなたのバスはバスターミナル3出発ですよ。手元のチケット見て早とちりに気づき、急遽移動することに。ちょうど客を送ってきたトゥクトゥクにすがりつき、運ちゃん、飛ばしてくれと懇願。言葉は通じないけど、こういう馬鹿なやつあるある、と察したようで真面目にぶっ飛ばしてくれ、時刻ギリギリに到着、わずかTHB50(200円)でありがとう。

チェンライの街は食堂ひでり

バスは快適、半分くらいが西洋人。無事昼過ぎに到着、宿に荷物をおいて食堂探し。屋台的なところはやっているのかやっていないのか、余り物を食わされても怖いしと、Google Map頼りにあちこち彷徨。Mapにあっても別の商店担っていたりして苦慮、やっと見つけた青い鳥は宿のそば。Barrab、小綺麗でお姉さんの英語もしっかりしているし、何ていうかタイに来て初めてまともなレストランに入ったの感がありました。(何かローカルフードを食べたけど名前は忘れました。もちろんおいしかった。)

 

チェンライの目抜き通り 時計塔



当地一流?レストランメニュー


少数民族博物館見学、ツアー探し

昼飯もすませ、ワット・プラケオ、ワット・プラシンなど名所をチラ見、山岳民族博物館に行ってきました。目立たない建物の階段を上がっていくと受付があり、THB50を払って入場、中は私と受付のお姉さんだけ。少数民族たちの説明が展示、あるいはビデオ放映、お土産品も並んでいました。ここはPDAチェンライという少数民族支援のNGOが運営しており、トレッキングやツアーも扱っているとのことでしたが、ツアーはどうも休止状態のようでした。

チェンライからゴールデントライアングル、少数民族村などに行きたく、日本出発前にもPDAはじめWEBで探したのですが、ほとんどのツアーがチェンマイ発、あっても一人でも無理そうなものばかり。それなら足で探すべく地球の歩き方に載っている旅行社ジェイトラベルなど行ってみると中はガラガラ、Google Mapにはちゃんと載っているのに。ほかにネットでみつけたところは跡形もなし、コロナで長いこと鎖国していたのだから専業の大手ほど立ち行かなくなったのでしょう。小さな旅行社は沢山ならんでいたけど、どこまで信用できるか。一旦宿に行き、そこのチラシにあった先にコンタクトしてもらったら、結構良さそうなツアーがみつかりました。灯台下暗し、ここにも青い鳥。ツアーについてはのちほど。

圧巻のサタデイマーケット

あたり一面露天がたち、広場ではまだ暗くならないうちから家族連れが買ってきた食べ物を並べてピクニック。


タテヨコ一帯の路の両側に屋台が並ぶ



広場では明るいうちから家族連れが食事



スィーツも魅力的



コオロギなど虫も各種、みんな買っている


一つ一つの通りは、浅草の仲見世通りに負けますが、あたり一帯、四方八方の路に屋台が立ち、その規模感はすごい。写真ではまだあまり人がでていませんが、暗くなるに連れ賑わいを増し、歩きにくいほどになりました。(少なくとも今は)観光客目当てではなく、客はほとんど地元民のようでした。そんなに食べるのかな、そんなに買えるのかな、商売になっているのかな。大枚THBも払って、各種料理、スィーツを買い込んでホテルに持ち帰りました。コオロギや、蜂の子のようなものの唐揚げも買いました、結構美味しかったです。今から訓練して食糧危機に備える、なんて大上段に構えなくても単純に美味しい。

宿は、ツーリストイン  1004 Jed Yod Soi 3, 57000  朝食付きで2泊 THB1000(一泊約2000円)、 旧バスステ至近、受付のおばさん、言葉通じないし愛想悪いけど、バス停に近くロケーションもよし、朝食も美味しく、満足でした。


一人宴会のご馳走たち



翌朝の朝食(宿代に込み)


明日は念願のゴールデントライアングル方面へのツアーです。楽しみ。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。


タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)



2023/01/06

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(2022年11月)

旅は身軽でなくっちゃ。ーこんなもの持っていきました。

今回の旅行で持っていったものをご紹介します。(自分のメモ兼、たまたまこのブログをご覧になった奇特なかたへの参考に)

山路を登りながらかう考えた。(草枕)

