2月17日金曜日、ベトナム有数のリゾートの地位を得てきたフーコック島にやって参りました。
フーコック島は、例えば近畿日本ツーリストさんのサイトによると、
フーコック島はベトナムの南西、タイランド湾のカンボジア国境近くに位置する島です。ホーチミンから飛行機で約1時間。イカ漁など漁業が盛んで、ベトナムを代表する調味料ヌクマムの産地としても有名です。少し前まで素朴な港町だったフーコックですが、近年リゾート地として開発が進み、外国人も多く訪れるようになりました。平均気温は28度前後で年間を通して過ごしやすい気候です。滞在中はビーチを散策したり、地元で獲れた新鮮なシーフードを楽しむことができます。
無事到着するもホテルチェックインが無事じゃない
ダラットからホーチミンを経て19:20着の飛行機でフーコック国際空港に到着。空港からはタクシーでホテル入り。ホテルは、Stellar Hotel 2泊朝食付き7409円の安ホテルながら市内好立地のせいか予約段階から前払い、キャンセル一切なしの強気の営業。
チェックインしてシャワーでも浴びて夕食食べに繰り出すかと目論んでいたのですが、はなから部屋がありません、とのお言葉。前金取っておいてと、腹が立ちましたが、結局30分待てとのことで決着が付き、そのまま海鮮料理を食べにでかけました。(街の様子は次回「ベトナム南部一人旅⑫」ご参照)
島内ツアーに参加
18日土曜日、ビュッフェ形式の朝食、なかなか内容が良く昨晩の恨みは氷解。今日の予定はローカルツアー、「ランド ツアー : 北を発見 - カヤック & ヒトデ ビーチ フーコック (ランチは含まれません) JOHNS TOURS PHU QUOC 社 3445円」というやつで、南の方のビーチや捕虜収容所、ニョクマム工場を含まない代わりに、北部の比較的静かなエリアを歴訪するものです。
8:15にミニバスが迎えに来、あちらこちらのホテルで客を拾い、12人の満員となりました。客層はアイスランドから来たペア、スカンジナビア3カ国の女性グループ、フランス人グループ、ベトナム人夫妻、そして極東の紳士1名。ベトナム人夫妻はハノイから来られていて、途中日本語で声をかけられました。なのでも、ご主人は昔仕事で1年ほど神戸に来ておられたとかで、なぜか沖縄旅行を懐かしんでいました。何か通じるものがあるのかな。
まずはカヤック体験
真珠の養殖・販売店、養蜂場等に寄ったあと、カヤック体験がありました。嫌なら別の船で見学することもできましたが、ほとんど全員がカヤックを選択したので、ここは枯れても大和男児、老骨にムチうって漕ぎ出しました。観光のためのほんのお触り酒可と思いきや結構長距離、奮闘にもかかわらず、どうも遅れを取る、一番ビリになるのは辛いので大変でした。
ヒトデ海岸
島の北部、赤土の小路をぬけたアクセスの悪いところにヒトデビーチ(Starfish beach - Rach Vem)があります。
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これ、旅行会社のチラシ |
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これ現実の姿 |
観光写真のようにはいきませんが、大きなヒトデがころがっていて、結構幻想的。ヒトデを手に持っている人もいましたが文句をいったり噛みついたりはしません。
筏の上にしつらえた水上ハウスの中で昼食をとりました。(正直、美食の国、ベトナムにしてはあまりおいしくなかった。)
この場所からはカンボジアが望めます。
ヒトデは本来、漁業の敵なのでしょうけれど、ちょっとした観光資源として漁民を潤しているようです。
帰り道で、ジャングルウォーク、次いで胡椒園を訪問
帰り道、ジャングルウォークの真似事。ひとりひとり間をとって歩くのですが、何種類化の鳥の声が聞こえ、地面には何処から落ちてきたのかわからない綺麗な花びらがおちていたりして、気持ちのよい散歩でした。
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遊歩道が整備されています。 |
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多分蟻塚 |
胡椒園
収穫された胡椒の実は分別して天日干しされるのですが、色の赤いものが高級品だそうです。それならと口に含んだら、まずはまろやか、う、その後じんじん痺れてきました。
フーコック犬に面会?
フーコック島の名物に、フーコック犬(Phu Quoc Ridgeback Dog)があります。フーコック犬は、ベトナムニュースサイトVEETJOさんから引用すると、
フーコック島のズオントー村スオイマイ集落には、珍しい犬の曲芸やドッグレースが行われる犬の飼育施設(タインガー・フーコック犬保存有限会社)がある。飼育されているフーコック犬は背中に一筋のカールした逆毛があり、厚い胸、スリムな体、短毛、立ち耳、緩やかな曲線を描く尻尾、そして足にアヒルのような水かきがあるのが特徴だ。
とのこと。
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あなたもしや、フーコック犬では |
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(無料写真Pizxabayより) |
胡椒農園にいた犬にはたてがみがあるのでもしやと思い、接近観察。あまりフレンドリーではなく肉球をみせてくれるどころか写真撮影しても唸り声で威嚇されました。
ツアーは夕方に解散、近所の海岸を散策して、一旦部屋に戻り、夕食を食べに繰り出しました。ホテルの窓から見た海も綺麗でした。
街歩きの様子は次回⑫にてお伝えします。
読んでくださりありがとうございました。普段から健康に気を配られて、機会をみつけ元気に旅行に出られますように。