昔、出張でインドのニューデリーに行った時、予てから知ってはいましたが首都なのに路上生活者が多いのに驚きました。人間、あれだけのモノがあれば生きていけるんだな、と感動。そのかわりすぐ死んじゃってそれはそれで仕方ないという世界、今の便利さいっぱいの生活にドップリの自分にはその真似はできないし、必要もない、そうなんだけど、以後、事あるごとに、それを座標軸に考えるようになりました。

一方、同じく出張中、空港のターンテーブルからトランクを引き上げる時、ぎっくり腰になる経験をし、それ以降、旅行に持っていく荷物はできるだけ少なくすることを心がけてきました。 自分の体力の衰えに伴い、サムソナイトのトランク時代から、キャリーバック(和製英語で英語ではトロリーバック)時代を経て、悪路や階段でも大丈夫なバックパックが最強という現在に至りました。ある程度の清潔さとリスク軽減を考えると若者バックパッカーのマネはできないので、今、一番参考にしているのは、登山者の装備、彼ら、キャリーバック持っていきません。

今回持っていったもの

まず、特にこだわったものを示し、最後に全体のリストを掲げます。商品名、一部はリンクを張っていますが、これは広告ではありません、(欲しいけど)お金ももらっていません、念のため。(以下ほとんどモンベル、ワークマン、時に100均、まれにユニクロ、良品計画ですが、ケチな性分なのでコスパ重視。余裕のある方はもっと高級で格好良いもの使ってください。)

◯ バッグ

機内持ち込みの制限は3辺合計115cm、7kg以内。(タイ航空の場合は、他に預け荷物20キロまで無料ですが、煩わしいのとロストバッゲージが怖い、旅行中持ち運ぶのも辛い、ということで行きは利用せず、土産物も増え日本に直行するだけの帰国便でバックパックを預けました。)

ワークマンのリュックとモンベルのサブバック

背負っていくバックパックは、ワークマン ジョイントバックパック41リットル 4900円 にしました。今まで、機内持ち込み用バックとして定評のある  Cabin Zero  Military 44L 14850円)を愛用して来たので迷いましたが、収納場所が多いことと、ハーネスもあって背負いやすそうだったのでお試しも兼ねて持っていきました。写真で黄色いのは100均で買った反射板、紐をぶらさげているのは、ファスナーの口閉じも兼ねて、ベルトを小さくまとめるため。

横にある小さいのは、サブザック。普段はバックパックを宿にあずけ、飲み水など最低限のものをいれて観光しました。 

◯ 雨具、靴など

雨、熱帯ですぐ乾くから気にしなければ良いのかもしれませんが、やはり濡れたくないですね。
折り畳み傘とレインスーツ(いずれもモンベル)
モンベルの U.L.トレッキングアンブレラ5280円123g、8本骨で丈夫なのに軽量でポケットに入る上、すぐ乾く。非常に便利なので普段使いしています。 右側にあるのは、レインスーツで、いずれもモンベル、バーサライト ジャケット16060円 134gバーサライトパンツ11440円110g ともに耐水圧30,000mm以上、透湿性43,000g/m²・24hrsとかで、よくわかりませんが、大雨でも大丈夫とのこと。今回は幸か不幸か出番はありませんでしたが、半年前の6月、恐山で大活躍しました。 ワークマンの透湿レインスーツSTRETCH4900円590g、INAREMストレッチレインスーツ054 4900円380gも高性能で選択肢でしたが、重くてかさ高いのであきらめました。

靴はかさばるので、普段使いのウォーキンシューズのみ。あと、機内、宿、その他非常用にビーチサンダルを持参しました。モンベルのスリップオンサンダル楽っぱ、が評判がよいので検討、楽っぱは買ったのですが、意外とかさばるのと、はく都度かがむのが面倒なので、ちょっと重くてもビーサンが今のところベストチョイス。(アイデア募集)

◯ 洗濯用品

荷物のスリム化には衣類の削減がポイント。そうなると洗濯は避けて通れません。

左は揉み洗い用、右はミニバケツ、手前は洗剤

今回、今後の旅行を快適にするためのテストとして、洗濯袋型とバケツ型の2種類持っていきました。

左は洗濯袋、揉み洗いするものでScrubbaのウォッシュバッグが定番のようですが、なにせ8000円もするので、私はウォークマンのCOMPACT WASH BAG1500円を持っていきました。 右は折りたたみバケツ、結論としては、普通のシャツ、靴下を一度に何枚も洗う用途としては折りたたみバケツに軍配。今回の宿はすべて洗面シンクがあったので結果的にはなくてもよかったかもしれませんが、あると格段に洗いやすい。(折りたたみバケツの製品名は忘れたのでGoogle lensで調べたところ、dmsk社「12L折りたたみ式フット洗面台2854円」がヒットしました。でも2-3リットルくらいだしそんなに高くなかった筈、パチもん買ったのかな。1000円くらいので十分です。) 

あと、洗濯ロープ洗濯ハサミは、100均のものを持っていきました。これは必携です。

◯ 下着など

暑いところで汗もかく。一方高地でもあるので朝晩は涼しい。涼しくて汗抜けが良いものが良いと思い、テストを兼ねて下記2種類を持っていきました。

モンベルのジオライン クールメッシュ VネックTシャツ  2640円      AtonのクレーターメッシュVネック半袖 1029円  

メッシュシャツは登山家の世界ではミレーのDRYNAMIC MESHが定番のようですが、なにせ最安でも4000円する。だからAtonにしました。結果的にはそんなに大汗かいたわけではなかったので、ジオラインがベストチョイスでした。なにしろ洗濯してもすぐ乾く。

その上に着るTシャツは、コスパを考えると私の中ではワークマンの独擅場。特にCOOL CORE 冷感長袖ミドルネックシャツが良かった。(紫外線が強いので主に長袖を着用)

◯ 財布、およびしまい場所

無印良品の旅行用財布990円に外貨、普段使いの財布に邦貨を入れていきました。小型財布では他にもワークマンやモンベルはじめ随所でスリムなものがでていますね。

格納場所ですが、サコッシュにいれて首からぶら下げる人、ポケット付きのシャツ(インナーセキュリティベスト)、ウェストポーチ、人それぞれ工夫していますが、私はファスナー付きのポケットに入れていました。しまい場所工夫しても、外から見えるし、それでなくても泥棒は先刻ご存知、むしろ狙いをつけて一網打尽。なにより一番のリスクは、ホテル、トイレその他でまるごと置き忘れてしまうこと。今回の旅行先はさほど危険と思えなかったので、分散もしませんでしたが、やばいところに行くときは、分散させます。その場合、バックの施錠はあてにならないし預けても忘れる100%信頼できないし忘れる心配があるので、基本的には身につけています。命狙われてもお金ですみますし。

◯ 用心のためもっていったもの(防虫グッズ、薬など)

人類を一番殺しているのは蚊だとか。東南アジアもマラリア、デング熱のリスクが高いので、あまり刺されたくない。 ホテルの部屋ではまず、押すだけベープ、夕方歩くときはどこでもベープ携帯。今回クルージングがあるので防虫網つきの帽子も考えましたが、これは外見わるいのでやめました。(結局、メコン川では蚊に遭遇せず)

医薬品はコロナの時節柄解熱剤と下痢止め。なまじ下痢を止めると菌の排出がすすまず治りが遅いと聞きましたが、そうは言ってもという場面もあろうかと思い、ストッパ下痢止めを持参しました。(正露丸は中途半端) 疲労困憊の最終日にとうとうお世話になる羽目になりました。

◯ 情報関係グッズ(SIMカード、モバイルバッテリーなど)

スマホ中毒の現代人、WIFIは必須。レンタルのルーターも選択肢ではありますが、充電しなければならないし、高い。ほんのちょっとの手間なのでSIMカード、AIS 16日間(384時間) 利用可能 タイ国内用プリペイドSIM データ容量15GB データSIM タイSIM  タイ国内への発信100バーツ分無料通話付き 800円 を購入、これを差し替えて使いました。

モバイルバッテリーはAnker モバイルバッテリー コンセント一体型 USB充電器 5000mAh Aポート×2 PowerCore Fusionが充電器も兼ねており嵩張らなくて、お勧めです。無印良品でも売っています。

バッテリーながら充電器も兼ね荷物減らせる

◯ ついでに、保険について

旅行保険、以前はOff を使っていましたが、いろいろ調べるとクレジットカード付帯の保険で十分、そう判断しました。保険もですが、旅程、万一の場合の連絡先、預金のありか、など、を家族に知らせることは励行しています。終活にもなるし。

今回持っていったもの明細

 

身につけていくもの

バッグにいれていくもの

貴重品・書類・小物

財布2(日本円用、外貨用) 現金(8万円+300ドル) 
家の鍵
パスポート 
Eチケット(念のため紙プリント) ワクチン接種証明(紙プリント) マイレージカード クレカ3(JCBVISAMASTER) 保険証 免許証 スマホ、海外SIMカード 遠近両用  時計 旅程表 筆記具 ティッシュ ハンカチ エコバッグ

地図 ガイド本、バッテリー兼充電器 変換プラグ コード
老眼鏡  懐中電灯 
ウェットティッシュ ジップロップ

衣類・靴

帽子 ウルトラライトダウンジャケット 山シャツ 半袖シャツ インナーシャツ インナーパンツ ステテコ  靴下     
トレッキングパンツ 
ウォーキングシューズ

マイクロファイバー首巻きタオル(暑さよけ)半袖シャツ(Tシャツ)1 腕カバー(半袖時の日光よけ) 長袖クールシャツ1  インナーシャツ2 インナーパンツ2 ステテコ1  靴下3     予備ズボン(パッカブル) ビーチサンダル 軍手 サブザック

洗面具・医薬品

 

歯磨き シェーバー 常用薬 マスク12個 マイクロファイバータオル
消毒スプレー 押すだけベープ どこでもベープ 
虫よけ ムヒEX 日焼け止め 
解熱剤 ストッパ(下痢止め)
洗濯用具(洗剤、袋、ロープ・ピンチ・ハンガー)

雨具・予備グッズ

 

折り畳み傘 レインスーツ
パスポート等控え 予備写真
クレカ番号控え 
レスキューシート S字フック 
紐 チェーン (南京錠)
トイレットペーパー(芯抜き) ガムテープ(芯抜き)
箸・スプーン類 伸縮カップ

 以上、バックパック込み6.5キロに収まりました。帰りはお土産があり若干オーバー、直行の帰国便なのでロストバッゲージのリスクも小さいから、バックパックを縄で縛ってバラけないようにし、預け荷物にしました。ああ楽ちん。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)


2023/01/05

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022年11月4日)



ソンテウをチャーターしてチェンマイ郊外ドイプイ村、ドイステープなど訪問

少数民族の村(ドイプイ村)、ドイステープ、プーピンパレスなど郊外を見物、午後は市内を散策しました。 

チェンマイ郊外探訪~現地ツアーをケチってソンテウをチャーター

チェンマイでの楽しみは、市場など街歩きと郊外の山岳地方。日本を発つ前に現地ツアーを調査、例えばVeltra社の「郊外最大の名所・ドイステープ寺院に訪れる半日ツアー<午前 or 午後/ホテル送迎付/日本語ガイド>」(THB1300)なんて魅力的に思えたのですが、よく見ると2名以上の設定、一人なら2名分払えとのことでそこは一人旅の悲しさ、断念。ブログでは、ソンテウを乗り継いでいくべしとの案内あり、このアドバイスに従うことにします。

早速、大通りに出て流しのソンテウをピックアップ、これは郊外までは行かないとのことなので、専門業者のあつまっているチェンマイ動物園まで乗車(THB50 約15分)。ちなみにソンテウとは小型トラックを改造した乗り合いバスのこと、これから随所で何かとお世話になります。

15分ほど走ると、チェンマイ動物園に到着。この動物園は広大な敷地に300種類以上の動物を自然な形で飼育、水族館も併設している有名動物園。パンダ様もコアラちゃんもいるとのこと。ま、ここは割愛して、入口付近にたむろしている観光ソンテウにコンタクト。往復THB400で人数がまとまると出発するようですが、あまり観光客の姿をみかけないので待っていたら日が暮れる、一人ならTHB800(約3000円)、看板を掲げており値段交渉の世界ではないようなので言い値でチャーターしました。

途中はひどい道で乗り物酔いするといくつかのブログに書いてある記事もあったようですが、それは杞憂で普通の山道。30分以上かけて山道をぐんぐん上り、おまちかねドイプイ村に到着。

少数民族、メオ族の暮らすドイプイ村訪問

山道から左にそれる脇道にはいって暫し、小屋掛けの売店がならび、何台かのソンテウが待機しているちょっとにぎやかなエリアに到着、そこがドイプイ村入り口。ゲートの上には国王夫妻の御真影らしいものが掲げてあり少数民族なりの気配りでしょうか、あるいは前のブミポン国王が少数民族を熱心に支援されたとのことなので、ブミポン国王のお写真かもしれません。

入っていくと土産物屋街を経てマンション街、そこをぬけるとのどかな畑が縦にひろがる懐かしい風景。(段々畑)

村の入り口、両側に土産店が並ぶ
奥に進むと生活の場

山に向かって畑が続く。
住居でなく倉庫でしょう。

さてと、ショッピングセンター。この模様、民族ごとに違うそうで、その違いはわからないけど、どれを見ても惚れ惚れする美しさ。



荷物がふえるけど誘惑に勝てず思わず購入。値切るのは遠慮して買う時、売り子のお姉さん、もとお姉さん、奥の方で刺繍をしていたお婆さんに臨時のモデルになってもらいました。
買ったもの: スカーフTHB100(約400円) 刺繍のスカーフTHB200(800円) 巻きスカートTHB150(600円) 刺繍入り財布THB10(40円)
 (自分用ではありません、娘へのお土産です。念のため。)




女性たちは刺繍や土産物で生計をたてている、男たちは山仕事?それともソンテウの運転手? (だから、市街地のソンテウはここまで来られない、ここの観光ソンテウは街に行けない、と邪推。)

なお、ここに暮らすモン族とは中国でミャオ族(苗族)と蔑称で呼ばれ、山岳地帯で暮らしていたのが、中国政府からの迫害をうけてゴールデントライアングル周辺の山岳地帯にに移住したということのようです。

途中、プーペンパレス(プーペン離宮)

途中、プーペンパレスの前を通ったので、ソンテウの運転手さんにちょっと待ってもらって10分程度の駆け足見物、流石にきれいに手入れされている。入場料THB50(200円)



ドイステープ寺院はさすがの美しさ、眺めも絶景

山の頂上に行けば見晴らしが良さそうだけど、結構時間がかかりそうだったので断念。次の目的地は、ドイステープ寺院。

両側にナーガ(インド神話起源の蛇神。釈迦が悟りを開く時に守護したとされる)を配した階段、全部で306段(説明書によっては348段)、日本の山寺などから比べたら大したことないでしょうけど結構暑かったので横着して50バーツ奮発、横にあるケーブルカーを利用。








正式には、「ワット・プラタード・ドイ・ステープ」と言うそうで、エメラルドグリーンのブッダが鎮座、至る所黄金色。 見とれながら石畳を歩いていったら何か注意される、一方通行だったかと思って引き返すが、また注意される。3人目のお姉さんが指差すの見ると、靴がたくさん転がっている。すみません、と靴を脱いで改めて見学させてもらう。寺は高いところにあり、山緑に囲まれたチェンマイの街並みが広がっていて絶景でした。

(横着して詳しくは書きません、タイ観光庁のサイトを貼っておきます。)

チェンマイ市内を徘徊

気づけばもう昼、もと来た道を帰ります。動物園前に付く前、チップはずむからもう少しサービスして町まで送ってくれないかと言ったら、別のソンテウを斡旋 THB50(200円)、縄張りのような決まりがあるのでしょう。(ソンテウは、運行地域により色が異なるそうです。)

市街地西側のスアンドーク門付近で下車、降りたところで鶏がたくさんぶらさがっているレストラン、どうせならと地球の歩き方で紹介のSPチキンに入る。看板メニューのガイヤーン(鶏の焼いたやつ)とソムタム(青パパイヤ入のサラダ)THB145を食べました。

そのあとは、ワット・プラシンとか、いくつかの寺院周辺、チェンマイ門市場などをウロウロ、ターペー門(市街の東側)に来ました。なにか、きれいに飾り付けしていて、背中ににMATH PROGRAMと書かれた赤シャツ軍団が集まっていました。数学のお勉強が人気あるとは思えないのでプログラムのお勉強かな。写真向けたらピースマークするなどフレンドリー。政治が安定していれば、そのうち日本を追い越すかも。

君らの将来は明るいよ。ターペー門にて。

散歩の途中で雑感

路傍の寺? そして、お墓のないこと

路傍の寺なんて言っては失礼ですね。宿のそばにあった寺です。タイでは有名観光名所以外に随所にこんな寺があります。しかも一部の廃寺を除いてピッカピッカ。

でも、日本に来た観光客は、随所に神社がある、なんて信心深いんだと感じるかもしれませんね。地域の人が普段から守っているかどうかは、彼らにはわかりませんし。

お寺といえば、おやっと思ったのはお墓がないこと。気づいてそのめで見てみても、お墓ってみあたりません。(軍の共同墓地や一部の中国人などのものを除いて)調べてみたら葬儀屋さんのサイトで説明がありました。別なサイトでは「寺院の通路の壁や納骨堂の壁、仏塔などの一部を繰り抜き、そこに遺骨や遺品を安置して蓋をします。蓋をしたあとはモルタルで塗り固めますが、必ずしも永遠に安置するわけではなく、数年後に取り出して散骨することが多いようです。そのため、塗り固めた壁には故人の写真や名前が貼られています。」とのこと。考えてみたら、タイは上座部仏教で中国経由の大乗仏教とはことなりますものね。

ワロロット市場はじめ市場が軒並み

ターペー門を出て東に向かうと、カートルアン、モーン族市場、チェンマイナイトバザールなど市場がたくさん、乱立と言っても良い。地域全体が市場と言ってもよいでしょう。ナイトバザールのフードコートで夕食をとることにしました。のどが渇いていたのでまず椰子の実を購入、上の方を割ってストローとスプーンを渡されました。椰子果汁は乾いた喉に最高。スプーンで掻き取って食べたココナツも絶品、これでTHB50(200円)。

 

お花屋さんもあれば、タイでは定番になったお寿司屋さんもある。

もちろん、サソリやコウロギもああります。

元気回復、少しうろついたあと、適当な席に荷をおろし、カオソイを食べました。THB55。

以上、ぼーっと見ているだけのよそ見旅なので、名所旧跡の写真や説明は別の観光案内など見てください。

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

 

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)



2023/01/04

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022年11月3日)

チェンマイに行き着くまで~一苦労あり

羽田を発ってタイ国 チェンマイに到着するまでのお話です。旅行解禁直後だったせいか、結構トラブルがありました。

早速トラブル発生 これでは乗り継ぎができない。 理不尽な予約変更 

3ヶ月前にフライトを予約

旅行を思い立ったのが8月、フライトの予約は1説によると3ヶ月前が一番お得だとか。早速スカイスキャナーでフライトを検索したところ、格好の便が。

他にも、LLC便がいくつかあり、預け荷物はないし、どのみち機内食は期待していないので、安いに越したことはないと思いましたが、こんな理由で結局、タイ航空にしました。

  • 時間帯があわない。いくらヒマ人でも、接続が中途半端に悪いのや、変な時間に放り出されるのは辛い。
  • コロナで旅行関連業界はどん底、あまり弱小の航空会社では倒産しないまでも本当に飛ぶかわからない。
  • 価格の差はあまりない反面、タイ航空便ではANAのマイレージがつく。
  • コロナ検査で陽性になる可能性があるし、その他途中の行程でトラブルがあり帰国便が遅れても対応可能。{予約した当時は、日本の再入国チェックは厳しかった)

検索したサイトの中で一番条件の良かったのがTrip Com社、調べた限りでは信頼できそうだったので、ここで予約(8月24日)。取った便は、次の通り。

(往路)11月3日(木)  

10:20 羽田発 タイ国際航空TG661便  5:25バンコクスワンナプーム国際空港着 (バンコクで乗り継ぎ、スルーバッケージ) 5:25バンコクスワンナプーム国際空港発 タイ国際航空TG2102便8:45チェンマイ国際空港着

(復路)11月14日(月)

14:55 スワンナプーム国際空港発 タイ国際く航空TG660便 22:30羽田着

お値段は、

行き:54,030円(運賃30570 税燃油23460)キャンセル:税20710のみ返却 変更手数料2000+代理店2750円 

帰り:40660円(運賃25960、税燃14700)キャンセル:税12130のみ返却 変更手数料無料+代理店2610円 

海外旅行者が少ないからもっと安いのではと期待していましたが、そりゃあちらさんもフライトを減らすなど対策をとる。思ったより高い便しかありませんでしたが、時間帯も便利、まずは満足。

予約した便がキャンセルになった、かわりのオファーは理不尽便

ところが、9月に入ってすぐ、発券したTrip Com社から、「ご予約の便に変更があります 」と題して3通のメールが。不安に駆られながら開くと、

  お客様へ TrainPalをご利用いただきありがとうございます。 航空会社により、ご予約便が変更されました。 変更内容は以下の通りです。  

変更後の便 
東京-バンコク タイ国際航空 · TG683 | エコノミー |
10:35 2022年11月3日 羽田空港 T3</div>
15:40 2022年11月3日 スワンナプーム国際空港
便の変更により、乗継時間に影響が出る恐れがあります。乗り継ぎに十分な時間が取れるよう、スケジュールをご確認の上、ご調整ください。
バンコク - チェンマイ タイ国際航空 · TG2102 | エコノミー | エアバス A320
07:20 2022年11月3日 スワンナプーム国際空港
08:35 2022年11月3日 チェンマイ国際空港

バンコク - 東京 タイ国際航空 · TG682 | エコノミー | 
23:15 2022年11月14日 スワンナプーム国際空港
06:55 2022年11月15日 羽田空港 T3

(以上、一部省略)
そりゃ、こういう時期だからフライトのキャンセルや変更は仕方ないでしょう。と思って、よくよく見ると、あれ、これでは3日の乗継便に乗れるわけない。
スルーで予約しているのに、こりゃないわ。
もちろん、早速メールで抗議と言うか、相手は強い航空会社様だからご機嫌そこねないようお願い。

幸いなことに、Trip.comの窓口は日本語対応、すぐ返信がありましたが、

上記ご予約の航空券につきまして、ただ今下記便への無料変更可否を確認中でございます。
11月3日 (木)TG683便 羽田10:35発 バンコク15:40着
TG2120便 バンコク19:25発 チェンマイ20:40着 
航空会社へ確認の上、日本時間本日8時前後までに結果をメールにてお知らせ出来る見込みとなっております。運賃差額・税金のお支払いが発生する場合はお支払いメールをお送りいたしますので、届きましたら内容をご確認の上、ご承諾をいただける場合は有効期限(メール到着より30分内)のお支払いをいただきます様お願いいたします。

なんと連絡してやるから30分以内に確認し差額を送金しないとだめだぞ、とのお達し。航空会社様は強い。でその連絡メールがなかなか来ない、こっちは折しも北海道旅行中なのに、昼夜メールチェック。業を煮やして再度連絡をとり、最終的にはバンコク19:25発 チェンマイ20:40着の便、追加支払いなし(当たり前と言いたい)で決着がつきました。

今回は代理店のTripComとのやりとりが日本語で、また、迅速、親切に対応してくれたので助かりましたが、それでも週末をはさんで最終確定まで4日かかりました。いやはや冷や汗でした。 (長々愚痴ってごめんなさい。誰かに言わずに気がすまなかったので。)

無事羽田を出発、バンコクスワンナプーム空港到着

結局、10:35羽田発のTG683便で出発、バンコックスワンナプーム国際空港に到着、2020年2月にネパールに行って以来久しぶりの海外。昔よく使われていたドンムアン空港は大きいので驚いた記憶がありますが、それにも増してハブ空港の名にし負う立派な空港です。イミグレには70歳以上優遇のプレミアムレーンがあって、急ぐわけでもないけど有り難い、有り難い。

到着が予定より15分早い上、乗り継ぎ時間が4時間タップリあったので、空港内探索、バーツへの両替、遅くなりそうだったので地下にある店で早めの夕食。THB140(約600円弱)

乗継便が

頃合いを見て、出発ロビーに。乗継便は、待てど暮せど来ない、見ても機体の影も形もない。当初の経緯もあり、ちょっと心配したのですが、どうも到着便が遅れて機体ぐりがつかない模様。結局1時間以上遅れて、チェンマイ国際空港着、もう、高いの安いの行っておられないから迷わず大枚150バーツ(約600円)はたいてタクシーにすべりこみ、ちなみにタクシーは、空港のカウンターで手続きをし、市内は定額、実際の支払いは降車時。10時過ぎにゲストハウスに着きました。宿にはフライト変更後の連絡を入れ忘れており、ご迷惑をおかけしました。下手すると入り口が閉まっていたかもしれないのに、老婦人がソファーに寝そべって待っていてくれました。ありがとう&ごめんなさい。

宿泊場所: Baitong Homestay  53/2 Rat Chiang Saen Soi 2 Tambon Haiya Amper Muang, Haiya, 50100   朝食付き2泊 THB927(約3700円)  路地裏ですがお庭があって素敵な宿です。 

明日は、チェンマイ郊外の山岳民族を訪ねます。(持ち物、両替のレートなどについては、別途またレポート予定。)

読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。

 

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)


2023/01/01

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(2022年11月)

一人旅を思い立った経緯

現役サラリーマン時代、ホンコン、シンガポールに住んだことがあり、前からアジアが好きでバンコクを含めところどころ訪問していましたが、発端は、3年前、201911月のカンボジア、ラオス旅行。

プーシーの丘からは街全体が眺めわたせます。
旅行会社的にいえば「東南アジア最後の桃源郷」、何年か前には、アメリカ・イギリスの雑誌で【行ってみたい国№1】になったとか。

ということで、大学時代の友人1名を誘い、「H.I.S.海外旅行 憧れの2カ国周遊!世界遺産を制覇!アンコール遺跡群&世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン6日間」というパッケージツアーに参加しました。

ルアンプラバンには3日目の夕刻入り、5日目の昼まで、ワット・シェントーン、王室博物館、ワット・マイ、プーシーの丘、伝統工芸センター、タラート・ポーシ-(市場)、托鉢見学、クワンシ-の滝、モン族の村、ナイトマーケット、メコン川クルーズでパークウー洞窟 と盛りだくさんのメニューを満喫しました。

 


憧れのメコン川は、期待に反して濁っていたけど、これは日本の急流=清流を基準にかんがえていた自分のあさはかさ。川沿いののんびりした風景、殆どの名所旧跡は徒歩で回れるくらいのこじんまりした瀟洒な街、人々も穏やかで市場に行っても客引きをしない、値段もふっかけない(多分)、郊外の村に行ったときなど、子供の可愛さに胸キュン。

モン族の子たち。「幼児を出汁にして商売あざとい」なんていわないでやってください。

ガイドのCHAさんがこれまた素敵なお嬢さん。モン族だそうでラオスを出たことないのに日本人と区別がつかない流暢な日本語、それも若者言葉まで使いこなす、ネットで学ぶんだそうです。

ということで、ラオス愛たかまり、今回他の都市はいけなかったけど絶対また来るぞ。

と、これは、悪いはやり病がまだ出ていない3年前。

東北タイ地方は旅行記や、文化人類学方面の入門書などで昔から憧れていました。ゴールデントライアングルという怪しげな響き、それから日本人のルーツではないそうですが、そう思われるほど親しみをもたせる諸々の少数民族。あ、それから美人の産地という噂。一度は行ってみたいと思いながらも、昔は多少忙しかったのと遠いのとで長いこと先送りにしていました。 

バンコクは、業務出張のほか家族旅行でも2回行ったことがある、観光名所はもういいや。当時から十数年以上たった現代の姿もちょっと見たいな。それに何と言ってもタイ料理は美味しい。

今回、コロナ自粛のつれづれにネット検索していたら、メコン川スローボートという文字が目に入りました。それから夜行寝台あるんじゃないかと調べたら、あるある。それどころかラオスでも2021年12月にラオス・中国鉄道ができている。さあ大変、タイ、ラオスの入国制限が解除されたのを確認するや、プランづくりを始めました。どうせなら乾季、日本があまり寒くなると荷物が増えて機内持ち込みに収まらなくなるので、11月にターゲットを絞って、手配しました。そうこうしている間に日本の再入国制限も解除となり、めでたくもGo Go となった次第。

 以上、わたくしごとを書き連ねてすみません、こんな事情で、行く前からワクワクドキドキ、コロナだからとか歳だからなんて言っておられない。いくぞ。


読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますようお祈りいたします。

 

タイ北部・ラオスのメコン川下り・寝台列車の一人旅シリーズ全体の目次

① その1 行程などあらまし(2022113日~15日)

② そもそもの発端 ~ ラオスに魅せられて(202211月)

③ 羽田からチェンマイのゲストハウスまで(2022113日)

④ チェンマイ郊外 ~メオ族ドイプイ村など(2022114日)

⑤ お役立ちグッズ、お世話になったモノたち(202211月)

⑥ チェンライに移動、サタデーマーケット最高。(2022115日)

⑦ タイ・ラオス・ミャンマー国境付近(2022116日)

⑧ 国境川沿いの街、チェンコーンにて (2022117日)

⑨ 陸路国境越え、スローボート乗船、何もない田舎漁村へ(2022118日)

⑩ ルアンプラバン再訪 (2022119-10日)

⑪ ラオス、バンビエーンまで悪路バス移動(20221110日)

⑫ バンビエーン郊外散策後ラオス中国鉄道でビエンチャン入り(20221111日)

⑬ 掴みどころない首都ビエンチャン街歩き後国際バスでタイへ(20221112日)

⑭ 快適なタイ国鉄夜行寝台でバンコック入り(20221113日)

⑮ 雑記帳  WIFI 言葉 移動手段 お金 その他(202211月)

⑯ バンコックから帰国便搭乗(20221114日)